OPPOは、おととしに発売したスマートフォン「OPPO A77」に対して、2024年5月分のソフトウェアアップデートを公開しました。
今月公開のアップデートファイルの容量は約1GBとなっており、OS更新を含まない定期的に行われるソフト更新としては大容量と言えるものとなっています。
OPPO A77 5月公開のアップデートは大容量更新
オッポは、2024年5月9日までに「OPPO A77」向けの2024年5月分のアップデートを公開しました。
今月のソフトウェア更新ではセキュリティ機能の改善のほか、一部の不具合や安定性の向上など、下記の変更が施されるということです。
システム
・システムの安定性とパフォーマンスを改善します。
・一部のアプリがシステム更新後にクラッシュする問題を修正します。
・2024年4月の Android セキュリティパッチを適用し、システムのセキュリティを強化しま す。
コミュニケーション
・より良いユーザー体験のためにネットワーク 接続の安定性を向上させます。
カメラ
・カメラアプリの安定性が向上します。
アップデートファイルの容量は1001.81MBと、1GBを超えており、OSバージョンアップを含まない更新としては大容量です。
ソフトウェアアップデート実施後のビルド番号は「CPH2385_14.0.0.620(EX01)」となります。
更新後 OPPO独自アプリの追加を確認
OPPO A77に2024年5月のアップデートを実施したところ、ソフトウェア更新の案内に含まれていなかった変更が行われていることを確認しました。
ソフトウェアアップデートを実施したところ、OPPO純正アプリの「NewsPlus」と「APP Pick」というアプリが追加されました。
NewsPlusは国外向けのニュースが配信されているアプリで、APP PlusはOPPO社独自のアプリストアとなっています。
いずれもアンインストールはできませんが、現時点では無効化できることを確認しています。
発生中の「機能差」は解消されず
OPPO A77は、ことし2月頃にAndroid 14(ColorOS 14)へのバージョンアップが実施されています。
しかし他の機種で利用できるColorOS 14の新しい機能一部が、OPPO A77でのみ利用できない機能差が発生しています。
また一部の端末に順次追加されているアプリごとに音量を設定できる機能も、今回の配信では追加されませんでした。
今後機能差の解消に並びに、OSの新機能がどのモデルでも利用できるよう今後の対応が待たれます。
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