“伊藤若冲” 収集家 “ジョー・プライス” さん亡くなる

江戸時代の奇想の画家 “伊藤若冲” らのコレクションで知られたアメリカの美術収集家 “ジョー・プライス” さんが亡くなりました

1950年代から日本美術の収集を始め、当時日本でも一般にはほとんど知られてなかった “若冲” にほれ込んで作品を収集し、再評価の立役者になった世界一の若冲コレクターでした

その他 “丸山応挙” “長沢芦雪” “酒井抱一” など、江戸絵画のコレクションも築いてきました

近年は、日本において若冲ブームを巻き起こし、人気の高まりに伴い、日本の美術館で、たびたびコレクションを紹介していました

プライスさんは、日本語がわからないままに、画家の名前や来歴に頼らず、自分の感性だけで絵を判断し古美術商を回り、江戸絵画を集めたのだそうです

そして “私は集めたものは絶対に見せ惜しみはしない・・・いつでも見に来てください・・・” と言っていました

自宅の展示施設に次々に訪れる研究者のため、その都度屏風などを自分で出して片づけるということを、一人で行っていたということです

それだけでなく、研究者に引率されてくる学生たちのために、マンションを数部屋を購入し、泊まれるように準備していたというのです

私も、2016年 “生誕300年記念 若冲展” を東京都美術館に見に行きましたが、この展覧会は圧巻で、その華麗さに圧倒されました・・・

京都・相国寺にある “釈迦三尊像” 3幅と、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の “動植綵絵” 30幅が初めて同時に展示されており、ジョー・プライスさんの所蔵品も、多数来日展示されるという空前絶後の規模でした

もちろん展覧会はすごい人気で、最高で5時間待ちという状態で “ジョー・プライス” 夫妻出席の対談などもあったということです

その後、プライスさんの所蔵品は、まとめて購入できる日本の公的な機関で、一般の人が鑑賞でき、研究者が自由にみられることが条件・・・ということで、約600点の絵画のうち、190点を “出光美術館” が購入し、里帰りを果たしているそうです

なにしろ、日本人が忘れ去っていた天才画家、伊藤若冲を思い起こさせてくれるという大きな功績を残しました

ポツポツ若冲の展覧会はあるけれど “生誕300年記念 若冲展” の充実ぶりはすごかったね

もう2度と、あんな展覧会は不可能ね・・・

プライスさんは、大金持ちだったんでしょ・・・

でないと自分の感性だけで、名前も見ずに絵を収集しまくる・・・なんてね

だいたい、日本のこんな江戸時代の天才画家の絵が、忘れられていたとはね

ところで、大町にも若冲の絵があるの知ってる・・・

また、あの絵でしょ・・・ “霊松寺” で見つけた・・・

そうそう、若冲でなくっても、若冲のマネか、若冲一派の絵だね・・・

はいはい・・・

霊松寺の若冲・・・?

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