株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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アンチ参政党⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ   -253.88          30775.43

NASDAQ       -149.16         11028.74

S&P500         -33.45             3785.38

VIX指数         +0.55                  28.71

原油               -3.84                105.92

為替                                       135.71

 

昨日の日本株は、あまり良い下げではなかった感じでした。私がなんとなくいい感じに見える、なんてふざけた事をよく言えたわけですよね。全然良くなんかなってなかったという事ですよ。私は孤独な逆指標という事なんでしょうね。まぁ、とは言えそれ程大きな期待をしてたわけではないので、上昇相場とならなかったからといって凹んでるわけでもありません。ただ下げ方が良くないなぁと純粋に思ったんですよね。今どき日経平均が400円くらい下がったからといって、それが大した訳でもないのですが、なし崩し的な下げだったですよね、買う人がいないというかね。月末特有の動きだと言われればね、そんなもんかもねとなりますけど。じゃあ今日は月初だといって瀑騰する訳でもないですよね。何だか力無さすぎ君だったという事でした。米国株は場中に最大600ドル下げたあと戻ってきましたね。金利も若干上昇ペースを落としてきたようにも見えますよね。アトランタ連銀のGDP見通しがマイナス成長となった事が嫌気されたという事みたいですね。何だか呆気ないというか、あれだけインフレがと言っていたのがそんな話だけでリセッション懸念にコロッと変わる辺りは、まともに動いていると言えるのか甚だ疑問だと思いたくなりますね。つまり「インフレ」か「リセッション」かといった極端な話になりがちになっているってことですよね。きっとそれだけ短期売買で儲けている連中は多いという事なんでしょう。今日から7月入りですし、第3四半期に米国は入ります。また雇用統計などが待ってますからね、動きは取りづらいですよね。ただ、昨晩は戻ってきて終わってますので、その意味では月替わりに繋いだ感はありますので、あまり悲観せずにいたいものです。

さて、話は参院選になってきますが、その話の関連になるのですが、アンチ参政党を名乗る方とライブをやられていた動画をたまたま見つけたので拝見したしました。話し方がちょっとだけそれ系な印象のある方だったのですが、言っていることはそれなりに当たっているものでした。要するに既成政党の体たらくを言う割に、党員、しかもボードメンバーの話し方や物言いはそれら批判したところと同じかむしろ酷いものであるということや、党員と名付けながら月額の払う料金によって投票権?がある人を限定している点などを挙げていました。また、参政党が主張している論点は良いのだが、中心に据えている信条と演説などでの発言にはかなりのギャップがあるという主旨のことも言っていたように思います。言われてみるとおっしゃる通りなのですが、私とは少し感じ方が違うなと思いましたね。私の場合は、もちろん「アンチ」ではないので違って当然なんですが、それよりも参政党が言っている事を実現しようとすると、それは結局国際金融資本などとの「戦争」も辞さないという事態を招く事を意味するのではないかという懸念なんですよね。日本の政治を変える、自公政権ではダメと喧伝していて、でも何故今こんな状況なのかというと、その背後には国際金融資本などがいて世界を支配しているからとまで言ってくれてます。言うのは良いのですが、日本人が目覚めることに対して、彼らは何もせず受け入れてくれるでしょうかね。私からしたらとてもそうは思えないですね。やはり日本を立て直すという事を成し遂げようとしたら、現在の既成政党の大改革が必要ですし、そうすると言うことは相当な摩擦を起こす事になると言うことです。まぁそこまでになるには、多くの日本人が本当に目覚めなければなし得ませんので簡単ではないですけどね。それ程の勢力となるかは今のところでは私には分からないとしか言えません。しかし、美味しい日本人のお金と権利をむしり取れる状況を彼らが易々と手放せるでしょうか。鎖国で経済が本当に廻ってくれて、今よりも国民が豊かに暮らせるなら最高です。食糧自給率が半分もないところだけでも、海外からの輸入は欠かせないですよね。鎖国するような態度の国にこれまでと同じようにモノを提供してくれるでしょうか。それらを踏まえますと、参政党の言っていることはかなりの危険性を孕んだものなのではないかと勘繰ってしまいます。これまで表立って言えなかった事を言ってくれた事は強く評価させていただきますが、具体的な戦略はまだ何も分からないというのが現実ではないでしょうか。松田プランなどは仮に採用されたとしても、それを世界が受け入れるかは果たしてどうでしょう。日本だけの論理でお金がワンサカ産み出されると言ったところで、国際金融資本など世界の既得権者が許さないとなったらどうやってやっていくのでしょう。日本が真に独立・自立した国となるには避けて通れない事なんでしょうが、そんな大事な話を皆んなで相談しながら決めていくなんて出来るのでしょうかね。やはり一抹の不安を感じます。しかしそうは言っても投票は10日です、皆んなが投票に行ってくれると良いですね。

さて、今日は週末です、1週間お疲れ様でした。この土日も酷暑の予想ですので、熱中症には特に気を付けてくださいね、それでは。