リウマチ診断からのその後
2019年そして今年のリウマチ診断
指の強ばりと痛みがあり、リウマチと診断を受けたのは2019年の冬。
そして今年の6月にも同じ様にリウマチの陽性診断を受けた。
抗CCP抗体というリウマチを表す抗体が、基準値より高い。
そしてRF因子(リウトマイド因子)も陽性という結果だった。
それらの血液検査と合わせて、痛みのある関節の数、炎症反応などを点数化して結果を出す。
私の場合は、これ以上の点数だと(10点だったかな)リウマチですよ〜という基準点ギリギリの点数だった。
もう少し痛みのある関節が少なくなれば、点数が下がる。
そうなると陰性だ。
手の熱感と痛みで夜も眠れなかった。
それでも炎症反応は低い。
なので炎症反応が高くなるのであれば、すぐに投薬治療となるのだが、
まず漢方薬で様子をみる事となった。
ツムラの18番。ケイシカジュツブトウ。
(保険適用で14日分1000円ほど)
私の場合、紙を数えたり折ったり、セロテープをつまんで引っ張ったり、というような指先を使う作業をすると手首から先がジンジンと痛くなっていた。
包丁は握れない、箸は持てない、車のハンドルも痛いのでパーで持つ。(危ない)
酷いとそんな感じだったが、
ケイシカジュツブトウを飲むと痛みがだんだんとおさまってきた。
すごい‼︎
こんな事なら早く飲みたかった。
私の身体は漢方薬と相性がいいのか、風邪の時も葛根湯で大体治る。
もともと薬に過敏症の所があるので、マイルドに感じる漢方はありがたい。
唯一の欠点は、胃が気持ち悪くなること。胃痛が悪化した。
それで飲む量を半分、回数も少なめにして飲んでいる。
手の調子が良いと飲まない。
それで胃も痛くならなくなった。
手の浮腫みもひいた。
朝一のこわばりやバネ指も治った。
握力も戻った。
ペットボトルのフタが自力で開けられた時は嬉しすぎて泣きそうになった。
痛みがないというのは幸せな事。
痛みは将来を悲観させる。
痛みは精神を弱くする。
今の手に戻れたこと、漢方薬と自分の身体に感謝したい。
色々病気をしたけれど、先日47歳を迎えた。
手術前の自分を羨むことも多かったけれど、今は
ただ経験できた事が良かった。
意味などない。人生の通過点としての病気の経験。
- 生き方を考え直すきっかけになったこと。
- 弱さをしれたこと。
- 思い通りにならない事もあるということ。
それを早い段階で経験できたことは大きいと思う。
その人にしかわからない経験。
きっとそれがその人を形づくる。
物より思い出。物より経験。
今を楽しもうと思う。