今後の考察について
突然ですが私は今後「名探偵コナン」の考察はしないかもしれません。
理由は作品の中にどうしても理解できない矛盾点があるからです。
100巻発売も目前。
これだけの長期連載でかつキャラクターが多ければ作中に矛盾が生じてもある程度は目を瞑らなければならない事は確かにあります。
ですがこの作品は推理物です。
矛盾というのは極限まで削ぎ落すのが本来求められている姿だと考えています。
もちろん私の考える矛盾は矛盾でなく実は作者の計算のうちで伏線という事なども十分に有り得ます。
そしてその点も視野に入れ何度も作品を読み返しました。
ですがやはり私には作者が単純なミスをしてしまったようにしか受け止められませんでした。
そこに1つ気を取られてしまうとそこからは一気に疑心暗鬼の状態に陥ってしまうもの。
今まで伏線だと考えていたストーリーの進め方、台詞のチョイス、作画、これら全てが作者のミスなのではないかと考えるようになってしまいました。
考察とは作者が発表したものを信じきれないとできないものです。
今の私には作者を信じるという考察の基盤が正直揺らいでしまっている状態です。
考察をのんびりマイペースにするかもしれないし、全くしなくなる日が来るかもしれない。
今後作品とどう向き合うかは正直自分でもさっぱり分かりません。
コナンの考察自体は楽しいものです。
ですがこれまでと同等の熱量を持つ事は難しいと感じています。
ここ最近は作品の矛盾点と向き合う事に疲れ切っていましたから今後は作品と距離を取る事で気持ちをスッキリさせたいなというのもあります。
次のエピソードは記念すべき100巻収録で盛り上がる内容なのは確実ですし私も記事にできていない考察がいくつかあるのでこの記事が最後という訳ではありません。
それどころか作品と冷静に向き合えるようになれた分、気軽に記事を書けるようになり以前よりブログの更新頻度が増すかもしれません(笑)。
作品と一定の距離を保つ事で見えてくる面白さや新たな発見があるのかもしれません。今はそれを楽しみにしています。
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