《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《体の使い方》筋肉を使うということを考えてみた 【力を抜いたら踊れない】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Alonso Reyesが撮影した写真

 

社交ダンスを習っていると

「筋肉を使いなさい。」

と言われることがあります。

 

筋肉を使うと言われても

実際にどんな意味かがわかりにくい時もあります。

 

今日は「筋肉を使う」とは何かを

僕なりにお話しします。

 

 

筋肉とは?


Unsplash
Anastase Maragosが撮影した写真

 

まず筋肉について少し整理しておきましょう。

 

これはあくまでもダンス的なことで区別しているので

医学的なものとは違います。

 

筋肉には

 

(1)意識的に動かせる筋肉

 

(2)意識的に動かすのが難しい筋肉

 

(3)意識的に動かすことができない筋肉

 

の3種類があります。

 

(1)意識的に動かせる筋肉は、ひじの曲げ伸ばしなど

わりと動かしやすい部分で表面に近いところにある筋肉です。

 

とくに体の前面にあり目に見える筋肉は

意識して動かしやすいと思います。

 

(2)意識的に動かすのが難しい筋肉は

インナーマッスルと言われる大腰筋などや

体の背面にあり目に見えない筋肉などがあります。

 

これらは筋肉の場所が掴みにくいため

意識して力を入れたり動かすことが

難しいことが多い筋肉です。

 

上手なダンサーはこの意識が難しい筋肉も

意識して動かすことができることが多いと思います。

 

(3)意識することができない筋肉は心臓や胃腸など

運動には関係しない筋肉が多いと思います。

 

これらはあまり気にしなくていいと思います。

 

まずは(1)の意識して動かせる筋肉を

しっかりと意識的に動かすことから始めるのがいいと思います。

 

筋肉ができることは1つだけ


Unsplash
charlesdeluvioが撮影した写真

 

筋肉ができることはどんなことがあるでしょうか?

 

走る?ジャンプ?掴む?

 

これは動作であって筋肉自体がしていることではありません。

 

筋肉ができることはだたひとつ

 

「縮む」

 

これだけです。

 

筋肉は縮むか縮まないか、このどちらかです。

 

よく筋肉を伸ばすと言いますが、

これは別の筋肉を縮めることで目的の筋肉を伸ばしているだけで

筋肉の働きとしては縮むしかありません。

 

ただダンスのレッスンでは「筋肉を伸ばす」というワードが

よく出てきます。

 

これは正しいのですが、伸ばす筋肉だけを意識していても

筋肉を伸ばすことはできません。

 

その筋肉に対応するきんにくを縮めることで

体を動かし目的の筋肉を伸ばすというプロセスがあることに注意します。

 

いかに目的の動きをするために筋肉を縮めるか。

 

これが動作をうまく行い筋肉を使うポイントになります。

 

筋肉を使う目的は3つ


Unsplash
Jonathan Cosens Photographyが撮影した写真

 

筋肉を使う(=縮める)目的は

つぎの3つです。

 

(1)体の一部を動かす。

筋肉を使った時に一番多く出てくるのが

体の一部を動かす目的です。

 

ひじを曲げる、ひざを伸ばすなど

具体的な動きがある力の入れ方です。

 

これは必要な量、必要なスピードで筋肉に力を入れることで

動作を行います。

 

(2)形の保持

次は形を保持するために力を入れることです。

 

これはスタンダードのホールドの形や

ラテンの足先を伸ばす時などに使われるものです。

 

筋肉を縮める意識はありますが、

十分に縮んでいたり、対応する筋肉も一緒に縮めていることで

動きは外に現れません。

 

むしろ何もしていないように見えると思います。

 

でもこれも筋肉を使っていることのひとつです。

 

とくにひじを曲げる筋肉と伸ばす筋肉の両方に力を入れて

ひじの角度を保っている時などは力が入っているように見えなかったり

途中で力のバランスが悪くなり崩れることが多いと思います。

 

(3)重力とのバランス

これは(2)と似ていますが、筋肉同士ではなく

重力と筋肉のバランスをとっている動作です。

 

たとえば膝を少し緩めたまま立っている状態などです。

 

力を抜いたら下にしゃがんでしまいますが、

逆に力を目一杯入れたらひざが真っ直ぐに伸びてしまいます。

 

この加減を保って重力と同じくらいの伸ばす筋力を出すことで

柔らかさがある中で力を入れておくことができます。

 

これは姿勢を保ったり、立っている状態を維持することに使います。

 

筋肉を使うとはちょどよく力を入れる


Unsplash
Chinh Le Ducが撮影した写真

 

よく踊る時に

「力を抜いて!」と言われることがあります。

 

たしかにそのアドバイスは正しいです。

 

ただそれを真に受けて脱力してしまうと

当然うまく踊れません。

 

正確には「必要のない力を抜いて」です。

 

まあ、当たり前です。

 

必要な力を入れたまま

必要のない力を抜く。

 

これでうまく踊れるということです。

 

そのためにはどこにどれくらい力を入れると

体がどう動くかをしっかりと覚える必要があります。

 

そうすれば少しずつ思い通りに踊ることができると思います。

 

〜まとめ〜『踊るときは力を入れる。』

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