俺だけが変わらない世界

真面目な話

どうも、ジスさんです。


某カフェの隣の席でスマホとIpadの2台を駆使し原神をプレイしているおっさんの横でキーボードをカチャカチャやってる男、どうも、ジスさんです。

向かいの席のOLのパンチラが拝めそうで拝めず内心ブログどころではない男、どうも、ジスさんです。



先日マザコンの僕がママと電話していた際、小学校と中学校の頃そこそこ仲の良かった真鍋という友だちが結婚したという話を聞いた。

真鍋といえば小学校時代一緒にエロ本屋を営んだ戦友だ。

当時、市の市民館みたいなとこに廃品回収場があったのだが、そこに学校帰りに必ず二人で寄り、エロ本を大量に仕入れ、それをヤンチャなクラスメートに渡す代わりに給食の牛乳を受け取ったり、飯を奢ってもらったり、宿題を代わりにやらせたり、ゲーセンのメダルもらったり、ヤンチャボーイの彼女のパンツの色を聞いたり、彼女のセックスエピソードを聞いたり、その他さまざまなサービスを受けていた。


実店舗をもたないエロ本販売所と言っても過言ではない。

廃品回収場にはさまざまなタイプのエロ本があったためクラスのヤンチャボーイたちのニーズにあった商品を提供できた。それぞれの顧客の性的趣向に合わせた商品を提供し常にクラスメートたちを満足いただけるエロ本販売所として俺と真鍋は日々切磋琢磨した。

エロ本だけじゃ満足できないからAVを用意してほしいという横着な顧客にも、俺と真鍋は真摯に対応し中学校2年の頃にはエロ本、エロ漫画、AVを取り扱う大型店舗と化した。

いつしか俺と真鍋のアダルトショップの噂はクラスだけでなく、学年全体に広がり、そして先輩にも広がった。

ヤンキーの先輩が俺たちのエロ本を欲しがり群がる。

休み時間中に電撃シリーズのラノベを一心不乱に読み、家に帰ったらアニメやエロゲばっかやってた俺みたいな小物はクラスのいじめられっ子になっていてもおかしくはなかったが、このアダルトショップのおかげでかなりカースト制度は上だったと思っている。

インターネットや携帯電話があまり発展していなかった当時はなかなかにこのビジネスは繁盛したものだ。


まぁ結局その噂が先生の耳にも入り、バチクソ怒られた後に俺と真鍋のアダルトショップは閉店を余儀なくされるわけだが・・・



そんな小売店を共に営業してきた真鍋が結婚かぁ。

感慨深いものがある。


小中学校時代共に過ごしてきた盟友が結婚という新たなステージへ進んでいく報告を聞くと、本当に人間は日々の生活の中で成長し、変わっていくんだなと思う。

あんなに当時一緒にバカやってた友人が、赤の他人と余生を共に過ごすことを誓い、いずれは子どもが生まれ親となるのだろう。




そして皆が成長していく中でなぜ俺は一切成長せず、子どものままの精神状態で日々を過ごしているんだろう。

なぜ俺は平日の真昼間からカフェでこうやってパソコンをカチャカチャしているのだろう。


聞けば真鍋は俺の地元のスーパーで一生懸命働いているそうだ。

真鍋は会社員。俺はニート。

いったいどこで変わってしまったのだろうか。





いや、違う。

きっと俺の半径10m以内だけ特殊な結界が張られており、俺だけ歳を取ることができないのだ。

この結界さえなければ俺も今頃会社員として切磋琢磨し、幸せな家庭を築いているに違いない。


憎い。

結界が。


憎い。

世界が。



あぁOLのパンツ見えへんのう。




現場からは以上です。

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