雪の日に思い出す恐怖 | 道産子な母ちゃんの転妻生活

雪の日に思い出す恐怖







おばんでした。


北海道に住んでいた頃は

関東では少しの雪でも大騒ぎで

トップニュースになるなんて大げさ!

と思っていた、道産子な母ちゃんでした。


あの頃の自分は

関東の雪の怖さをなめてました。


数年前、

夫の転勤で内地へ引っ越す際に

どうせ雪なんて降らないべさ

雪の日は外に出なければいいっしょ〜と

雪かきシャベルもスタッドレスタイヤも

処分してしまいました。


関東で迎えた初めての冬に

雪で大変な目にあってしまい、

関東の雪予報が

おっかなくなってしまいました。


(※「おっかない」は北海道弁で「怖い・恐ろしい」の意味。北海道弁で「こわい」と言うと「体が怠くて辛い」の意味になってしまう)

【索引】北海道弁と北海道生活に密着した言葉(随時追加更新中) | 道産子な母ちゃんの転妻生活



うちの子が赤ちゃんだった頃、

大雪が降った日に発熱してしまい

医療機関に連れて行こうとしたら、

雪で玄関ドアが開かなくなってたのよ。


なんとか玄関をこじ開けて

隙間から抜け出し、

ホウキとチリトリで玄関の雪をどけて

脱出しました。


吹雪の中を夫が運転したのですが、

途中で雪に埋もれた車や

スリップしたような車があって

ノーマルタイヤで

いつ事故になるかヒヤヒヤしました。


無事に受診を終えて

マンション入り口で車から降ろしてもらい

私と子どもだけ先に帰宅しようとしたら…

瞬電でエレベーターに

閉じ込められそうになりました。


すぐ復旧したので急いで降りたけど

帰宅して間もなく停電になりました。


赤ちゃんと二人きりで

エレベーターに閉じ込められてたら

寒かったしヤバかったな…


停電の中、

カセットガスストーブで暖をとり

懐中電灯の灯りで授乳してました。


雪の予報が出るたびに

あの日のことを思い出します。


雪が降らない地方では

送電設備が雪の重さに耐えられず

停電してしまうことがあるのです。


冬タイヤの車が少ないから

渋滞するし事故も多い。


雪道を歩き慣れていない上に

「冬靴」じゃない人が多いから

転んでケガする人も続出…


(※「冬靴(ふゆぐつ)」は防寒・防水・防滑の冬用の靴で、北海道民は衣替えと同様に冬に靴を履き替える。内地で売られている冬用の暖かいだけの靴と異なり、靴底が滑りにくい加工がされているものが道産子の思い浮かべる冬靴)


凍結路面での転倒の怖さは

身をもって体験しています。


10年前、まだ北海道に住んでいた頃に

凍結路面で転倒し

頚椎と肘の神経を傷めてしまいました。


肘の神経は手術しましたが

今も後遺症があります。


私は耳の病気で平衡感覚障害があるから

転びやすいし大けがしやすいのです…


転んでケガをする

かもしれないし

スリップした車が突っ込んでくる

かもしれないし

ケガしても救急車はすぐに来れないだろうし、

雪の降らない地方で雪予報がでたら

家の中で過ごすのが一番いいな

と思います。


今日はこちらも大雪の予報で

ドキドキして構えていましたが…

我が家のあたりは大雪にならないようで

良かった良かった。


フィリピン単身赴任中の夫は

なんだか色々とトラブル発生中…


夫が年末に2年ぶりに帰国した時の話も

またそのうちに


したっけねパー




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