ウルトラマン、永遠のウルトラヒーローたち、ウルトラマンパワード、ウルトラマンティガ、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンメビウス、ウルトラマントリガー、帰ってきたウルトラマン、シンウルトラマン、団時朗、V6、MISIA、円谷プロ、映画音楽、サントラ、歌謡曲。

 

にほんブログ村 音楽ブログ 好きな曲・好きなアルバムへ  

 
 

音路56.ウルトラマンがいてくれる!(The ウルトラ.1)



昨年2022年5月に、映画「シン・ウルトラマン」が公開され、「歴音fun」もそれにあわせて、ウルトラソングのコラムを書きました。
今回は、そのコラムを少し加筆修正して掲載させていただきます。

 

ちょうど今、子供たちが春のお休みの期間ですので、お子さん、お孫さんといっしょに、世代を越えて、ウルトラ談議をしてみてはいかかがでしょうか。
昭和時代のウルトラヒーローのことしか知らない昭和ベテラン世代の方々は、その後のウルトラヒーローたちの展開に、きっと驚かれると思いますよ。

さて、2023年3月22日に「帰ってきたウルトラマン(1971・昭和46)」で、ウルトラマンである 郷秀樹(ごう ひでき)役を演じられた、俳優の団 時朗(当時:団 次郎)さんが74歳でご逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
ご逝去を悼み、「The ウルトラ」と題して連載で書かせていただきます。

第一回は、平成時代以降のウルトラシリーズのお話し、第二回以降は、昭和時代のウルトラシリーズのお話しと、団時朗さんのお話しなどを書きたいと思います。
実は、ウルトラシリーズという子供向けの映像作品は、当初から、使用する音楽に並々ならぬ思いが込められており、そうしたウルトラ音楽のお話しも書きたいと思います。

* * *

まずは、団 時朗さん自らが歌ったこの楽曲から…
♪帰ってきたウルトラマン(1971年・昭和46)

 

この楽曲のお話しは、次回の「第二回」で書きます。

実際に、アメリカ人と日本人のハーフとして生まれた団 時朗さんの、ウルトラマンとしての最後の台詞は、英語で「グッバイ」でした。

それも「グッバイ、ジロー!」… つまり「さようなら、(団)時朗!」。
 

「帰ってきたウルトラマン」の最終回映像(公式)です。

下記映像の21分50秒からが、ウルトラマンが地球を去るシーンです。

 

ウルトラマンこと 郷秀樹 隊員は、今頃、M78星雲の「ひかりの国」に到着したでしょうか…。


* * *

私は、円谷プロの二代目社長の円谷皐(のぼる)さんの時代に、東京の円谷プロの怪獣だらけのウルトラ工房に、仕事で何度か伺わせていただきました。
東京の小田急線の「祖師ヶ谷大蔵」駅から歩いていける距離にあり、実は私も当時、祖師谷に暮らしておりました。
ウルトラシリーズのドラマ映像には、当時の近くの都内の住宅街も登場していましたね。

その当時、円谷プロ社屋の敷地の道路に面した場所には、ウルトラシリーズのヒーローたちの大型の像がずらりと並んで立っていました。
この光景を見て、感動しないウルトラマン世代の男性はいなかったかもしれませんね。

私が、その工房の中に入ると、薄暗い中に、さまざまな怪獣が吊り下げられており、みな私の方を見ています。
まさにエイリアン映画のようで、大の大人が、ちょっとビビりました。

うわっ!バルタン…、うひゃ!レッドキング…、強そうだな!ゼットン…、誰の足だ…これ!
下にあったガラモン(ピグモン)につまづいて、こけそうに…!
ウルトラマンはどこ?
ウルトラマンは、他所(よそ)で戦闘中…。

現在、その建物は移転しましたが、当時からのその通りは「ウルトラマン通り(東京都世田谷区)」と命名されていると思います。

当時、その工房は、あの大ヒットシリーズのウルトラマンにしては、あまりにも素朴な建物のように感じたものですが、その中に、たいへんな希望と勇気が詰まっていると強く感じたものです。
大切な使命は、ものの外観に左右されない!
目を子供のように輝かせた、こんな素敵な大人たちが、この番組を作っていたのか…と、うれしく感じました。
ウルトラマンといっしょに仕事ができるとは、なんと誇り高い仕事なのでしょう!

