誰とも話さない危険・・・ | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

先日お会いした趣味の仲間。

夫がとても慕っていて

私達に良くしてくださった方。

友人でもあるけど夫よりもずっと年上で

かなりの年配なので

人生の先輩と言える。

食事をしながら私の近況を話した。

年末年始は長く実家で過ごした。
帰宅してからはまた元の生活に戻って
ほとんど家で過ごして
誰とも話さない日の方が多い。
外食はしない。
実家に帰っても外食は今コロナで出来ない。
こんなだけども不思議と
こういう暮らしは寂しくないんですよ。

ざっとこんな感じ。

私が寂しくないと言ったのは

寂しいのは当たり前で

それを宣言しなくても分かるだろうし

こんな寂しさは

伴侶を亡くした人しか想像できないだろうし

同情されたらいやだなと思ってしまうから。


なのに

「そんな寂しい事になったのか・・・」

と言われてしまった。

「何日も誰とも話さない」というのが

とても孤独に思われるんだろうな。

私たち夫婦をよくご存知なので

今の私の状態を知り

それは寂しく思われたのでしょう。


でもその後、

「人と話さないと筋力が弱くなるそうで

誤嚥性肺炎とか、そんな心配もねぇ」

なんて言われてしまった。

そういう心配もあるのか。

誰とも話さないことが原因で肺炎になる。

 

それは避けたいな。

それに・・・問診票に書きたくない。

やっぱり、何かアルバイトでもしようか。

趣味の会やイベントに顔を出すのは

精神的にまだつらい。

そこに行くと不特定多数の人が

夫の事を聞いてくるはず。

何人も、そして何度も、

友人とは言えない知人相手に

夫の説明をするのは無理だ。


母と電話で話すのも良いけど

やはり面と向かって話すのとは違う。

今、本当に誰かと会話をしなくても

ああ寂しい一日だった、とはならないのよね。

夫がいる時は、

この事を早く夫に話したいっ!て

そんなだったのにな。

 

夫も私に話すこといっぱい抱えて家に帰ってきた。


歳も違うし、地元も学校も仕事も違うのに

夫との会話はなんであんなに楽しかったんだろう。

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