「うちの師匠はしっぽがない」オンライン視聴②
上方落語ファンの皆様 おまっとうさんでした。
「うちの師匠はしっぽがない」
という漫画が2019年の初めから講談社さんの「good!アフタヌーン」に連載されています。
舞台が上方落語という非常に珍しい設定なんです!
(ザクッとしたあらすじの詳細は先週のブログを)
その漫画がテレビアニメ化決定となり
オープニングトークでは普段、表に出ない謎の作者のTNSK(てぃーえぬえすけー)さん交えて司会が当会の生みの親 生喬師匠、
上方の女流の噺家 天使さんも加わりの座談会。
詳細は先週のブログを。。
オープニントークの中で先週と別のエピソードをもうひとつ。
生喬師匠は
漫画の第4巻18話「三枚起請」(さんまいきしょう)の中で
漫画の中で四天王の一人歌緑(うたろく)が主人公まめだの落語を聴いて
「うん
面白い・・・
君は本当におもしろい。
たくさん笑えたよ
でも
君が面白くちゃ意味がない」
歌緑が自身の一席の後、まめだに
「ボクはつまらない人間だけど
ボクの中の奴らは中々に面白い」
これらのセリフが生喬師匠の師匠、先代の松喬師匠の教えで
「笑わせようとするのでなく落語は人物をきっちり描くと自然にお客さんは笑ってくれはる」
と
オーバーラップしてくるように感じられ
師匠曰く
古谷三敏さんの「寄席芸人伝」以来の感動を覚えたとの事。
作者のTNSKさんも東西の色々な師匠方の哲学や考え方をキャラクターに折込んでいるとおっしゃっていました。
その後、生喬師匠のメールで。。
打合せでも作者のTNSK さんの落語や落語家への想いは深くて
「僕、生喬さんの柳田格之進が好きなんです!」
と、札幌の映像を見てくれてたそうでホンマにいろんな落語を聞いてはりますわ!
これについては本当に嬉しかったです。
当会での落語会の動画を作者のTNSKさんが聴いて頂いていたのは非常に光栄でございます。
お時間宜しければ
生喬師匠の柳田格之進。。。
オチを師匠自ら変えておられて心をうちます。
皆様、上方落語を宜しくお願いします。
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