そんな思い出もあり、私はウルトラシリーズには特別な思い入れがあります。
団 時朗さんとお会いすることはありませんでしたが、本物のウルトラマンには何度か会いました。
今回、何かの使命感を感じながら書きたいと思います。

昔の円谷プロのお話しや、なぜ「帰ってきた」という不思議な名称がついているのかのお話しは、次回で書きます。
実は、団時朗さんが主演した「帰ってきたウルトラマン」こそ、世界を席捲し始めたウルトラヒーローの最初だったと私は思っています。


◇ウルトラマンの存在感

私は、以前より、昭和のベテラン世代の男性の方々から、わが子や、孫と一緒に、自分自身が子供の頃のウルトラマンの話しや、各世代のウルトラヒーローの話し、各ウルトラソングを、世代を超えて、みなで一緒に楽しむことができて、とてもうれしいといった内容を聞いていました。
また、数十年以上経った今でも、大昔の怪獣の名前をスラスラと言える自分自身に驚いたという内容のお話しを聞くこともありました。
少し痴ほうが始まった高齢の男性が、ウルトラマンの内容を詳しく覚えていたというお話しも聞きました。

お爺ちゃん、お父さん、子供たちの三世代が、いや さらに四世代が、「ウルトラマン」という共通の存在でつながっている喜びを実感されている方が少なくないと感じています。

私も、基本的には、せいぜい70年代初旬の「帰ってきたウルトラマン」あたりまでのドラマ内容が限界で、その後のウルトラヒーローたちは、主題歌などの音楽のことや、ざっくりとした内容しか知りません。

ですが、私は近年まで、仕事の上で子供たちと接する機会が多かったものですから、一応、各時代の子供たちが、どのようなヒーローたちや、その音楽を聴いているかを把握する必要がありました。
それで、ウルトラシリーズの楽曲は、おおよそ聴き続けています。
ドラマの詳細や怪獣のことは詳しくは知らないのですが、音楽や概要だけは、がんばって情報収集してきたのです。

私は、子供たちと短時間のうちに親しくなって、仲良くおしゃべりするきっかけをつくる際に、どれだけウルトラマンたちに助けてもらったことでしょう。
その時代の最新のウルトラマンの必殺技のポーズを一緒にしたり、歌をクチずさんだりしただけで、数分で仲良くなれます。
数分というより、瞬間です。
必殺技のポーズも、歌も、みんなでやれば 恥ずかしくはありません。
普段おとなしい子供でも、急に前に出てきてくれます。
ウルトラマンの持つ絶大なパワーには、それは驚かされ、助けられたものです。

* * *

幼稚園などでは、最初に、「この大人は信じられるのか」と遠巻きに私を見つめる子供たちも一定数いますが、知らないうちに、背中に乗っていたりします。
もう降参というほど、子供たちから、ウルトラマンの話しや、他の好きなものの話し、質問攻めがやって来ます。
中には、ウルトラヒーローではなく、倒される怪獣たちのほうに同情する話しをする子もいます。
ひとつのウルトラマンのドラマではありますが、子供によって、見ている風景は違うのです。
好きな隊員も、それぞれ違うのです。

子供たちには、ウルトラマンのおもちゃをくれるだけの大人は、プレゼントをくれるだけの大人で、自身と同じ気持ちを持つ大人ではありません。
子供たちは、自身と同じように、ウルトラマンを好きな大人が目の前にいると感じることで、心を開いてくれますね。
そんな大人に話しかけてこない子供はいません。

近年は特に、わが子や子供たちと、どのように接していいのか わからないというママやパパが増えていますが、まずは、ウルトラマンのチカラを借りてしまうのもいい気がします。
ウルトラマンは、子供と大人の真ん中に立って、両者をつなげてくれる存在であるのは間違いないと思います。

ウルトラマンは、いつの時代も、テレビの向こうの子供たちに、人間の大人たちよりも強く明確な言葉とアクションで、強いメッセージを送り続けてくれていますね。
人間の大人たちは、それに、ちょっとだけ補足するだけでいいのかもしれません。

ウルトラヒーローたちは、子供たちだけでなく、大人たちのことも、しっかり守ってくれる存在ですね。


◇ウルトラソングの存在感

私は、これまでの50数年におよぶウルトラシリーズの楽曲の中で、どの曲がもっとも優れているのか…、どの曲が売り上げナンバーワンなのか…、その人気ランキングは…、などの話しは、あまり意味を持たないと思っています。

それぞれの時代に、子供であったり、子供たちの親であったりしながら、どのウルトラマンが、自分自身にとって大切なヒーローなのか…、どのウルトラソングが自身のウルトラ音楽なのか…のほうが、大事なことのように思います。
そこに優劣もなく、良し悪しもない気がします。

自分自身にとっては、このウルトラマンとこの曲なのだが、息子にとっては、このウルトラマンとこの曲だ…、それだけで、十分にお互いを理解できるであろうと思います。
「そうか、お前は、このウルトラマンや怪獣が好きなのか…。どうして…?」。

