研究が進んでいない中での就活が不安すぎる?【あなたが知るべき1つの真実】

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就活中の大学院生です。

修士から研究室を移って、新しい研究テーマに変わり、
まもなくして就活に突入してしまったので、正直研究は進んでいません。

研究が進んでいないと、
就活を成功させることは難しいでしょうか。
不安で、これからが怖いです。



今日はこのお悩み相談にお答えしたいと思います。
同じような状況はけっしてめずらしくないので、
なにか参考になる部分はあると思います。

それでは、現役の生命科学研究者が解説します。

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研究が進んでいない中で就活は普通

じっさい、研究にあまり進展がない状況で、
就活している人がほとんどです。



むしろ研究はそんな簡単に結果が出て、
とんとん拍子に進んでいくものではないです。



研究が思ったように進んでいないのは当然のことです。
さらに就活で研究に取り組む時間は減ってしますので、
どうしてようもないことでもあります。



多くは、就活を終えたあとに、
研究に集中して取り組んで、
ある程度の結果を出して終わりということが多いと思います。




後輩をみていても、就活が決まるまでは、
なかなか研究にとりかかる余裕はなさそうでしたね。
私自身も就活をしてた時は、
研究はそこそこで、就活準備ばかりでした。




ということで、研究が進んでいないで就活は、
特別なことではありません。




つまり、研究が進んでいなくても、
就活に大きな影響がないことが多いです。



では、研究が進んでいない中で、
何をアピールすれば良いのかと思いますよね?

就活では研究の進みよりも、姿勢が評価される

研究が進んでいなくても、
試行錯誤した努力は就活でアピールできます。




研究が進んでいないなかでアピールすることは、
取り組んでいる研究にどうやって向き合っているかというあなたの姿勢と情熱です。




面接官は、これまでも多くの大学院生の面接を行ってきているので、
大学院生の研究の進み具合はどの程度なのかを良く知っています。




運よく、すごく研究が進んでいる人もいますが、
たいていはそこまで進んでいません。




それよりも、与えられたテーマを、
自分で解釈できているのか。
研究テーマに意味を見出しているか。
どのように困難に対処しているのか。




このような、あなたの研究に対する姿勢がもっとも重要です。
むしろ、なにもトラブルなく、研究がどんどん進んでいるような状況だと、
かえって疑問をよぶかもしれません。



進んでいないことに、
気が引ける必要はありません。



しっかりと自分の研究テーマを理解するよう努力が必要なだけです。



あなたの姿勢が前向きであれば、
面接官も好印象を持つはずです。




なぜなら、あなたが採用後にも、
同じように、積極的に仕事に取り組んでくれることが想像できるからです。



研究が進んでいないことに気後れして、
自信がなさげになってしまうと印象がマイナスになるので、
研究の進み具合は影響ないと、思いましょう。

研究が進んでいないから就活がうまくいかないと不安なあなたへのまとめ

研究が進んでいないと就活がうまくいかないと不安になっていませんか?




大学院生での就活では、研究の進みが重要ではありません。
むしろその研究に向き合うあなたの姿勢が大事です。




大学院での研究テーマは、教授など指導教員の指示によるので、
自分ではどうにもしにくいことが多いです。




その与えられたテーマの中で、自分で考えて取り組んでいるのか。
どんな意義を見出しているのかが、重要です。




研究が進んでいないなら、どんなことに苦労していて、
どうやって乗り越えようとしているのかを積極的に面接でアピールしてみてください。



与えられたテーマに情熱的に向き合える人物は、
就職した後も、与えられたプロジェクトで、
情熱的に仕事に取り組んでもらえるという期待を感じさせます。




研究の進みは気にせず、これまでどうやって研究に向き合ったかを伝えることができれば、
きっとあなたの思いは伝わるはずです。



就活は大変ですが、
ぜひ希望の職種に近づけることを応援しています。

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