マハロハナの部屋

ライターを募集しない理由とライターにおすすめしたいこと・注意点

ALOHA!
ハワイアンパルケでは当初、事業っぽくオフィシャルな情報サイトを意識していたのですが、途中で方向転換し、ほぼうちわの個人ブログにおさまっています。

ハワイ在住の方やその方面のプロフェッショナルの方に精査はしてもらうものの、やはり私自身の言葉や体験で語ることが多いのが現在のスタンスとなっています。

本音はね、ハワイ在住の方の日常とか、取材とか、報酬を払ってでも募集したいとは思っているのです。
動きのあるブログでは、記事を書いてもらえることがどれほど助かることか・・。
しかし、私自身が記事ライターのはしくれであることを自覚しはじめた今感じている問題が、このプロジェクトを悩ませています。

それは文字単価問題。

結論から言うと、
・記事を書いてもらうのにこんな安い報酬じゃ気が引ける。
・報酬を高くしたいけどお金がない。
というバランスの悪さでした。

内容薄っぺらかもしれませんが興味のある方はご覧ください。

記事ライターに求められるもの

まずは先に触れた文字単価というお金の問題から。

文字単価とは

記事を書いてもらうにあたり、1文字いくらという単価がつくことが多いです。

これを文字単価と言います。

例えば有名人であれば1記事いくら、1カ月いくらという計算もできますが、付き合いが浅く、どういう記事を仕上げる方かわからない場合などは1文字単価で計算されることが多々あります。

「じゃあ、そんで、え~と」なんて書けばそれだけ文字数が増えるから儲かるじゃない?
そうはいかないのがライター業です。

ライター初心者の文字単価

ライターとして名が知られていない方の文字単価は0.1円~3円くらいと言われています。

1文字0.1円ですよ。
やってられます?

例え「ある程度無駄な言葉」を並べて文字数増やしてもたいした金額増えません。
そしてそれをやってしまうと評価が下がるし削除を求められることもあります。
その人の持つ文字単価レベルも下がってしまいかねません。

求められる記事の文字数の合格点

合格点というとものすごく語弊がありますが、検索や読み物としてのボリュームを考えると必然的に2,000文字以上を求められることもあります。

特にウェブライターは文字数がはっきりと出ます。

逆に印刷媒体だと文字を最小限に減らす調整をするパターンもあります。

1記事にかかる所要時間

私の場合、1記事2,000文字くらいを仕上げるために早くて3時間~5時間ほど要します。

「素人だからかかるのねぇ~」と思われるかもしれませんが、
写真を選んだり加工したりが一番時間をかけますね。

内容によっては情報を精査しなければなりません。
なるべく間違ったことは書きたくないですし。

ついでに内容のミーティングや調整、文字校正もあるので時間はかかりますよね。

では、以上のことをふまえていくらもらえる or 払うのか計算してみます。

1記事書いてもらえる報酬の合計

そうなると
2,000文字 X 0.1円 =200円

1記事書いて200円ですよ。
200円のためにがんばりますか?

では仮に文字単価が10倍の1円にレベルアップしたとしましょう。

2,000文字 X 1円 =2,000円

これだと私は時給で500円くらいでしょうか。

個人的には3,000文字クラスの記事をお願いしたいこともあり、そうなると報酬は増えますがそれに比例して作業量が増します。

中級のライターさんになるには、ある程度の経験や実績がないとなかなか認められないことも多く、はじめはみんなこんな程度、という現実を突きつけられるのではないでしょうか?

がんばっても3,000円~5,000円。

以前勤めていた会社で、芸能人の方に記事をお願いしたことがありますが、上司が提示したのは1記事あたり5,000円 (文字数は自由) でした。

え?安すぎ。
と思いましたが、フォロワー数や普段書いている記事内容から見ると、あながち的外れではなかったのです。
この場合、人によっては文字単価は20円にもなりますし、1円にもなります。文字数指定なしですからね。ただ、こういったケースは依頼する側とライターさんの信頼関係があってこそ。

私がライターに記事を頼めない理由

報酬が安すぎる

こんなに安上がりで済むなら最高じゃない。
と思うのが普通なのですが、私はそうではありません。

その人がせっかく書いてくれた記事にこの程度しか払えないことが心苦しいのです。

なぜかというと、それは逆の立場になって考えてしまうからです。
やっぱり自分が書いた記事ってかわいいものです。

だからといっても私のお財布はひもじいので、文字単価を10円以上に上げることができないのです。情けない。

ライターが書いた記事がもったいない

記事を輝かせることができない。

実は他にも理由があります。
ライターさんの書いた記事を自由に書き換える契約をすれば、それはそれですが、私はそれができません。
なぜならライターさんが書いた記事だから。
え?どういうこと?
ライターさんがどんな風に記事を書いたとしても、それはその人の個性が詰まっています。
それを崩したくないのがあります。

