合谷(ごうこく)

今日のツボは、合谷(ごうこく)です。

こちらも有名すぎる万能なツボですね。

 

場所は、手の甲、第二中手骨中点の橈側。

親指と人差し指の間の付け根から、少し人差し指よりに位置します。

片方の手で押すと、ズーンと響くところです。

 

 

合谷は、頭痛、鼻血、鼻水を抑えるツボとして有名ですが、その他の効能として、歯痛、脳血管障害、視力低下、咽頭痛、歯熱痛、橈骨神経麻痺(下垂手)などの治療にも使われる万能型のツボです。

 

ここに鍼を刺すことで、体内の熱を冷まし、体表の邪気を取り除きます。

気の巡りが改善することで、痛みを鎮め、免疫力がアップします。

臨床では、主に頸より上の症状にも使うツボで、耳の聞こえを良くしたり、視力を回復させたい時などにも有効です。

自分自身でお灸をしやすい場所でもあるので、お灸デビューする時は、合谷から始めるのがおすすめですね。