先週、初めての中間テストがありました。
 
息子の学校では、1日だけ。
まずは期末テストの練習、だそうです。
 
テスト前も、部活は休みにはならず、普段通りでした。
 
 
息子は、直前の週末になっても、勉強する気配はなく・・・
宿題もないのか、出ているけれどやっていないのか・・・
 
ゲームをしながら、
「今日は誰も入ってこないなぁ、みんな勉強してるんだろうね~」
などと、のんきに言っていました。
 
 
初めてのテストだからこそ、
大きく躓いてほしくないという心配もありつつ、
失敗するなら早い方がいいかなという気持ちで、
何も言わずに、我慢、我慢。
 
主人も、グッとこらえてくれていました。
「こんなに勉強しないなんて、見事だね」と、2人で苦笑。
 
 
 
日曜日の夜、お友だちからのLINEを読んで、急に慌て始めた息子。
 
どうやら、だいぶ前にテスト準備のためのプリントが配られていたのに、
息子は全く見ていなかったようで・・・
 
探し出したプリントには、出題範囲と、かなりの量の提出物の指示が。
 
いつも通り、教科書もワークも全部学校に置きっぱなし。
息子は、「どうしよう・・・」と、うなだれていました。
 
 
既に、日曜日の夜9時過ぎ。
 
私は、内心ハラハラドキドキしつつ、新聞を読み続けていると、
息子が隣に来て、勉強し始めました!
 
奇跡的に、数学の教科書だけがリュックに入っていたそうです。
 
「やれることからやっておく」
 
 
ここから、息子のエンジンがかかりました。
 
月曜日には教科書とワークを全部持ち帰り、勉強。
火曜日は部活もあり、帰宅が遅くても、帰ってすぐ勉強。
そして、テスト当日の水曜日は、朝5時起きで最後のチェック。
 
 
とは言え、時すでに遅し・・・
 
実際には、(答えを写しつつ)提出物を仕上げるのが中心で、
出題範囲の勉強はほぼ手付かず。
 
分からないところを教えてほしいと頼まれ、一緒に勉強しましたが、
普段から宿題も自主勉強もしていない息子。
すんなりは進みません。
 
正直、「0点の教科がないといいな」というレベルで。
息子も、分かっているようでした。
 
 
それでも諦めず、自分で優先順位を考えたり、取捨選択したり。
 
提出物は必ず出す。
英語は捨てる。
社会はだいたい分かるから、時差の出し方だけ勉強しておく。
数学は基礎だけ見直す。
 
そう決めて、当日の朝まで頑張っていました。
 
 
 
******
今週になり、返却されたテスト。
 
50点満点で、どの教科も10点台。
(捨てたはずの英語も、0点ではなくてホッとしました)
 
「思ったより点数取れなかった」
→「そっかー、思ったより取れなかったのね」
 
「勉強したところも、間違えちゃったんだよなあ」
→「勉強したところを間違えると、悔しいよね」
 
などと、息子からの報告を聞いていました。
 
 
点数ではなく、そこに至る過程での頑張りを認めてあげることが大切。
 
やると決めてからの集中力、
投げ出さず、諦めずにチャレンジしたこと、
限られた時間で目標を立てて頑張ったこと、
具体的に褒めました。
 
 
「これからは、毎日少しずつワーク進めるわー」
との言葉通りには、なかなかいかないもので。
 
またもやゲーム三昧の毎日に戻っていますが、
先日、一番苦手な英語のワークにも取り組み始めました。
 
 
今月下旬には、もう期末テスト。
 
失敗を経験しながら、いつか自分でペース配分できるように。
見守っていきたいと思います。
 
 
 
******
中間テストで根を詰め過ぎた息子。
疲労困憊で、翌日学校をお休みしました・・・
(自主休業ですね)
 
その後、また登校しているのですが、
睡眠時間や体力、体調とのバランスも取れるようになっていくといいなと思います。
 
 
 

 

 

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