10年後の近い未来を想像する

 ネットワークに転換できるか否かがポイント!?

昨今のYouTube で、テレビを主戦場にしていた芸能人が活躍している。

彼らも新人時代、どうすればテレビ業界で生き残れるか、どんな人材が求めているのかを徹底的に研究して今の地位になった。

当然、見られることに慣れていて、YouTube のような動画コンテンツにも馴染みやすい。

一方で、5年以上前のYouTube は、テレビではできないような企画が受けて人気YouTuber も誕生した。

歌ってみた。踊ってみた。買ってみた。

そんなテレビでは見なかった企画が、親しみやすく面白かった。

ところが、実際に芸能人がYouTube に参入すると、トーク力や専門性の高さが格段に違う。

特に短い言葉で無駄なく喋るのは、おしゃべりとは違う。

芸能人は、限られた時間内でしっかりと伝われるトークができるから、聞いていて安心できるし、耳にも心地よい。

つまり、今のYouTube はそんな芸能人がライバルで、彼らの強みに近づきつつ、一方で自身の強みを見直さないと、到底太刀打ちできない時代になって行く。

インターネット上でできることは、プロもアマチュアも関係なくなるものの、それだけ簡単に参入できない状況だ。

例えば「介護業界」は?

そんな時代に、YouTube でその人らしく活躍し、支持されるチャンネル運営を目指すなら、素人が独学で模索するよりも、専門家のプロデュースを受けてでもしっかりと方向性を見定めなければ、今のこみちのようになってしまう。

その意味でも、インターネット上で稼ぐことが年々厳しくなってくるだろう。

一方で、介護業界のように、人と対面しなければいけない仕事は、エキスパートの介護士が一人勝ちすることはできない。

それだけ人材が広く求められている業界と言える。

今はまだ稼げている業界の中にも、ネット上で置き換えられる職種はいずれ集約されるだろうし、場合によってはAIのような先進技術でカバーできるから、一般人が生涯の仕事として見据えるなら注意も必要だ。