えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

新型シビック(FL1)

2021-09-24 | 車関連
新型シビック、一斉にと言う雰囲気ではないが、主力販売店には配備されているようです。
先日、幹線道路を走っていて目に留まり、乗ってみたいと思っておりましたので近くの販売店に寄ってみたのです。

佇む新型シビック(FL1と言うらしい)は、やはり画像で見るよりも少し華奢に感じる。
これはきっと、あのシビックの爽快な軽さを知っているからこその先入観もあるのでしょう。
キャリーオーバーしたエンジンは少しばかりの改良を加え、よりジェントルになったという。
BOSEのサウンドシステムを選べるようで、試乗車には装着されていましたが、その音質はBOSEであってBOSEでないでしょう。
輸入車の、サラウンドシステム(まぁ6万円位)程度のオプションを知っている方ならば、物足りないものですが、BOSEといった感覚で聞かなければ当然にFK7などとは比べ物にならないでしょう。
走り出し、FK7よりもトルクの厚さを感じます。
それはエンジン音によるところもあるのではないかと思う程、頼りなさげな音は消えた。
そのまま爽やかな加速が続くのも当然に似ているもので、幹線道路で前が開いたとしても全開とする気にはならない。
18インチを履いていながらに柔らかい当たりは、良く出来ているとも言えるのですが、何か頼りなさを感じるのは、きっと剛性なのだと思うのです。
思い切りタックインさせたって、まるで困らない様な剛性を持っていることは知っているのですが、ガチリとした固さを持たない独特の雰囲気がある。

テールにかけてのサイドラインなど、とても良く出来ていると感じました。
実際に、少しFK7のデザインに飽きていたり、子供っぽさを感じていたならば魅力的に映るかもしれません。
ドアの開け閉めをしてみましたが、確かにFK7とは違う音になりました。
とはいえ、ドアノブがドアに戻る際の音は、やはり作りこんでいるドアではない事を表しています。
ここは、BMWの1や3よりも良い音(剛性感のある)を持つMINIに乗っていると、正直なところ、どれだけコストのかけ方が違うのだろうかと思う程です。
リアデザインに比べ、フロントデザインが少し高く感じます。
一番残念に思ったのは、グリルが安っぽく感じること。
素材も造形もそうですし、中に見えるラジエターまでの距離感も、何かスカスカなエンジンルームを想像させる。
来年にはハイブリッドも発売されるそうなので、私的には重量増となることによるしっとりとした走りの方が好ましいのではと思ったり。
爽やかな加速が身上の1.5ターボ、乗用車然としっとり乗るならばのHVでしょうか。
私は1.5Lを使う限り、シビックに戻ることはないと感じました。
HVを積むことになれば、インサイトと競合してしまうのは必至でしょう。
棲み分けが上手く出来ていないホンダ、トヨタの牙城を崩すに、作りたいものではなく徹底的な戦略モデルとしてほしいところです。

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