お人好しかっ!?発達障害お助け2冊【 GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代 】【 優しいあなたが不幸に,, 】

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代,2014/1/10三笠書房,アダム・グラント著,楠木建:監訳と優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ、藤森かよこ:著2021/4/14大和出版

発達障害の表と裏

発達障害ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》のあるあるで、天賦の才があるのでは、、とその手の部類に勘違いされたりすることがあります。

光栄ですが、実際はそんなことない発達障害な人が99%なわけで、変な期待をされるとプレッシャーになったりすることもあるんじゃないでしょうか。

今回は天才肌素質があるかもしれないけど、そこには葛藤やその人個人のたぐい稀な苦悩努力があってのことではないのかい?

という思いも込めた本を2冊紹介します。

GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代  アダム・グラント:著 三笠書房

優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ  藤森かよこ:著 大和出版

それぞれ管理人きょまタローには思い当たるところがありましたが、全部が全部当てはまるわけもなく

物事の表と裏は簡単に入れ変わるしな、、と感じました。

きょまタローの傾向

  1. ASD ≥  ADHD
  2. グレーゾーンで、ギリギリ社会生活を営んでいる

 
個々違う特性があると思うので、あくまでも参考として読んでくださいね



与える人はお人好しになりがち

前々回に紹介した【 「こだわりさん」が強みを活かして働けるようになる本 】に紹介されていた

【 GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代 】

こちらは発達障害の人に多そうな「見返りを求めずに好きなことをズンズンと進める」に更にプラスアルファ、

それを人のためにやっちゃう、という「超お人好しすぎるんじゃないの??!!」という点に着目して読んでください。

自分では全く気が付かず、パートナーや親友(信頼している人)に、

「ちょっと大丈夫? 人に利用されてない?そこまでやる必要ある?」

そんな言葉をかけられたことありませんか?

きょまタローはあります。

でも、自分でそれでいいと思った時は、最後までやりとげました W

ストレスばかり溜まっているのに気付かされた時は、アドバイスを素直に受け入れて

すっぱりと(すみません,,フェードアウトとかできない性分なので)手を引きました。


ギヴァーとは与える人

定型の人はこの本の「マッチャー」「テイカー」の割合が多く、発達障害者は「ギヴァー(与える人)」傾向が多い気がします。

 *テイカー:利己的で欲しがる人、ギヴァー:損得なしで与える人、マッチャー:各々で対応する人 

この本でギヴァーは成功する人が多い、と言っていますが実際そうでしょうか。

ギヴァーには伸び代が多く、成功の素質はあるけれど、ただただ与えるだけでは

やはりいいように使われてしまう世の中な気もします。

度合いが大事、匙加減が重要なのではないでしょうか。  

さじ加減が苦手なASD(自閉スペクトラム症) ADHD(注意欠如・多動症) には、胸が痛い言葉ですが w

失敗すると↓こんな感じに,,,きょまタローの実体験です。

大人の発達障害グレーゾーンの仕事や生活の困りごとを解決上手な人付き合いの方法、中高年のひきこもり問題とNHKあさイチ!特集

発達障害グレーゾーンの元引きこもり主婦からの脱出

2019年11月17日

ただ、失敗しないと発達障害の人は気が付かない。

なので、トライ&エラーの繰り返しで精度を上げるんだ!との気持ちで

体力をつけた状態でギヴァーとして生きていきましょう。

体力ないと、気力もやられて病気になっちゃいますから!!



優しい人やいい人とは どうでもいい人?!

もし、前者の本が外人が書いていることからして文化が違うしなと感じた方には、

こちらの本が日本ならではの謙虚さがベースで入ってきやすいかもしれません。

優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ 藤森かよこ:著 大和出版

きょまタローは自虐ネタが好きです。

↓ 藤森かよこさんのオススメ本

馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください2019/11/27藤森かよこ:著ベストセラーズ

“馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください”という本

2020年11月11日

【 馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。 】で、将来に備えよう

親切な発達障害な人

自分を卑下するのは、消化しないうちにやると、ただただ愚痴っぽくなってしまいます。

文句や泣き言ばかりの人に寄ってくる人は更にロクでもありません w

こちらの本のテーマでもある「自虐」はそういうことではありません。

何か自信を無くすようなことがあったとしても、

そこで自己評価を下げるなんて簡単でな道に走るのではなく俯瞰しろ。

自分が優しいのは悪ことじゃないけれど、それを逃げ口上にしちゃいけない。

優しい上で、損得引き受ける覚悟を持つにはどうしようか考えていこうではないかと

叱咤激励しているのです。

この2冊を、たまたま同じ時期に手にしたのですが

真逆のことを言っているようで、芯は同じことを伝えているのかなと思わずにはいられません。