好きなウルトラヒーローを自慢し合ってもいいし、戦わせてみてもいい…、楽曲を聴き比べてみてもいい…、世代を超えた世界が、ウルトラシリーズの中にはある気がします。

今回は、ウルトラシリーズの膨大な数の楽曲の中から、ごくわずかですが、私が印象に残っているものだけをピックアップしてみました。
ウルトラマンや怪獣、特撮(とくさつ)の世界に興味のない方でも、音楽として、十分に聴きごたえのある作品ばかりだと思います。
「私のウルトラ楽曲がない…」とお嘆きの方々は、どうかご勘弁を…。

* * *

クラシック音楽界の歴史的な大音楽家でも、ポピュラー音楽界の有名な音楽家でも、実は、子供向けの音楽をたくさん作っています。
まさに、何かに挑戦するかのように、意欲的に取りくんできましたね。

自己満足のためではなく、地位や名誉のためでもなく、ビジネスの側面だけでもなく、教育のためだけでもなく、その中に何かの充実感や意義があることを強く理解していたからであろうと思います。

その仕事を「子供向け」と意識したとたん、大人の心の中には、何か別の意識やパワーがわき上がってきますよね。
あなたの中にも、きっと あります。

ある意味、子供向けの音楽だからこそ、音楽家としての本質のようなものが試されるのかもしれませんね。

* * *

さて、私は、平成の時代になったあたりから、子育て中のママたちが、ウルトラ楽曲をたくさん知っていることを知りました。
もはや、子供たちだけが知る、子供たちの世界の音楽ではなくなっていました。
そして、ママたちが、わが子よりも、それらの楽曲に はまっていたことも知りました。

今や、若いパパやママたちには、わが子と一緒に、公園でウルトラマンごっこをしたり、一緒にウルトラソングを歌うことが、夢のひとつにまでなっていますね。
彼らは、大の大人になってからも、意気消沈した時、迷いの渦に巻き込まれた時、そして勇気をふり絞って前を向こうとする時に、自分が好きだったウルトラソングを、もう一度聴き直したりするのです。
人間を越える存在で、圧倒的なパワーと、深い愛情を持つウルトラマンに、もう一度、逢いにくるのです。
こうなると、もはや、子供向け音楽とはいえませんね。

円谷プロさん… ママやパパたちのハートを先につかむとは、なかなかのウルトラ戦略だと、当時 感じたものです。
私の印象では、こうした傾向は、平成になってからではないかと感じます。

* * *

今回 書きますコラムでは、それらの楽曲を、ウルトラマンたちの戦闘映像とともにご紹介します。
昭和世代のお爺ちゃん、お父さんたち…、ウルトラマンと怪獣たちの戦闘シーンは、ここまで きていますよ!

昭和時代の素朴な着ぐるみの闘いも、とても哀愁があっていいものですが、ヒーローたちの必殺技の威力は、今、大進化しています。
今の子供たちの興奮度は、決して、昭和の子供たちに負けるものではありません!

上がりにくくなった肩をぐるぐる回して、「シュワッチ!」。
さあ、孫や子供たちと一緒に、ウルトラソングを歌うぞ!

能書きはこのくらいにして、さあ シュワッチ!


◇ウルトラヒーローの大集団

ウルトラマンが1966年(昭和41)に誕生してから、約57年が経過しました。
平成生まれの最年長の人は 35~6歳になりますが、彼らは、昭和のウルトラヒーローたちを、リアルタイムでは見ていませんね。
昭和のウルトラヒーローたちは、もはや30歳以下の方々には、歴史の中のお話しだと感じられるのだろうと思います。

世の中には、多くの「世代間ギャップ」というものがありますが、「ウルトラヒーロー」の世界でも、それは確実に存在するのだろうと思います。
このギャップを知っておくだけで、少しは世代間ギャップが埋まって、理解し合えるのかもしれませんね。

私は、ウルトラマンのマニアでも、研究者でもありませんが、それでも、長くウルトラヒーローの音楽や映像にふれてきて、各時代の違いを大きく感じます。
昭和のウルトラ世代と、平成のウルトラ世代が、ウルトラヒーローにイメージするものが違うのは当然かもしれませんね。

* * *

下記の円谷プロのサイトで、これまでのウルトラヒーローを見ることができます。
このページには、なんと54名のウルトラヒーローがいます。
皆さんの知っている…、あるいは自身が一番好きな、ウルトラヒーローは誰ですか?

