HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1411話≪平成26年度 新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」(日本生産性本部)≫

2014年03月28日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、HageOyaji通信でも配信しているように、毎年「日本生産性本部」がその年の新入社員のタイプを発表していますね。


 平成26年度の新入社員のタイプが3/26に決まりましたよ。

       平成26年度・新入社員の特徴
    「~新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」~


 即ち、「自動ブレーキ型」の理由は、

  ≪知識豊富で敏感。就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に活動を終了。何事も安全運転の傾向がある。人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足との声も。どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要。≫

 とのことです。

 「何事も安全運転の傾向」と分析していますが、その裏には、長時間労働などを強いると指摘される「ブラック企業」への防衛策もあるのではないですか?

 日本生産性本部は大学の就職担当職員やキャリア教育の専門家などで「職業のあり方研究会」を設定しており、企業や大学へのヒアリングなどをもとに新入社員のタイプを分析しています。


 平成26年の新入社員は、情報社会に身を置いていることもあり、「情報収集能力にたけ、頭の回転が速い」「高感度センサーで障害物を敏感に察知し、事故を未然に回避する自動ブレーキをほうふつさせる」。その半面「人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足」と指摘しています。

 この分析の裏を返せば、平成26年の新入社員は「危ない企業を避けるために、情報収集に熱心にならざるを得ない部分があったのでは」と考えられますね。しかし、新入社員には、背伸びをせずに、ローリスク・ローリターンの安全運転もいいが、リスクを恐れずに、前向きに挑戦する失敗から学ぶ経験もしてほしいですね。

 しかし、下記のHageOyaji通信でも配信したように、2/1付けの大卒者の就職内定率は、82.9%と3年連続で回復していますが、企業による採用広報活動の解禁日が10月から12月へと遅くなり、就職活動期間が2ヶ月間短縮したことも影響しているのとも考えられますね。

 又、最近は「ブラック企業」問題が社会的関心を集めたこともあり、就職先企業の情報収集に熱心になった就活生もいたと思います。

 第1407話≪高校生、大学生の就職内定率が増加しています(平成26 年1月末現在)≫

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ
               

コメント    この記事についてブログを書く
« 第1410話≪「平成26年版環境白... | トップ | 第1412話≪「ハローワークの情... »

コメントを投稿