こんばんわ。
天然ガスは、今週は価格を押し上げる結果となっている。ただしレンジは広く、5.7-6.5付近となっている。一晩で、500pips以上動いており,頭のおかしいというか,ついて行気ない状況である。僕は,6.4付近からショートをはじめ,5.5を目標としていたので,寝る前は500pips,起きたら100pipsというのを毎日見てきた。
利益確定の玉を立てればいいのだが,まぁ,それはそれで。
この動きの要因は,無論寒波な訳なのだが,加えてフリーポートの輸出設備の問題も大きい。こちらがなかなか稼働せず,米国内のガスが余ることが予測されてしまい,上値を抑えている。 だから,こんなレンジになっていると思われる。
さて,データはどうであったろうか。
・TheDeskが天然ガスアナリストに行った調査によると,週次での可動性天然ガス在庫の純増減の予想は,純注入量が50Bcfから72Bcfの範囲で,中央値は63Bcfであった。11月11日に終わる週の貯蔵所への純注入量は64Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純引出量は5Bcf,昨年の同じ週の純注入量は23Bcfでした。稼働中の天然ガス在庫は3,644Bcfで,5年平均より7Bcf(1%未満)少なく,昨年の同時期より4Bcf(1%未満)多い。
・ベーカーヒューズ社によると,11月8日(火)に終わる週の天然ガスリグ数は,イーグルフォード,ヘインズビル,ユーティカで各1基増加したものの,マーセラスで2基,特定地域以外で1基減少し,155基と横ばいとなりました。
・PointLogicのデータによると,米国のLNG輸出基地への天然ガス搬入量は全体で前週比0.5Bcf/d増加し,今週は平均12.0Bcf/dであった。南ルイジアナ州のLNG輸出基地への天然ガス供給は0.5Bcf/d増加して8.4Bcf/dとなり,その他のLNG輸出基地への天然ガス供給は合わせて平均3.6Bcf/dであった。
・BloombergFinance,L.P.の出荷データによると,11月10日から11月16日までに,LNG船22隻,合計82BcfのLNG輸送能力が米国から出荷された。
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