夏が終わったと思ったらいきなり冬になった。

寒っ!!

我が家の可愛いにゃんこ達もいきなり布団の中に入ってくるようになった。

って、いくら何でもまだ早すぎだろ!!ユキ!!

めっちゃ寒がりだな、お前!!

 

最近買ってあげたトンネルがお気に入りのユキ。

 

さて、最近の左衛門佐といえば珍しく精力的にクロダイ釣りに出ている。

夏の暑い間はぐーたらしていたがついに嫁さんに、

 

そんな大して強いウマ娘も出来ないゲームばかりしてたり

ろくにいいねも付かない不人気のブログなんか書いてる暇あったら

釣り行って晩御飯のおかず釣ってきて!!

 

と痛いことを言われてしまったので

まあそれもそうだと重い腰を上げ、

ちょこちょことクロダイ狙いで竿を出していた。

流石は秋の浜名湖。

荒食いの時期だ。

クロダイの活性は高い。

でも・・・釣果にはあまり結びついていない。www

アタリはね、めっちゃあるんだよ。

でも前みたいに向こうアワセで掛かるようなアタリは滅多に無い。

アワセ時に迷うような微妙なアタリばっかり。

そのせいか魚は掛かるんだけどバラシが多すぎて上手く魚が獲れない。

ここか!?

というタイミングでアワセると掛かるんだけど

かなりの高確率でバレる。

なんで!!

最近でいうと13枚掛けて5枚とか、

8枚掛けて3枚とか。www

キャッチ率50%切ってるんですけど!!泣

まあ左衛門佐の場合1~2時間しか竿出さないから

もっと粘れば釣れるんだろうけど、

そんなんじゃなくてなんか上手く嚙み合ってないな~って感じ。

上手く噛み合うときは短時間でもいっぱい釣れるもの。

それに比べて師匠は相変わらず

クッソボコボコのフルボッコに良型クロダイ釣ってきてるみたい。

やっぱり左衛門佐の腕は師匠にはまだ遠く及ばない。

悔しいけど。

あ、それでも先週久しぶりに50cmUP釣った。

今年はこれが4枚目の50cmUPのクロダイ。

 

久しぶりに出た50cmUPのクロダイ。

 

嫁さんに、

 

クロダイはもういいからヒラメ釣ってきて。

 

と言われたので残りの2か月は超久しぶりにヒラメ狙いで船出す予定。

・・・餌のキスかハゼが釣れればの話だけど・・・。www

ここ近年ずっと続けてきた年間最低100枚はとても達成出来そうにないけど

今からでも本気出して頑張れば年内に50枚ぐらいは釣れるだろうか・・・。

過去に単月で50枚以上のヒラメを釣ったことのある左衛門佐なら不可能ではないはず。

元ヒラメハンターの意地を見せたいところだ。

 

さて、本題の飼育関連だが

先日採集した、イカリムシに寄生されていたクエの当歳魚。

ここ近年、日本近海で漁獲されるハタ類にイカリムシが寄生しているケースが増え、

これがハタ類の市場価値を下げる原因になっているという話を聞いたことがある人もいると思う。

もちろん左衛門佐もその話を知ってはいたのだが

まさかこの浜名湖でそれが寄生したハタの当歳魚を自分が採集するとは思わなかった。

もちろん、イカリムシに寄生されたハタの幼魚を採集したのはこれが初めてである。

 

イカリムシに寄生されていた2021年浜名湖産クエの幼魚。

 

イカリムシはもともと淡水魚によく寄生する虫であり、

左衛門佐もこの寄生虫についてそれほど詳しい知識があるわけではなかったので

いろいろと調べてみた。

この寄生虫、寄生されてすぐに魚に大きな影響を及ぼすわけではないが

かなり厄介な代物のようだ。

放っておくと増える。

あまりに多くの虫に寄生されると衰弱死する。

除去すると傷口から出血したり組織が黒く壊死したり

細菌に感染しやすくなったりと、まあ悪影響だらけ。

しかし、1mを超えるような大型魚なら多少寄生されていようが

屁の突っ張りはいらんですよ!!

な感じだろうがこんな小さな当歳魚が多くの虫に寄生されたらまず助からないだろう。

この幼魚は2匹のイカリムシに寄生されていたので

慎重に外科手術で取り除いた。

根を残すとまた再生するとあったのでかなり慎重に作業は行った。

しかしイカリムシの根はまるでワカメの根っこのように

いくつもの鈎状になっており、

除去するにはかなりの力が必要だった。

カエシのついた釣り針が刺さっているのを強引に引っこ抜く感じだ。

このサイズの小さな魚からしたらかなり大きなダメージだろう。

何で産まれてまだ4カ月程度の幼魚に

こんな大きなイカリムシが2匹もついているのか理解に苦しむ。

寄生虫を除去した後の傷口を見て、

病気に弱いマハタならまず助からないだろうな・・・

と思ったがクエは丈夫で強い魚だ。

持ち直す可能性も50%ぐらいはあるだろうと信じて

しばらくの間、この子を水槽で飼育することにした。

まあそこそこ浜名湖産らしいスマートな魚体に大きめの尾びれ。

浜名湖産のクエの幼魚を数多く見てきた左衛門佐的には

ルックス的には特に魅力的な個体ではないのだが

やはり無事に育つかどうかはとても気になる。

一応、残念ながらこの子が☆になってしまったときのことも考えて

別の日に採集した個体も陸上の大型イケスで飼育(ストック)してある。

この子、水槽の子より魚体はもっとスマートだが

尾びれがさらに巨大でめっちゃ左衛門佐好みだ。

 

