昨日と今日は、修学旅行でした。
まずは無事に参加できたことに、ホッとしています。
 
 
息子は、7月の社会科見学に続いて、今回もどうしても行きたいと言っていました。
 
数日前にはもう、「修学旅行先のホテルでグッスリ熟睡した」という夢まで見るほどに。
楽しみで仕方がなかったそうです。
 
 
エンカレッジの復学支援を受ける前は、
母子依存が強くベッタリな息子が、私から離れて泊まりに行くなんて、夢のまた夢・・・
学校行事自体も苦手だった息子です。
ずいぶん成長したなあと、実感しています。
 
 
先週金曜日、久しぶりに登校し、給食前に帰宅した息子。
その日の午後、教室では、修学旅行の最終確認をするとのこと。
息子も、同じ時間に、家で修学旅行の準備をしたいと。
 
あっという間に、一人で荷物の支度を終えました。
私が頼まれたのは、エチケット袋の作り方を教えることと、持参する薬の準備くらいです。
 
 
驚いたのは、「週末に、上着を買いに連れて行ってほしい」と言ってきたことです。
 
息子は、買い物が大の苦手。
その中でも、洋服選びは、一番避けたいこと。
さらには、新しい服を着ることも、かなりのストレス。
服を買いに行くくらいなら、寒さも我慢するし、ボロボロを着続ける方がマシなのだとか。
 
そんな息子から、「洋服を買いに行きたい」と言われる日が来るなんて。
 
標高が高いところに行くので、防寒具持参。
息子は、ウインドブレーカーが欲しかったようです。
 
 
土曜日に、スポーツウェアの大型専門店に行きました。
(この日も息子の体調はイマイチで、吐き気や立ちくらみの合間に服を選ぶという感じでした・・・)
 
鏡の前で、「ちょっと派手かなあ」などと言いながら、嬉しそうに試着をする息子。
 
お店で洋服を選ぶという、ごくありふれた光景ですが・・・
初めて見る息子の姿に、私と主人は感動していました。
 
 
 
準備は万端。
あとは体調次第・・・
息子も、修学旅行には絶対行きたい、でも、具合が悪くなるのは心配、と。
 
 
できるだけ安心して参加できるように。
学校側も、色々考え手配してくださっていました。
 
ただでさえ、食べ物アレルギーの対応でお手数をおかけしているのに。
(マンゴーアレルギーの息子が、みんなと一緒にカレーを食べられるように、息子用に別のルーを用意していただけることに
 
1時間半のハイキングがきつければ、バスで待機も可。
体調悪化に備えて、私が近場で待機(宿泊)してもOK。
養護の先生も、できるだけ息子の近くにいてくださる・・・
などなど、担任の先生から提案いただきました。
 
でも息子は、何もしなくて大丈夫と。
自分だけ、特別扱いは嫌なのでしょうね。
色々考えてくださった先生方には申し訳なかったのですが、私も息子の意思を尊重して、特別対応はしないことに。
 
 
こうして迎えた出発の朝は・・・
機嫌よく起きたものの、やはり、吐き気やゲップあり。
それでも、大好きなバラエティー番組の録画を見て気を紛らわせつつ、準備をしていました。
 
玄関で靴を履きながら、「やっぱり、気持ちが悪い・・・行くの止めておこうかな・・・」と。
心配そうな顔をしていましたが、「大丈夫だよね」と、自分に言い聞かせるようにして出発して行きました。
 
 
 
******
今日の夕方帰宅した息子。
疲れてはいるものの、元気でした。
 
長時間のハイキングも、広大な神社見学も、みんなと一緒に歩ききれたそうです。
一人では難しくても、お友だちがいれば力になりますね。
 
野生の猿や鹿を見たこと、大盛り上がりだった夜のトランプ大会のことなど。
思い出話は尽きません。
 
ご飯をあまり食べられなかったり、腹痛のため早朝散歩に行けなかったりもしたそうですが、
楽しい経験の方が上回っているようでした。
 
そんな話を、お土産のチーズケーキを食べながら聞かせてもらいました。
(私の大好物を買ってきてくれました)
 
 
息子が、とても楽しみにしていた修学旅行。
参加できて、楽しんで帰ってくることができて、本当に良かったと思います。
この経験が、息子の自信になってくれることを願っています。

 

 

 

 

 

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