みなさまこんにちは♪
4時に目覚ましをセットしたのに2時に目が覚めるパパスです。
たまにはもっと寝てみたい(￣∀￣)
日曜日は朝６時５０分に山に入りました。
紅葉のシーズンから一気に木々の葉っぱが落ちて、冬の足音が聞こえています。
足元の落ち葉を踏みしめる「ガサガサ」という音は忍び猟には不向きです。
息を切らせて山に登り鹿の姿を探す。
鹿の姿を確認した時には、すでに鹿は走っている。
「ガサガサ」という大きな足音で逃げているようだ。
追うハンター。
逃げるエゾ鹿。
なかなか距離が縮まらない。
俺にも足が４本あれば追いつけるのに。
メインの稜線を逃げる数頭のエゾ鹿を無視して、横に伸びている枝尾根を見に行く。
やはりそこに鹿はいた！
腰につけた弾入れから静かに弾をとる。
BROWNING A-BOLT SHOTGUN 12GA のボルトを静かに開ける。
薬室に3インチのマグナム弾を装填する。
静かに狙いを定める。
心臓の位置は木に隠れているが、その少し後ろに狙いを定める。
静かに引き金を絞る。
銃声と共に鹿は斜面を走り去る。
確実に当たっている。
撃った鹿を回収するために鹿がいた場所に向かう。
血痕が見当たらない。
急な斜面を降りながら探すが血の痕跡が見当たらない。
５分ほど探したが見つからないので、「当たらなかったのだ」と自分に言い聞かせてその場を立ち去る。
今の時間は９時。
また山を登り、鹿を探しながら歩きだす。
歩いては止まり。
止まっては歩く。
忍び猟の基本はこの繰り返しだ。
足音が「ガサガサ」とうるさいせいで、どうしても鹿に先手を取られてしまう。
また鹿を発見する。
先ほどと同じように銃に弾を静かに装填する。
狙いを定める。
これも木が邪魔だが心臓の少し後ろに発砲する。
急斜面を鹿が走り落ちていく。
今度も確実に当たった手応えを感じる。
急斜面を鹿を探しながら降りていく。
また血痕がない！
まったく血の跡がない！
かなり範囲を広げて探す。
小さな沢の近くまで下りたが鹿は見つからない。
「当たらなかったのだ」とまた自分に言い聞かせる。
この急な斜面を登らないと車には戻れない。
意を決して斜面を登っていく。
キュピーン！
鹿発見です！
見当違いな場所で鹿が倒れていました！
付近を探しましたが、やはり血痕はありませんでした。
この急な斜面で捕獲した鹿を鹿肉にする。
鹿肉を背負って急斜面を登る。
車までの距離は3.5ｋｍ
車に到着した。
とても疲れているがやり遂げた達成感がこみあげてくる。
両肩に背負った命の重さに感謝しかない。
ありがとう。
命に感謝してお美味しくいただきます。
