シリア語詩編153編をよむ
――人々がキュロスから帰国の許可を得たとき。
主よ、わたしはあなたに向かって
わたしはあなたの聖なる住まいに向けて手をのばしました𝅝 わたしに耳をかたむけてください。
わたしの願いを聞きいれてください𝅝 わたしのいのりはとだえません。
わたしのタマシイを壊さず、むしろ築きあげてください𝅝 どうか悪しき者の前にすておかないでください。
よこしまに報いる者が、マコトのさばきをもってわたしから遠ざけられますように。
主よ、わたしの罪にしたがってわたしをさばかないでください。あなたのみ前に罪なき人はいないからです。
主よ、あなたの律法をわたしに示し、あなたのさばきをわたしに教えてください𝅝
そうすれば、多くの者があなたのわざを聞き、国民たちはあなたのほまれをたたえるでしょう。
わたしを覚え、わすれないでください𝅝 たえられないことに導かないでください。
わかいころに犯した罪がわたしから消え、わたしへの
主よ、悪いツァラアト(病)からわたしを清め、もうわたしのもとに来させないようにしてください。
わたしの中のツァラアト(病)の根をからしてください。その葉が芽をださないようにしてください。
大いなる主よ、わたしの願いはあなたによって果たされます。
どんな人に「あなたはわたしにあたえてくれます」といえるのでしょうか。人間の力は、わたしにとって何の助けになりましょうか。
主よ、以前からあなたは、わたしの力です。わたしは主に向かってさけび、主はわたしの声を聞いて、わたしの心のさけ目をいやされました。
わたしはまどろんでねむり、夢をみました𝅝 そこでわたしは助けられ、主がわたしを支えてくださいました。
人々はわたしの心をいためました𝅝 しかし、主がわたしを救ってくださいましたので、わたしは感謝をもってそのお礼をささげます。
わたしは今、かれらのはじを喜びます。あなたに希望を持ち、わたしははじることがありません。
ほまれはとこしえにあなたのものです。