ウルトラヒーロー紹介動画(2015年まで)

 

歴代のウルトラヒーロー画像紹介

 

上記のウルトラヒーローたちの画像は、後ろにいくほど年代が古くなります。
「ウルトラマンジャック」とは、「帰ってきたウルトラマン」の別の呼称(特に海外)です。

この54名の中で、「ユリアン」までが、1988年までに登場したヒーローです。
平成元年は1989年です。
ヒーローたちの中には、実写映像ではなく、アニメでの登場もあります。
「ウルトラマン80」は、文字通り、1980年の番組です。

つまり、「ウルトラマン スコット」以降が、平成のウルトラヒーローです。

* * *

さて、ネット上の「ウィキペディア」を見てみましたら、ウルトラシリーズのテレビドラマ番組が、次のように、細かく区分分けされていました。

*昭和のウルトラシリーズ
第1期…ウルトラQ、初代ウルトラマン、ウルトラセブン
第2期…帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ
第3期…ザ・ウルトラマン(アニメ)、ウルトラマン80
1984~91年のウルトラマンキッズ(アニメ)

*1989年からが「平成」
1988~95年の米国やオーストラリアでの海外制作…ウルトラマンUSA、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワード
1994~2002年の「平成ウルトラセブン」
1996~1999年の平成第1期…ウルトラマンティガ(以下ウルトラマン省略)、ダイナ、ガイア
2001~7年の平成第2期…コスモス、ネクサス、マックス、メビウス
2007~9年の「ウルトラギャラクシー」
2011年以降の平成第3期・令和…ウルトラマン列伝以降現在まで(ギンガ、エックス、オーブ、タイガ、トリガー、レグロス 他)

いわゆる昭和らしい「着ぐるみ」の実写映像の「昭和ウルトラマン」は、ドラマ「ウルトラマン レオ」までといっていいのかもしれません。
「ウルトラマン レオ」は、1974~75年の放送です。

「ウルトラマン レオ」以降、ビジネス上のさまざまな事情で、テレビでの実写ドラマ放送が中断し、アニメでの放送が始まりました。

1980~81年放送の実写「ウルトラマン80」が作られましたが、結果はもうひとつ…。
1988年(平成元年の前年)には、海外スタッフや外国人俳優でのドラマ制作が始まります。
その海外作品は、後に日本でも放送されます。

1996年(平成8)になって、再び、実写着ぐるみ映像での新ウルトラヒーローによる国内制作「ウルトラマン ティガ」のテレビ放送が始まります。
「ティガ」が復活ののろしとなり、今現在まで、続々と新ヒーローが誕生し続けています。

* * *

あくまで個人的な印象ではありますが、ウルトラヒーローの総合的なイメージを大別すると…、

(1)初代ウルトラマンからウルトラマンレオまでの66~75年あたり
(2)アニメや海外制作の80~95年あたり
(3)平成になってからの96~2000年の三部作(ティガ、ダイナ、ガイア)
(4)2001~2007年までの四部作(コスモス、ネクサス、マックス、メビウス)
(5)2007年以降、現在まで

あくまで、私の個人的な印象ですが、そのような大別になるのかもしれません。

今回のコラム「前編」では、1980年以降、各時代のウルトラソングの代表作を、この大別にあわせて、ご紹介していきたいと思います。


◇1980年~90年代前半の時代

まずは、80~95年あたりの、アニメや海外制作時代の音楽です。
日本では、その時代の頃までに、ウルトラマン以外にも、膨大な数のアニメや実写のヒーローが登場し、少しウルトラマンの影が薄くなりかけていたようにも感じます。
やはり、「ウルトラマン レオ」以降に、これという強い印象の新ウルトラヒーローが生まれなかったことにも原因があったのかもしれません。

* * *

1993年(平成5)に米国で制作され放送された「ウルトラマン パワード」は、昭和時代の初代ウルトラマンをつくり変えたような内容で、怪獣も昭和時代の姿を少し加工したような内容でした。
とはいえ、外国人による科学特捜隊は、日本人ともまた違うカッコ良さがあって、個人的には、少し嫉妬する感じもありました。
映像の映し方の違いではありますが…。
でも、日本よりも、隊員の衣装がちょっと地味… スタートレックみたい?
そして、まさに日本的なメロディの主題歌が、米国人の方々にどのように聴こえていたのか…?

「ウルトラマン パワード」は、後の1995年に、日本でも、声の吹き替えで放送され、今でも、このカッコいい主題歌が大好きな方も相当におられます。
この主題歌は、90年代の日本の流行の歌謡曲そのもので、懐かしいサウンドですね。
今聴いても、ウルトラマンという子供向けドラマとは関係なく、すぐれた楽曲として楽しめます。

* * *

昭和時代の、ゆるい着ぐるみ怪獣を見慣れた昭和のベテラン世代には、このウルトラマンや怪獣たちの姿や動きには…、ん!何かが違う?
何? レッドキングに、オスとメスがいる…?
こんな、ジャミラ、ダダ、ゴモラ、ゼットンはありか…?

ウルトラマンに変身する隊員役には、俳優ショー・コスギさんの息子のケイン・コスギさんが大抜擢!

