新しい太る考え方が必要
最近、やせすぎの人が
増えたように感じます。
外を歩いていても
やせている人が
増えていることに気づいていますか？
過去数年間、私たちは
流行性の感染症や
それに伴う生活上の変化
という未曾有のストレスに
直面してきました。
食欲もなかったり、
食べても、
落ち着かなかったり
することが多くありました。
やせすぎの方が太るためには
大切なことがあります。
それは単に「食べればいい」
という問題ではないということです。
「なかなか太れないやせすぎは
これで治す」の本の中では、
そんな表面的なアプローチを超え、
やせすぎの根本的な原因に迫りました。
多くのやせすぎの方は、
「体がつらいだろう」
「夜は眠れないだろう」
「足は冷えて、寒いだろう」
などと私自身の経験から
想像できます。
また、見た目に対する
コンプレックス、
多くの悩みが深く
関わっていると思います。
いわゆる外見（見栄え）の
問題として、
仕事や男女関係
などにおいても
人には言えない
コンプレックスを
お持ちの方も多いと思います。
今のような社会構造で、
やせすぎの方が
普通に生きていくことは
とても大変な事だと思います。
この本には、
やせすぎをただの「体重問題」
として捉えるのではなく、
やせすぎの方が持つ
独特な身体的、心理的
トラブルの改善法を書きました。
諸々の心身のトラブルが
実はやせすぎの状態に
繋がっているのです。
つらい症状、
苦しいこと、
精神的に落ち込みやすい
ことなど、
そういったトラブルを
常に感じて生活されています。
これがやせすぎの方の
もう一つの側面です。
言い方をかえれば、
今感じているつらい症状、
トラブルを良くしていけば
太ることができる
ということなのです。
●ストレス社会において
健康的な体重を取り戻すために
何をすればよいか
太れないのは
食べないからやせてるとか、
食べてもなかなか太れないから、
何を食べていいか？
ということばかりを
追求していることに
原因があるように思います。
胃腸が太るための状態で
働いていない方には、
身体の他の部分にトラブルや、
病気とまでは言えないが
気になる症状があるはずです。
自分で自覚できる
つらい症状が起きていること
が原因なのです。
そのことについて、
本書では詳しく解説しています。
やせすぎを治す対策を
とることが、
「太るための最短の近道」
なのです。
特に、足と下半身の冷えが
やせすぎの方の重大な
特徴(トラブル）です。
いつも足が冷えていたり、
お腹も冷えてコチコチに
なっています。
下腹部の冷えを
自覚されることも多く、
また極寒の冬でなくても
しもやけになったり、
夜眠るときも、
足が冷えてなかなか眠れない、
などということがあるのです。
つまり、
下半身の冷えを取ることが
太るための第一歩であるということです。
葛原 黄道＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
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