かなり細身の魚体に似つかわしくないほど巨大な尾びれを持つ2021年浜名湖産クエの幼魚。

 

水槽に投入して数日経過を観察していたが、

傷口はほぼ塞がりつつあり、

ダメージからかなり回復したように見える。

大食ではないが餌食いも悪くなく、

ちゃんと食べているのでこのままおそらく持ち直すだろう。

この子、水槽に投入されて日が経っていないというにも関わらず

まったく左衛門佐を怖れる様子が無い。

隠れ家のタコツボや塩ビ管に隠れることもなく、

ずっとホバーリングしながらじっと左衛門佐を見ている。

前回30cmオーバーまで育てたクエちゃんが常にタコツボや塩ビ管に

隠れていたのとはまったく対照的だ。

クエの性格は個体差が激しいので飼ってみないとわからないが

こういう人間を怖れない物怖じしない子は非常によく人に懐くので

とてもオススメだ。

飼育のやり方次第では人の手からも餌を食べるようになる。

 

左衛門佐を怖れる様子もなく、ゆったりとホバーリングを繰り返すクエの幼魚。

 

第3水槽のマハタ&アオハタのコンビは特に喧嘩する様子もなく、

仲良くやっているみたい。

ただこのマハタちゃんがめっちゃ大食いで、

投入した餌を投入した傍から片っ端から腹パンになるまで食い漁るので

アオハタちゃんがちゃんと餌にありつけているかが心配。

この第3水槽には他の3倍の小ハゼ投入してるんだけど。

 

餌を求め、塩ビ管から姿を現したアオハタちゃん。

 

早くもメタボになりつつあるマハタちゃん。

 

そして第2水槽に陣取る例のスジアラ。

気温が急下降しているので水温計には常に目をやっている。

現在の水温は22℃。

そろそろヒーター投入か。

 

めっちゃ記事が長くなってしまったが表題の件。

毎日観察を続けているスジアラちゃんだが、

最近ちょっとしたことに気付いた。

・・・ほんとにちょっとしたことなんだけど。

 

スジアラはここ浜名湖ではとても珍しい種なので

毎日のようにその成長度合いを映像で記録している。

まあ、できるなら当然綺麗に撮りたいので

スジアラの特徴である美しい青星が綺麗に写るように

頑張って撮っていたのだが、

日によって綺麗に青く撮れる日と、

そうでない日があることに何でかな~?

という軽い疑問のようなものを抱いていた。

 

ある日、

今日も上手く斑点が青く綺麗に撮れないな~なんて思いながら

一生懸命、光量を調整しながら撮影していた左衛門佐。

ふと目の前を見ると・・・。

さっきまで黒くしか写らなかった斑点が綺麗な青色へと変化していた。

 

・・・・・・え?

 

・・・もしかして・・・。

お前、自分の意志で斑点の色、

青にも黒にも変化させられるのか??

 

そう。

なんと、スジアラは斑点の色を自分の好きなように

青にも黒にも変化させることが出来たのだ。

道理でいくら苦労しても黒にしか写らない日があったわけだ!!

 

斑点ブルーモードな状態。

 

 

斑点ブラックモードな状態。

 

よ~~~く観察するとスジアラの青い斑点は

黒い縁取りで覆われており、

どうやらこの黒い縁取りの太さや濃さを自由に変えられるようなのだ。

これによってスジアラは斑点を青にも黒にも変えられるというワケ。

この芸当は成魚でも可能なのかどうかはわからないが

全長10cmぐらいのこのサイズの幼魚ならきっと皆可能なのだろう。

 

まあ、だから何なの?

と言われたらそれまでなのだが

左衛門佐的には”スジアラの斑点は青い”

という先入観を覆される出来事であったわけ。

やっぱりせめて飼育してる魚のことぐらいは

ある程度観察して知っておかないとね。

 

でも今年はハタの幼魚の数が少ないのかな。

例年に比べるとかなり採集できている数は少ない。

唯一マハタの当歳魚だけは10匹近く採集してるけど

他のハタは明らかに少ないな。

 

昨年ほどウジャウジャではないが今年も安定して顔を見せてくれる2021年浜名湖産マハタの幼魚。

 

採集関連で変わったところといえば・・・。

これ、何の幼魚かわかるかな?↓

 

 

左衛門佐は最初何だかわからなかった。

詳しい人に聞いたら ”コブダイ” の幼魚だって。

全然知らなかった。

やっぱ自分に興味の無い魚のことはダメだな。笑

この子が大きくなったらあんなデコっぱちになるのか。

スゲエな。

 

浜で餌の小ハゼを採集していると、

今年産まれのマゴチの幼魚がよくタモに入るようになってきた。

特に今年もマゴチの産卵状況の調査はしていないけど、

これだけ頻繁に網に入るならそこそこの密度でいるってコト。

今年もマゴチの繁殖状況はそれほど悪くはないようだ。

 

 

2021年産まれ。浜名湖産マゴチの当歳魚。

 

さて・・・。

年内はもうブログ書いてる暇は無いかな。

でも年明けたらせめてクエちゃんの飼育記事だけは完成させて

ここに置いておきたい。

 

海水魚・近海産ハタの飼育 クエを飼ってみよう!!(クエの飼育・クエの飼い方)

の採集編と飼育編の記事がまだ書けてない。

この記事に興味を示すハタマニアの変態はごく僅かだろうが

それでも一人でもハタマニアが増えてくれれば嬉しい。

 

とりあえず今月中に流しの餌、確保しないとな。

採集もスジアラみたいな、見たことないハタの子供が採れるといいな。

あー、今年もあと2か月ちょっとなのかぁ。。。

マジで早いなぁ。。。