作詞は松井五郎さん、作曲は鈴木キサブローさん。
歌うのは、前田達也さんです。

♪主題歌「ウルトラマン パワード」

 

米国で1993年、日本で1995年に放送された番組オープニング映像…
ウルトラマンパワードの逆輸入の日本放送映像

 


◇1996年からの三部作(ティガ、ダイナ、ガイア)の時代

1996(平成8)~1997年放送の「ウルトラマン ティガ」の主題歌です。
ドラマには、ウルトラマン(黒部進さん)の娘の吉本多香美さんが、ウルトラマンではなく、隊員役で出演。

前述しましたとおり、この「ティガ」で、国内向けのウルトラヒーローの新キャラが復活したといっていいと思います。
歌詞の中にも、そのことが歌われていますね。
ハードなノリノリのロック音楽にのっての大復活でした。

音楽ユニット「ボイジャー」が歌った…
♪主題歌「目覚めよ、ウルトラマン ティガ」

 

* * *

この楽曲の原曲は、男性アイドルグループ「V6(ブイ・シックス)」が歌った曲で、ウルトラシリーズの主題歌にする際は、ビジネス面や歌詞、歌う歌手で、いろいろありましたね。
でも、素晴らしいヒーロー番組を復活させるためには、激論も必要!

結果的に、V6自身が主題歌を歌うことにはなりませんでしたが、主題歌のインパクトと話題性では、シリーズの中でもトップクラスですね。

いずれにしても、ウルトラマンが大復活!
ドラマでは、V6のメンバーの長野博さんが、ウルトラマンティガに変身!
ウルトラマンに変身する隊員のアイドル路線は、このあたりから…。
これ以降のウルトラシリーズの主題歌は、ほぼこのようなサウンドのポップス路線に…。

ティガの映像とあわせて、Ⅴ6の原曲を…
♪テイク・ミー・ファイアー

 


◇2001年からの四部作(コスモス、ネクサス、マックス、メビウス)の時代

この時代前後のウルトラシリーズで、番組として もっとも当ったのは、「ウルトラマン コスモス」かもしれません。
2001(平成13)~2002年のテレビ放送です。
コスモスに変身する隊員を演じたのは、俳優の杉浦太陽さん。
太陽さんの実父はウルトラマンではなく、プロ野球選手でしたね。

昭和の時代とは違い、平成以降の主題歌は、ほぼその時代の流行の歌謡曲のようなポップス路線です。
子供向け楽曲の歌詞は残しつつも、通常の歌謡曲としてヒットも狙えるようなサウンドですね。

* * *

実際、この時代になると、わが子に、ウルトラヒーローのテレビ番組を見させながら、そのうちにママもその主題歌にはまり、子供よりもその曲に熱中するという現象もあらわれてきます。
ウルトラマンに変身する男性隊員が、アイドルのような存在にもなっていきましたね。

昭和の時代に円谷プロが制作した、初期の頃のウルトラヒーローの番組では、相当に音楽にチカラを入れていましたが、この「ウルトラマン コスモス」でも、相当に音楽にチカラを入れた印象を、私は持っています。

主題歌や挿入曲がすばらしいと、ドラマ内容もよく見えてくるということは、めずらしくないですよね。
まさに2000年代のヒット歌謡路線の曲… ママのほうがはまるのも、わかりますね。

当時、ウルトラマンをテレビで見ない方々も、その楽曲のすばらしさで、ウルトラ楽曲を聴くようになりましたね。
「これが、ウルトラマンの曲なの?」。

作詞は松井五郎さん、作曲は鈴木キサブローさん。
歌うのは、音楽ユニット「プロジェクトDMM(Dream Miracle Messenger)」です。
「ウルトラマン コスモス」のエンディング曲
♪君にできるなにか

 

下記の曲の作詞作曲はKATSUMI(カツミ)さんで、歌うのは「プロジェクトDMM」です。
KATSUMIさんは、この頃にたくさんのウルトラシリーズの楽曲をつくっています。
「ウルトラマン コスモス」のエンディング曲
♪心の絆

 

* * *

下記は、2006年(平成18)の映画「ウルトラマン メビウス&ウルトラ兄弟」の映画用主題歌です。
まさかの 氷川きよしさんが、歌っています。
キヨシファンのお嬢様軍団が、まさかのウルトラマンを熱烈応援!?

