人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

温め直せないけど

先生のうちに泊まり、翌日一緒にスキーに行く約束をしていた。
その約束を果たすか、泊らずにスキーだけ行くか、それとも全部キャンセルするか。

随分悩んで迷った。嫌いになった訳じゃない、ただ色んなことがあって私が冷めてるだけ。

jurinrin.hatenadiary.com

だけど結局、約束は果たそうと決めた。それが正しいとか間違ってるとかじゃない、約束を反故したら自分が気持ち悪いから。お正月休みに旅行に行ったきり、約1か月ぶり?


最近は先生が、私のインスタ見た感想だったり(これが地味にストレス)スキーについての質問だったり、買い物した写真などをLINEしてきて、私はそれに答えたり既読スルーしたりして、全然会話らしい会話をしていない。元々マメではないけど、多分最初はインスタについての感想がLINEされるのが、まるで監視されてるみたいな気分で嫌になり(だってインスタの感想なら、インスタにリプすればいいのに)そのうち取ってつけたようなスキーの質問が鼻に突き(本人はそんなつもりはないかもしれないけれど、私にはそう見える)今は些細な会話さえウンザリする。

そうだ、スキーも最初は『コブ以外ならどこでも滑れる』と私に言ったのだ。それが全然初級レベル(それも酷い状態)で、道具の扱いすらままならなくて、そうゆうのも幻滅するきっかけになったと思う。別に下手でもいいけど、見栄を張って大きなこと言わないで欲しい、人として信用できなくなる。ちなみに私はスキーのインストラクターをやってたことがあるレベル。出会った最初にその話になって、スキーを教えて欲しいと言われていた事と、先生がスキー道具を新調したので、そのことで私が変な責任を感じてるのは自覚してる。

 

そんな風に思うなら、お別れすればいいと本当に自分でも思うんだけど、どこかまだ好きな気持ちが燻ってて、何かのきっかけで再熱して欲しいとも願う。そんな訳ないのは自分が良く分かってるのにね。

育った環境とか年代とか職業とか、彼は無自覚に、女を下に置きたいと思ってる男尊女卑。マウントを取ってる自覚も無いだろうしフェミニストっぽい行動もするけれど、精神的には女は男を頼る存在で在って欲しいのだろう。それらは抱かれれば分かる事。

恐らく彼の狭い世界の中で、私のような女には出会ったことが無い。私は自分の世界を生きて、男には頼らず甘えず、夫を愛していることを隠さずに他の男とも付き合う。先生の知らない世界と経験を持って、マウントを取らない代わりに決して自分を卑下することも無いし、自分をひけらかすこともない。だけど人は感じる生き物だから、私が今のステージで生きるためには、どれだけの深い背景があるのかは気付いてる。そうして先生はやっと、私を配下に置こうとすることを辞めた気がする。私はそう感じてる。

そもそも勝とうとしてる時点で負けなのに。

 

そう思う反面、そんな先生が愛おしくも思うのだ。感情を捻じ曲げて、虚勢を張って生きなくてはならなかった彼の背景を思うと切なくて可愛いと思う。私の歪んだ愛情。

だからまだ、私からお別れを決められない。こんな私の酷い対応で、もはや付き合ってると言えるのかも微妙な感じなんだけど。そもそも先生に好きって言われたのは多分2度程度だし、他に可愛いとか綺麗とか褒められたことも無いし、褒められるのは筋肉だけで嬉しくもないし、何が良くてまだ続けてるのか自分でも本当に謎なんだけど。

ただこれだけは言える、何人いても好きは好き。何人もいるから一人を失っても良いわけじゃない。だからお付き合いの始まりも、終わりにすることも、フラれる時も、全部全力。誰かが誰かのスペアな訳じゃない、私はね。

そんな気持ちで前日に先生に連絡した。それまでこの一か月以上、私からの発信は無いし、前日まで何も連絡しなかったから、本当に私が約束を果たすのか先生も不安だったと思う。

先生の家の到着見込みや、翌日の出発予定など軽く報告。朝早いから、前日は近所で軽く食事して早く休みましょうって事で落ち着いた。

本当に驚いたけどまだ、私は前回の酷いSEXのことを怒ってた。一言『この前はごめんね』と言ってくれればそれで赦せるのに。態度からはすごく伝わるけど、謝罪の一言が言えない人なのもわかってる。

 

二人で食事をして、一緒にベッドに入る。一瞬私にも緊張が走る。

恐々と私を抱く先生は、時々『痛くない?』と確認してくれたけど、私は気持ちが盛り上がらないままだし、怖くて感度が鈍る。それを察してか、今回は途中で止めてくれたのでそのまま眠り、翌朝もタイマー音で起きて、すぐ出かける支度を始めたので襲われる事も無かった。

正直ホッとした。やっぱりSEXに恐怖感があるってダメよね。あの痛い思いをするかもしれないって身構えてると全然良くなかった。だけどそれに気付いて止めてくれたから、今日一日は楽しく過ごせる。

これからの付き合い方や、SEXについて恐怖感を持ってしまってる事、次に会う時はちゃんと話さなきゃと思いながらも出かける準備。

 

夜明け前、私の車に先生を乗せて3時間運転してスキー場へ。

この日は天気も良く、先生も前回一緒に滑った時より上達してご満悦。結局朝イチからリフトが止まるまで真剣にスキー出来たし、頑張ってる先生を見てるのは私も好き。同じゲレンデで好き勝手滑ってリフトで落ち合う、なんて事も出来るレベルまでには先生も上達して一安心。

先生は変わらず私に気を使ってくれてるのがわかる。元々は優しい人なんだと思う。

そうして少し臆病で、素直に言葉に出来ない人。わかってるんだから私もそろそろ被害者の立場を降りて、彼を赦そう。

 

目一杯滑って日帰り浴場でお風呂に入り、帰りに食事しようって言われて、スッピンのまま結局晩御飯も一緒にして、沢山話した。会うと嬉しいし楽しい。先生が笑うと私も微笑ましい気持ちになる。

 

帰り道も渋滞無く、スムーズなドライブ。私の車の助手席にも慣れたモノで、音楽をかけたり外の景色を見てる先生。

冷めたコーヒーは温め直しても美味しくない。私の気持ちも冷めた一部は戻らない。

だけど冷めたコーヒーをコーヒーゼリーに作り直すことはできるのかなぁ…なんてボンヤリ考えながら。

 

ところでその後、コーヒーゼリーへの再加工希望をtweetしたら、相互さんが

冷めたコーヒーには牛乳を入れてカフェオレにするのが好き

ってリプくれて、私には目から鱗だった!その味変!なんと簡単で手軽で美味しくなる技!こうゆうのTwitterの醍醐味よね、自分と違う角度からのヒントを貰える♡

 

私も先生と味変を目指してみよう。それでもダメならその時考えよう。

だってまだ好きな気持ちに引きずられてる。

何人いても私の大事な男達。

 

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