ライターの記事を輝かせるほどのブログじゃない

「じゃあ記事そのまま載せればいいじゃない」と思われるのが普通ですが、ライターさんの記事を上手に活かすことができる自信が無いんですね。
ファンが増えれば「~さんの部屋」的なものも作れますが。
それほどアクセスもないのに、ライターさんの記事を輝かせることができないので心苦しいです。

自分がライターならやらない

完全に矛盾してるセリフですが、私がライターだったら自分で書いた記事はアクセスも少ない無名のブログ「ハワイアンパルケ」になんか安く売りません。
私自身のブログの肥やしにしますね。
もったいない。

SEOを意識してしまう

私は個人でライターとしてもウェブデザイナーとしてもSEOコンサルタントとしても活動しています。
そのため、ある程度ウェブ上で必要な書き方を意識してしまいがち。
本音を言えばその人の味が出れば良いのですが。
たぶんそんなこと言われると多くの方は嫌がると思います。

なのでここである程度種明かしをします。
細かいところは書きませんが、最近はタイトルの答えが内容に書いていないなどの有名ウェブマガジンも見受けられますので、こういう意識は大事。

ウェブライティングSEOに必要な注意点

下記はあくまで個人的に注意しているところです。

・タイトルと記事内容の整合性。
・語句の省略や言い方の注意。
・話を派生しすぎない。
・簡潔な箇条書き。読みやすさ。
・改行、漢字、ひらがなのバランス。
・難しい言葉とわかりやすい言葉のバランス。
・公式情報の表記とリンク。

使用する写真や画像の注意

・著作権や無断転用、ライセンス使用。
・肖像権。
・サイズ600ピクセル以上1600ピクセル以下が良いなぁ。
・お店などは店内の写真の許可の有無。

私自身できてないじゃん。というところもあるのですが、そういう部分を意識する戒めですね。

ライターさんにおすすめしたいこと

今、ライターをしてみたいという方は多いかと思います。
そんな方々におすすめしたいことがあります。

それは自分のブログやサイトを持つことです。

ブログを書く

「月20記事書いていくら稼いだ!」
おお、となりますが、その数の記事は依頼側に売ってしまうと自分のものにはなりません。

ライター業は依頼主との打ち合わせや、文章校正など、記事作成以外にもいろいろ気を使い時間も要します。

それだけの数をこなせる能力があるなら、ぜひ自分のブログにしてみてください。

自分のブログなら多少誤字脱字あっても、言い回しがアレでも問題ありません。
好きなことを好きなように書けてしまいます。

ブログなんて書いたって収入にはならないでしょ。と思われるかもしれません。

短縮的にはそうなります。でも将来的にブログは強い営業広告になります。

ブログを書くメリット

主に3つあります。

・記事を書く練習になる。
・自分をウリにできる宣伝媒体となる。
・副収入を得ることができる。

記事を書く練習になる

自分のブログなので好き勝手、読み返すと恥ずかしいことなどもほとんどは批判もありません。逆に批判が来るようになったらそれなりのブロガーです。
こうして知らぬ間に文章を書く練習になり、レベルが上がっていきます。

自分をウリにできる宣伝媒体となる

ブログがある程度できたら、それが自分の宣伝となります。
つまり、ライター業としての文字単価を上げてもらえる営業媒体であったり、はじめからライターとして文字単価を表記できる強い味方になるのです。

副収入を得ることができる

これは正直なところ期待しないほうが良いですが、Google Adsenseやアフィリエイトなどを貼れば少しは副収入を得られます。

主婦ブロガーで月10万円副収入?

いえいえ夢を壊してしまいますが、
100記事書いてもせいぜい1日20円ほどあれば御の字。

時給単価で見たら内職のアルバイトしたほうがよっぽど良いですけれど。

ライターとして記事を書けばその場でいくらもらえますが、ブログに組み込めば総合的に黙って置いてもわずかに収入がチリツモです。

収入はさておき、上2つの意識と自分のモチベーションとして広告は入れてみても良いと思います。
何より自分のお城や街が少しずつできていくのですから。

ライターを依頼する側のメリット

ブログにされてしまうとかえって不都合かと思えばそうでもありません。
ネット上の情報の寄せ集めのような記事を書かれるよりも、しっかりした文章で心のこもった記事を書いてもらえる人を見分けられるようになります。

それでもライターやりたい人やりたい自分

もしこんな記事を見てハワイアンパルケに記事を投げても良いよ、という方はぜひお声をおかけいただければ幸いです。

また、私自身もハワイ関係に限らず記事作成を承ります。もし他媒体の記事作成や宣伝依頼などがありましたらお声をおかけいただければと思います。

そして、ライターとして活躍するみなさんを応援します。

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