この映画には、初期のウルトラヒーローたちである、ウルトラマン(黒部進さん)、ウルトラセブン(森次晃嗣さん)、帰ってきたウルトラマン(団 時朗さん)なども登場しました。

ウルトラセブン(モロボシ・ダン / 森次晃嗣さん)の赤いバンダナが素敵!
♪映画用主題歌「未来」

 

♪ビリーブ~あきらめないで

 

音楽ユニット「プロジェクトDMM」が歌った「ウルトラマン メビウス」の主題歌は、後でたっぷり…。


◇2007年以降

2007年(平成19)以降は、ウルトラマン ゼロ(以下、ウルトラマン省略)、サーガ、ギンガ、ビクトリー、ギンガビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ウーマングリージョ、ブル、ロッソ、フーマ、タイタス、タイガ、リブット、ゼット、トリガー、レグロス、デッカーなど、続々と登場してきました。

昭和世代には、いったい何の名前なのかと思ってしまいますね。
何か、ペットショップにでも来たかのよう…。

でも、子供たちは、しっかり区別できていますよ。
お友達たちの名前といっしょです。

* * *

ウルトラマン、ウルトラセブン、メビウス、ダイナなどが登場した、2009年(平成21)の映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の主題歌です。
歌姫 MISIA(ミーシャ)さんが歌いました。

♪星のように

 

ちなみに、この映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」は、自身の子供たちと一緒に「ウルトラマンタロウ」をよく見ていたという、小泉純一郎 元首相が、「ウルトラマン キング」役の声優として出演された作品として話題になりましたね。

昭和時代の「ウルトラマン タロウ」に変身する隊員名は「東 光太郎」でした。
そりゃ、小泉親子なら、はまりますよね。
将来の首相といえど、ウルトラマンの前では、ひとりの父親だった…?

いつの時代も、パパやママたちは、その時代のヒーローと同じ名前を、わが子につけたりしますね。

* * *

2010年(平成22)の映画「ウルトラマンゼロ / THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」の主題歌です。
歌ったのは、音楽ユニット「GIRL NEXT DOOR」です。
昭和世代は、映像の中に「ミラーマン」(円谷プロの別のヒーロー)も思い出す…。

♪運命のしずく

 

* * *

次は、2017年(平成29)の「ウルトラマン ジード」。
ウルトラマンのつり目は、さらに上に…。
でも、つり目はウルトラヒーローたちの「証し」!

歌ったのは、朝倉リクさんと音楽ユニット「ボイジャー」です。

♪ジードの証し

 

* * *

2018年(平成30)の映画「ウルトラマン ジード、つなぐぜ 絆」の主題歌です。
歌ったのは、May J(メイ・ジェイ)さんです。

♪絆 インフィニティ

 

* * *

ウルトラマン ロッソ、ウルトラマン ブル、ウルトラマン ジードが登場する、2019年(令和元)の映画「ウルトラマン R/B(ルーブ)」の主題歌です。
作詞は、つるの剛士さん、作曲はDAIGO(ダイゴ)さん。
お二人が歌いました。


♪ヒカリノキズナ


* * *

2019年(令和元)の「ウルトラマン タイガ」では、ウルトラヒーロー3名(タイガ、フーマ、タイタス)によるチーム「トライスクワッド」というものがありました。

「ウルトラマン フーマ」とは、ウルトラマンの忍者版です。
「忍者ウルトラマン」…、結構、盲点でしたね!
相模国(神奈川県)の後北条氏の時代に、風魔小太郎(ふうま こたろう)という忍者が実在しましたが、彼の化身?
歌うのは、ウルトラマンフーマの声の声優の葉山翔太さん。

♪フーマのテーマ曲「覇道を往く風の如し」

 

* * *

2020年(令和2)の映画「ウルトラマン タイガ・ニュージェネ クライマックス」の主題歌です。

この映画には、ウルトラマンタイガ、タイタス、フーマ、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブル…などが総出演。
そして、昭和のウルトラマンタロウも…、なぜかって…?
まさかの、タロウ vs. タイガ!

昭和のウルトラ世代のお爺ちゃん、お父さん方…、平成以降のウルトラヒーローたちは、相対的に、下記の映像のような姿であり、世界観といっていいかもしれません。
歌ったのは、声優の小野大輔さん。

♪ドラマティック

 

* * *

2021年(令和3)の「ウルトラマン トリガー」。

基本形態の「マルチタイプ」、地上戦用の剛力「パワータイプ」、空中戦用の「スカイタイプ」の三種類に変身を使い分けるという、奇抜なアイデア!
奇想天外のアイデアは、ウルトラシリーズの伝統ですね。
個性や技能を活かした分業スタイルは、ウルトラマンの世界にも…。

トリガーの特徴は、何といっても、でっかいUSBメモリーみたいな形状の器具を差し込む、とんでもない巨大な武器「サークルアームズ」です。

「パパやママが使ってるパソコンのUSBメモリーより強いんだぞ!」
こりゃあ…子供たちは、はまりますね。
でも、子供たちは思っています…パパやママも、USBメモリーを使って、隠れてどこかで変身していると…。

このドラマ「ウルトラマン トリガー」では、昭和の時代に、ウルトラセブンと4畳半の小部屋で話しをしていたあの宇宙人が…。

 

メトロン星人とセブン

 

昭和時代の大人の職場では、デスクで眠そうな目をしている社員を、こう呼んでいましたね。
「目トロン成人」。
メトロン星人…、2021年に、こんなところで、いったい何を?

