【Git入門】gitコマンドを覚えよう!よく使うコマンドなど10記事!

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gitを使い始めるときのインストール方法や、gitコマンドの使い方についての記事をまとめました。
詳細記事まで含めると、実際に使用してみて解説しているコマンドは下記になります。

コマンド 内容
git clone リモートリポジトリからソースコードをローカルに複製する
git add コミットしたいファイルをステージエリアに追加する
git commit  ステージエリアに追加したファイルをコミットする
git log コミット履歴を確認する
git status ファイルの状態を確認する
git push リモートリポジトリにコミット状態をアップロードする
git pull リモートリポジトリの最新のソースコードをローカルに取得する
git checkout ブランチを切り替える
git branch ブランチを作成する
git merge ブランチをマージする

詳細を含んで確認してもらえると、gitコマンドの基本的な使用方法が、なんとなくつかめるかと思います。

gitコマンドについて

gitを使ってソースコードを管理していく時には、SourceTreeやVSCodeなどのGUIツールを使って管理する方法もあります。
GUIツールがない場合や、SSHでサーバーに入って作業する時などはgitが入っていると、gitコマンドが標準で使えるので便利です。

gitをインストールする

Windowsでは、公式サイトのこちらにインストーラーが用意されているので、そちらを使ってインストールします。
Macでは、Homebrewコマンドを使用することでインストールが可能です。

gitについての簡単な解説と、インストールする方法についての詳細を書いているので、確認してみてください。
【Git入門】Gitとは?Gitをインストールしよう【Windows, Mac】

git cloneコマンドを使用する

git cloneコマンドはgitのリポジトリ(Githubなど)から、ソースコードをダウンロードしてきて、gitで管理できる状態としてローカルに複製してくれます。
コマンドを実際に使用するには、下記のように実行します。

$ git clone リポジトリURL

「リポジトリURL」の箇所は、Githubなどで作成したリポジトリのURLを指定します。
こうすると、コマンドを実行したカレントディレクトリに、リポジトリからソースコードをクローンします。

git cloneコマンドを使って、githubのリポジトリからソースを落としている詳細記事になります。
【Git入門】git cloneの使い方!ソースコードをダウンロードしてみよう

下記ではリポジトリを作成し、ローカルにgit cloneコマンドでクローンするまでを解説しています。
実際にGithubに登録して同じようにクローンしてみると、どのようなコマンドか体感できるのでやってみてください。
【Git入門】Githubに登録して、リポジトリを作成する!【2022年版】

Github(リポジトリ)にプッシュするための設定

git cloneコマンドの実行は特に設定が不要ですが、自分で作成したソースコードをgithubにプッシュするためには接続設定が必要です。

下記の2つの記事では、HTTPSまたはSSH接続でGithubに接続するための設定を行っています。
GitHubにHTTPS接続でアクセスする方法!5ステップでトークンを作成!
GitHubにSSH接続する方法!(キーの作成からpushまで解説)

Github(リポジトリ)に作成したソースをアップロードする

リポジトリにソースコードをアップロードするにはgit pushコマンドを使用します。
実際に使用するには、下記のコマンドを実行します。

$ git push origin ブランチ名

git pushの後にリモートリポジトリを指定します。
originを指定しておけば、クローン元のリポジトリになるので、基本的にはこちらを使うことになると思います。

「ブランチ名」の箇所はリモートリポジトリに適用したいブランチ名を書きます。

下記ではGithubに作成したリポジトリに対して、作成したコードをコミット・プッシュするまでを解説しています。
【Git入門】commitした後にgit pushしてみよう【わかりやすく解説】

Github(リポジトリ)の最新ソースを取得する

リポジトリの最新のソースコードをローカルに適用するには、git pullコマンドを使用します。

実行すると、リモートリポジトリの最新の内容を現在使用しているローカルに適用できます。
例えばリモートリポジトリのコミットが「A => B => C」と進んでいる場合に、ローカルが「A」だけの場合にgit pullを実行することで、同じように同期して「A => B => C」となります。

実際にコマンドを使用するには、下記のように実行します。

$ git pull origin ブランチ名

「ブランチ名」の箇所は最新のソースコードを取得したいブランチ名です。
このようにすると、現在使用しているブランチにoriginリポジトリの「ブランチ名」の最新内容を適用することができます。

詳細は下記のリンク先に書いてみました。
git pullについて解説した後に、実際に使用してみました。
【Git入門】git pullの使い方!pullで最新ソースを取得しよう

mainブランチから新しいブランチを作成する

現在のブランチからブランチを新しく作るには、git branchコマンドを使います。
下記のようにコマンドを実行します。

$ git branch test

上記のように実行すると、現在のブランチからtestブランチを作成します。

ブランチを作成すると、現在のブランチの開発履歴から新しい開発履歴の流れを作成して、別の履歴にコミットしていくことができます。
例えば、下記のように現在のブランチに「A => B => C」とコミットを重ねている場合に、testブランチを作成します。

そうすると、「D => E」といった形で、testブランチに対してコミットを積んでいくことができます。

さらに詳しいgit branchコマンドについての詳細は下記を確認してください。
【Git入門】git branchの使い方!ブランチの作成などトピックス4つ!

作成したブランチをマージするには?

作成した「新規ブランチ」を更新した後にブランチ作成元にマージ(統合)するにはgit mergeコマンドを使用します。
実際にマージを実行する時には、下記のコマンドを使います。

$ git merge ブランチ名

「ブランチ名」の箇所はマージしたいブランチを指定します。
実行すると、現在使用しているブランチに「ブランチ名」のブランチをマージする処理をGitが行ってくれます。

ファイルの修正箇所が被ってない場合は、特に問題なくマージ可能ですが、マージする場所が被った場合はコンフリクトが発生します。
(※git mergeコマンドを実行した場合に、修正した箇所が同じだった場合にエラーになります)

詳しくは、下記のリンクに書いているので、参照してみてください。
【Git入門】git mergeの使い方!コマンドでブランチをマージする

ブランチを切り替える

現在使用しているブランチから、ブランチを切り替えたい場合にはgit checkoutコマンドを使用します。
実際に切り替える時には、下記のコマンドを使用します。

$ git checkout ブランチ名

こうすると、現在のブランチから指定した「ブランチ名」のブランチに切り替えを行ってくれます。
ローカルに該当のブランチがない場合で、リモートリポジトリに指定した「ブランチ名」のブランがある場合は、リモートリポジトリからブランチを取得して切り替えてくれます。

git checkoutコマンドについての詳細は、下記に書いたので確認してみてください。
【Git入門】git checkoutの使い方!ブランチを切り替え・リモートから取得

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