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自然と文明の狭間で

~ 伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実 ~

移住した経緯(その伍)

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内定など貰っていたわけでないので、相手の判断で研修参加が認められなくても文句は言いようがない。ただ能力とか性格とかではなく「独身」と言う理由で拒絶する姿勢がどうにも理不尽で腹立たしい。思い返せば「圃場見学会」という企画で別地域を訪れた際も、農協の連中が「就農支援は配偶者が居ることが条件」と露骨に言っていてカチンときたが、いずれも公には提示せず裏で非公式に言うところが醜悪だ。

時間が経ち冷静になったところで、なぜ奴らが独身を受け入れようとしないのかを考察してみたが、概ね以下のような理由であろうというのが結論。

・薄利で長時間労働を強いられる農業は、無償で奉仕する配偶者が居ないと経営や生活がまともに成り立たない。

・仮に独身が自力のみで行う規模の農業経営を支援したところでメリットが薄い。

・諸契約や資金貸付を行う場合、配偶者有りのほうが貸し倒れリスクが低い。

・家族持ちのほうが仕事や土地に縛りやすい。

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あれ?自分は安易に過酷なビジネスに足を突っ込もうとしていたのでは?選択しようとしていた道を改めて見返してみてゾッとする。これまでサラリーマンや個人事業を経験してきて、もうビジネスで振り回されるのはウンザリなのに、何故農業なんかやろうとしてたのか?自分はそもそも何をやりたかったのか?田舎に籠もって野菜栽培なんかに没頭したかったのでは?だったらビジネス(農業)じゃなく、家庭菜園(自給農)で楽しくやったらいいじゃん。。。あれこれ自問自答しているうちに真に進むべき方向が徐々に鮮明になってくるのだった。

その陸に続く

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