子供たちの「トゥイガー、トゥイガー」と叫んでいる声が聞こえたら…、それは「トリガー」のことでした。
子供のうちから、実に英語の発音がいい!
「パパとママの発音、何か変だよ…」。

佐久間貴生さんが歌う主題歌…
♪トリガー

 

「トリガー( trigeer )」という言葉は、いろいろな意味がありますが、このウルトマントリガーの武器「サークルアームズ」に差し込む器具のような、銃器の「引き金」の意味もあります。
物事の「引き金」のような存在を、「トリガー」とも言いますね。
コンピュータープログラムが起動する際の、要因・素因や処理、指揮命令を意味することもあります。

経済や経営の世界では、ビジネスがスタートするきっかけ、発火点、発動の瞬間などを意味する場合や、そのパワーをさすこともありますね。
テレビの経済番組でも、「トリガー」はよく耳にする用語です。
この「ウルトラマン トリガー」を、放送していたのは、日本経済新聞社系の「テレビ東京」です。
新しいウルトラマンが、「トリガー」だと聞いて、「さすが日経!やるなテレ東!」と、ちょっと笑ってしまいました。

「トリガー」と「目トロン成人(星人)」…、いい組み合わせなのかも…。

ともあれ、各時代のウルトラヒーローたちは皆、その時代の「トリガー」であったのは確かだと感じます。

* * *

2022(令和4)~2023年の「ウルトラマン デッカー」。
「デッカー(decker)」とは、この場合、「多重層」という意味のようです。
この「ウルトラマン デッカー」は、Flash、Strong、Miracle、Dynamic などのさまざまな形態に変化するそうです。

ディメンション・カードが、子供の部屋中に…!
SCREEN mode
♪ウェイク・アップ・デッカー

 

* * *

2016年の大ヒット映画「シン・ゴジラ」で、総監督をされた庵野秀明(あんの ひであき)さんと、特撮監督をされた樋口真嗣(ひぐち しんじ)さんの二人が、2022年(令和4)に映画「シン・ウルトラマン」を製作しました。

 

今年2023年は、賛否両論の映画「シン仮面ライダー」。

お菓子の「シンばかうけ」も登場!

「シン」はどこに向かっている?

シン・ウルトラマンのスペシウム光線が、すさまじい威力に!
昭和時代の星人や怪獣たちも登場!
あのオレンジ色の「科学特捜隊(科特隊)」が、黒スーツ姿の「禍威獣特設対策室(禍特対)」に…。


シン・ウルトラマン予告編

 


◇ウルトラマンは、あきらめない!

私は、以前に子供たちと接する機会が多かったと書きましたが、その中のエピソードをひとつだけ書きます。

私はかつて幼稚園生や保育園児らと、普段の園で よく話しをしました。
いつ頃の時代からでしょうか、幼稚園や保育園の卒園式やさまざまな行事で、園児がひとりずつ、皆の前に立って、「私は将来、〇〇になりたいです」と発言する演出が増えました。

私は、親のいないところで、子供たちに、それが本当の話しなのか、よく聞いたものです。
すると、「本当はウルトラマンになりたいのに、ママから、(親の職業である)弁護士になりたいと言うように言われた」とか、「本当はママやパパの店を手伝いたいのに、サッカー選手になりたいと何となく言ってしまった」とか、中には「本当は『かぼちゃ』になりたいと言いたかった」という子供たちの声を聞きました。
正確には、よくよく聞くと、かぼちゃのような人間になりたいということらしいのです。
ようするに、頑丈な身体で、強い意思を持ち、中身はおいしく、さらに黄色に光っているという意味なのです。
子供たちが本当になりたいと思う姿には、それぞれ必ず理由がありますね。
実は、その姿の外見や社会的な地位ではないのだと感じます。

前述の弁護士よりもウルトラマンのほうが、どれほど正義感もチカラも強いことか…。
それでも、私は、「本当はウルトラマンになりたいのに、ママから、弁護士になりたいと言うように言われた」という、その子に、卒園式の本番前の練習時に言いました。
「弁護士の仕事は、ウルトラマンと同じように、立派なお仕事だよ。弁護士は、ウルトラマンに倒される怪獣ではなく、ウルトラマンを助ける人たちだよ。ウルトラマンと同じように、人を助けるお仕事だよ」と。

その子は、卒園式の本番に、しっかりとした声で「弁護士になりたい」と言いました。
そして、壇を下りる時に、笑顔で私の方を見て、胸の前で、腕を十文字にして見せてくれました。
私は、ニヤリと、うなずきました。
これは、私とその子だけしか知らない、ある卒園のお話しです。

ウルトラマンは、なんと絶大な存在なのでしょう。
人間の大人たちでは、かないませんね。

私は確信しました。
日本に、ウルトラマンがいてくれて、本当によかった。

きっと、その男の子は将来、ウルトラ弁護士に…。

* * *

これを読んでくださっている、大人の皆さま… 子供たちや、周囲の仲間たちに、ウルトラ楽曲の歌詞のようなパワーある言葉を、時々 かけていますか?
上手い言葉が見つからなかったら、そこは、ウルトラヒーローたちの歌の歌詞を!

