ボケーっ | イカポッポーのブログ

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感じたモノはなんでも撮ります。

 

 

 

 

 

地元からさほど遠くないのだけれど、

 

今まで行った事のない場所を探索してきた。

 

目的地は「円沼」という沼だ。

 

大沼国定公園周遊道路から森林に入る道路

 

があり、その道を2分ほど走ると未舗装の

 

脇道があった。

 

車1台分幅の道を走ると、途中、ログハウス

 

など手造りのハウス的な家が森の中に数件

 

点在していて、電気・ガス・水道など通って

 

いない生活を楽しんでいるような雰囲気

 

だった。

 

 

そこを通り越し、数分、森を奥深く進むと、

 

その沼は急に現れた。

 

周囲2kmあるかないか程の小さな沼だ。

 

周囲三方を森に囲まれた、道側以外は

 

人を寄せ付けないような沼だ。

 

車を端に寄せ停めた。

 

降りて空気を吸う。

 

観光地大沼から車で10分位の所にこんな

 

手付かずな自然があったとは。

 

周囲には全く何も無い。

 

あるのは前面の円沼と、背後に奥深い

 

広葉樹林帯があるだけだ。

 

 

水鳥1羽もいないシーンとした沼。

 

空気を吸っていると、対岸を4羽の水鳥が

 

飛んで行った。

 

入り江の影にいたらしいオシドリだった。

 

 

こんな手付かずな自然なのに、野鳥の囀りも

 

殆ど無い空間だった。

 

とにかく静か。

 

たまーにアカゲラの鳴き声と、木を突く音が

 

森の中でするくらいだ。

 

 

少しすると、近くの枝に出迎えが現れた。

 

間に合うかなと思ったけど、車にカメラを

 

とりに行った。

 

 

 

待っていてくれた。

 

ノビタキの歓迎?だった。

 

数枚撮らせてくれた後、ヨシの群生に消えて

 

いった。

 

缶コーヒーを飲みながら、1時間ほど自然を

 

満喫したが、帰る迄出会った野鳥はこの

 

ノビタキ1羽だけ。

 

 

それでもこの静かさには癒された。

 

耳を澄ませば、たまに吹く風の音と、

 

まだ葉が無い森の木の擦れる音と、

 

湖畔の笹の揺れる音だけ。

 

久しぶりに風の音だけの世界を満喫できた。

 

 

 

 

穏やかな気候だったので、湖面に波は立って

 

いなかったが、時折吹く弱い風によって

 

起きる、小さなさざ波を撮ったり。

 

 

 

 

 

 

 

森の淵に、ナニワズが咲いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りは、駒ケ岳の横を通過しながら、

 

春の山と放牧地で目を癒す。

 

 

 

 

 

 

 

 

円沼の早春は見たので、次は夏かな。

 

おそらく、木々に葉が付き、草も生え、

 

湖面には浮き草が生え、全く違う景観に

 

なっているだろう。

 

今回は円沼全体写真は撮らずに帰った。

 

夏に浮き草が生えて、湖面にトンボなんかが

 

現れたら、切り取ろうかな。

 

 

 

それにしても、10分も走れば観光地で人が

 

たくさんいるのに、滞在中誰1人来ることは

 

無かった。

 

何も無い自然に身を置いて、ボケーっと

 

する事って、あまり好まないのかなって

 

思った。

 

多分、退屈でスマホいじるんだろうねw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の1曲は、

 

「北の国から シュウのテーマ口笛」を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     最後までお付き合い頂き

     ありがとうございました。