こんにちは。
ブログの更新の間が空いてしまいました
ご無沙汰しております、一路順風です。
映画『痛くない死に方』、観てきました。
先に原作本を読んでいましたが、
とても良い映画でした。
在宅医になったお医者さんがひとりの患者さんとそのご家族に出会うことで、
患者さんにとって「痛くない死に方」を目指すお話。
介護・看護する側、あるいはされる側になったら。
その時にはこんな在宅医の先生にお願いしたい、そう思いました。
常識だと思っていることが、
最期を迎えようとしている人にとって必ずしも良いことばかりではないということ。
「知らなかったから」という理由で、苦しく辛い最期を迎えてしまうことになったとしたら、悔やんでも悔やみきれない(送る方としても送られる方としても)
「平穏死」という、生き物として尊重されるべきことが叶えにくくなっているのは、
「終末期医療への無関心」なのではないかということ
医療と身体のことを知った上で、
「どういう最期を迎えたいのか」を、
選べるようにしておかねばと思いました。
そしてこのお話から感じたのは、人と出会うことの大切さ。
患者さんとの出会い
そのご家族との出会い
先輩在宅医との出会い
同僚との出会い
出会いがあって気づきがあり、変わっていく主人公の先生の姿が印象的でした。
自分の望む最期の形を手に入れるためにはどうすればいいか。
それにはやはり正しい情報と知識が大切なんだなと。
原作の本と映画、どちらもお勧めです
お話の中で出てくる「リビング・ウィル」も、
言葉だけ、雰囲気だけで理解するのではなく、きちんと向き合って考えるべきだと感じました。
えーと、リビング・ウィルについては次の機会に詳しく書こうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました