腹膜透析の際に必ず必要なものがあります。

アルコール消毒液です。
透析液と、自分のお腹から出たカテーテル出口を接続する際には、
接続の前にまずマスクをして、手のアルコール消毒を15秒間行っています。

これには理由があって、マスクをなぜするのかというと、口から出る唾液やつば、呼吸の際にも気化されたバイキンが出ているので、極力マスクで口を覆って、カテーテル出口にバイキンがかからないようにするためです。

またアルコール消毒は、まず基本は手洗いですが、手洗いをしたあとも結局いろんなものにさわってしまいますので、接続する準備が終わった段階で、接続直前に手にアルコールを吹き付け15秒間すり込みます。

最近のTV情報でも言ってましたが、アルコール濃度が70%〜80%程度のアルコールで15秒間消毒しないと菌は消滅しないらしいです。

私は、2種類のアルコール消毒液を使っています。

1つは、ケンエー製消毒用アルコールIPで、これはエタノール(C2H6O)76.9~81.4vol%含まれています。アルコール濃度については厚生労働省の下記ページに詳細が掲載されています。

新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省)

まだまだ一般の大手スーパーや、薬局でも販売されていないようですが、ネット上ではちらほら販売されているのを見かけます。
コロナ最前線のときと比べると、価格もかなり落ち着いてきた感がありますが、でもまだネット上では高額かもしれません。
家内に聞いたのですが、新型コロナが流行する前の価格は500mlサイズで500円前後だったらしいです。

↓画像をクリックすると価格などの詳細が見られます。日本製。


これを小型スプレーボトルに入れて、ポケットや普段よく居る場所においておき、気になったらスプレーして消毒しています。
使いやすいので携帯電話の消毒や、パソコンのキーボードなんかもティッシュに吹き付けて拭いたり、かなり便利に使えます。
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しかし、私が持っている1本の容量ももう少なくなってきており、非常時のために今日1個だけ注文しました。

もう一つは、花王のビオレU手指の消毒液です。
こちらは、アルコール濃度が60%台ですが、業務用では無く一般家庭向けなので、比較的に安いのですが、アルコール濃度が60%台です。

しかし、厚生労働省では70〜80%濃度のアルコール消毒液が手に入りにくい場合は、60%台のアルコール消毒液でも差し支えない、と書かれてありますので、
仕事や不潔な仕事していないときや少し不安がある場合程度のときはこちらの消毒液をたっぷりつけて使用しています。

「ビオレu 手指の消毒液」や「ビオレガード 薬用消毒スプレー」のエタノール(アルコール)濃度を教えて?


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↓クリックすると価格などの詳細が見られます。


入院したとき腹膜透析の交換を練習しましたが、そのときに看護師さんに耳にタコができるほど、腹膜炎が怖いという話をされて、手のアルコール消毒は必ず行って下さいとさんざん言われておりますのでもう習慣化してしまいました。

腹膜透析が始まってから1ヶ月が経ちましたが、消毒をきちんとしているおかげか、今のところは腹膜炎の兆しも全くありません。
このままきちんとめんどくさがらずに続けていきたいと思います。

一般用アルコール消毒液は、かなり在庫があるところも増えており、最近薬局に行ったときにも、
ビオレUの手指の消毒液は店頭でも販売されていました。

しかしこれから寒くなると、またインフルエンザやコロナの再感染が多くなるかもしれないし、
そうなるとアルコール消毒液はまた手に入りにくくなるので、アルコール消毒が便利な方は、寒くなって手に入りにくくなる今の時期に、早めの購入をおすすめします。

上記で売り切れの場合はコチラ↓ 日本製です。



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