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京の一枚

京都の梅シリーズ 智積院


京都駅から散歩しながら京都国立博物館のお隣 智積院目指して歩く 途中色々と散策約1時間30分行程で智積院着。




真言宗智山派総本山。


末寺約3000。


南北朝のころ創建された紀州根来山の学頭寺院が起こり。


1585年(天正13)兵火に遭い、難を京都に避けた。

大坂城落城後、豊臣秀吉の愛児鶴松の菩提を弔うために建立した祥雲禅寺の寺領を徳川家康が寄進し、五百佛山根来寺智積院と改め、仏教研学の道場として栄えた。


明治に焼けた金堂は1975年(昭和50)に復興。


江戸初期を代表する池泉廻遊式庭園は、中国の廬山を形どったといわれ、収蔵庫には、長谷川等伯一派による桜・楓図(国宝)など極彩色の障壁画を展示。




名勝庭園


「利休好みの庭」と伝えられる庭園は、秀吉の時代につくられ、江戸時代に修築された東山随一の庭といわれています。


中国の廬山(ろざん)にならって土地の高低を利用して築山をつくり、その前面に書院の縁の下に入り込むように池を掘り、山の中腹や山裾に石組みが配置されています。


庭園には四季折々の花を観賞することができ、特に5月下旬から6月下旬にかけて咲くサツキが見事です。




国宝障壁画


祥雲禅寺には桃山時代を代表する絵師・長谷川等伯(はせがわとうはく)一門が描いた障壁画(国宝指定)があります。


等伯の大胆で絢爛豪華な色合いに惚れ込んだ秀吉は、祥雲禅寺の障壁画一式の制作を依頼したといわれています。


智積院は度重なる火災に見舞われますが、障壁画だけは僧侶たちが守ったと伝えられています。


現在は収蔵庫に保管され、特に「桜図」と「楓図(かえでず)」が有名です。




「桜図」


長谷川等伯の息子・久蔵(きゅうぞう)の作品。金箔がふんだんに使われた背景に、桜の大木を中心に花びらまでダイナミックに描かれています。


久蔵は作品ができ上がった翌年、残念なことに26歳の若さで亡くなりました。




「楓図」


等伯が息子の死の悲しみを乗り越えて描いた「楓図」。


この作品は「桜図」同様に絢爛豪華で、画面いっぱいに古木が枝を広げ、その下にはたくさんの草花がいきいきと描かれています。


大きな楓が特徴的です。






■交通案内


京都駅から市バス100,206,208系統


東山七条下車 徒歩3分




■京阪電鉄


七条駅下車 東へ徒歩10分




■駐車場情報 バス10台分 無料


自家用車30台分 無料


車椅子による見学 可



■拝観


開館時間 9:00~16:30


見学所要時間 約30分


■休日


休館 12月29日~31日

■料金


大人   500円


中・高生 300円


小学生  200円


■住所東山区東大路七条下ル東瓦町964 
    
■電話番号


075-541-5361


■FAX


075-541-5364


■詳しくは:http://www.chisan.or.jp/


※写真は全て過去のものです。























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