現実を見ない理想ばかりの歌詞だとあなどることなかれ…、子供向けのシンプルすぎる歌詞だとあなどることなかれ…、子供たちにはきっと歌詞の世界が見えています。
大人のあなたにも、かつて子供の頃に見えていたはず… ひかりの国(ウルトラマンの故郷)が。
大人になった皆さま…、「ひかりの国」を思い出せますか?

多くのウルトラソングの歌詞の中にこそ、ウルトラヒーローたちの真の姿があり、信じていい信念が きっと隠れていますね。

学校で教えてくれないものを、ウルトラマンたちは、子供たちにしっかり伝えてくれていますね。

ここで、2006(平成18)~2007年放送の「ウルトラマン メビウス」の主題歌を…。
音楽ユニット「プロジェクトDMM」が歌います。

子供も、大人も、みんな、絶対に あきらめるな!
♪主題歌「ウルトラマン メビウス」

 


◇ウルトラマンがいてくれる!

2012年(平成24)の映画「ウルトラマン サーガ」では、平成以降のウルトラ タレントになった、「ウルトラマン ダイナ(つるの剛士さん)」、「ウルトラマン コスモス(杉浦太陽さん)」、そして、DAIGO(ダイゴ)さんの そろい踏み!

ウルトラマン(黒部進さん)、ウルトラセブン(森次晃嗣さん)、帰ってきたウルトラマン(団 時朗さん)、ウルトラマンエース(高峰圭二さん)、ウルトラマンレオ(真夏 竜さん)も登場!

まさにファンタジー叙事詩…、偉大なる王たちの物語…?
「ウルトラマン サーガ」って何もの?

円谷プロの冒険心は、昭和の時代から、失われていませんね。

* * *

歌っていたのは、音楽ユニット「DiVA(ディーバ)」。
秋元才加さん(AKB48)、梅田彩佳さん(NMB48)、宮澤佐江(SNH48/SKE48)さん、増田有華(AKB48)さんの4人でした。

ウルトラマンは、秋元康さんと、がっちりタッグ!
まるで小室サウンドのよう…!

人は時に道に迷うもの…、でも…
♪道に迷っても、行先は忘れない…

2012年(平成24)の映画「ウルトラマン サーガ」の主題歌。
♪ロスト・ザ・ウェイ

 

* * *

ウルトラシリーズの音楽は、時代とともに変化してきましたね。
昭和の初期のウルトラシリーズは、「ウエストサイド物語」のような60年代アメリカン・サウンド、格調高いクラシック音楽、その後も、それぞれの時代に流行した音楽のスタイルへと変化していきました。

それに合わせるように、ウルトラマンの姿も必殺技も大きく変わってきましたね。
でも、一貫して変わらないのは、正義、平和、愛、勇気、希望、夢。

音楽のスタイルや、その姿が変わっても、ウルトラマンの信念は変わりません!
行先は、変えません!

昭和世代のお爺ちゃん、お父さん…安心してください。
ウルトラマンは、行先を忘れないでいてくれていますよ。

50数名にもおよぶウルトラマンたち… さて、次は誰の番!?

そうでした…、日本には、たくさんのウルトラマンがいてくれる!

昭和世代の方々… 夢をかなえた方も、成功した方も、そうでない方も、かつて子供の頃にウルトラマンに出逢っていたはず…。
その頃の自身に恥じない今の姿になっていますか?
ウルトラマンは、今も、あなたの近くに、しっかり いてくれていますよ!

昭和世代も、平成生まれの若いパパやママたちも、子供たちと一緒に、どうぞ「ウルトラソング」を大きな声で…!

* * *

ねえ、パパ、ママ…
ジィジが、ウルトラマンは、うちにもいるって言ってたけど…
それって本当…。


◇未来で待ってる!

(o|o)
ウルトラマンから、子供たちへ…

パパやママが、いなくても…
ジィジやバァバが、いなくても…
今、病気やケガで、お友達に会えなくても…
悲しくても、さびしくても…
私とあなたの心は、いつも、つながっている!

待っているのは、私のほうだ!
未来で、みんなが来るのを待ってるぞ… 子供たち!
シュワッチ!
(o|o)

* * *

次回の第二回は、昭和時代のウルトラヒーローや、団時朗さんのお話しです。

2023.4.1(初回執筆 2022.5.1)
天乃みそ汁

Copyright © KEROKEROnet.Co.,Ltd, All rights reserved.