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FF14「世界の神々」の研究

FF14の神々の研究!

FF14「世界の神々」の研究

FF14の世界であるハイデリン(アーテリス)で信仰されている、人々や獣人の神々の研究です。
ミソロジー・オブ・エオルゼアで扱われている「エオルゼア十二神」以外が中心となります。

蛮神は神なのか

蛮神は神なのか

アシエン(天使い)から教えを受け、不完全な創造魔法――神降ろし(蛮神召喚)で顕現した神は「偽りの神」とも言われ、いわゆる蛮神は神ではないと考えられます。

アシエンの広めた創造魔法(神降ろし)には、イデア(設計図)の代わりに神への信仰が利用され、「自己の増幅」という概念が組み込まれ召喚者や周囲のものを信徒(テンパード)にする術式になっているようです。

「ラールガー」と「ラムウ」

蛮神の見た目は、召喚者が想像する姿になっていて、起原は同一のものという説もある、「ラールガー」と「ラムウ」は、アラミゴ人とシルフ族では若干異なるものとなっています。
また設定本2巻には、コウジン族が召喚した「スサノオ」は、あくまで蛮神であり「コウジン族が考えるスサノオ」と賢人ヤ・シュトラ氏の談が書かれています。
ただし、オリジナルを知っている者――ティアマットとドラゴンたちが召喚した「バハムート」に限り、姿かたちは本物のバハムートに近くなっていると思われます。

十二神

アシエンの秘術はシャーレアンの資料にも残されていて、ルイゾワ氏はこれを読んだかどうかは不明ですが、ルイゾワ氏も神降ろしの術が扱え、ダラガブ落下時に「十二神」の召喚に至ったと考えられます。
ただし、ミソロジー・オブ・エオルゼアのクエスト中、十二神本人たちに、これらの蛮神は自分たちとは別物と否定されています。

では世界最古の蛮神「ハイデリン」「ゾディアーク」はどうなのかという点です。
信仰の元となった神の存在はいまのところ不明で、それ自体がオリジナルの可能性が高いと思われます。
おそらく古代人の時代は「蛮神」という言葉はなく、今の時代の人々にわかりやすく説明するなら「蛮神」のようなものだと考えるのが自然かもしれません。
アシエンの広めた創造魔法とは違い、正しい創造魔法、正しい術式で作られたものと考えられ、テンパードになることはありません。
しかし、ゾディアーク級の蛮神となると、テンパードにはならないにしろ、引っ張られることがあるみたいです。
魔導船ラグナロクのエネルギーとして正しく召喚された蛮神たちでは、テンパードにならないのと同じことだと思います。

人が信仰する神々

人が信仰する神々

地域が変われば、信仰する神、伝承上の神は異なります。

エオルゼア十二神

エオルゼアという三大州の西部にある地域で信仰されている神々です。
ミソロジー・オブ・エオルゼア第1弾で、なんと「実在する神」である可能性が高いということが判明しました。
エオルゼア地域には「神域」という場所が点在し、普段は幻影に包まれて視認することは不可能ながら、霊災などで環境エーテルが揺らいだ時、才ある人が十二神を目撃することがあり得るそうです。
そういったことが、少しずつ伝承として語り継がれ、エオルゼア十二神というものが確立していったと思われます。

エオルゼア十二神についての詳細は『> エオルゼア十二神と神話の解説』をご覧ください。

マヌシャ神群とムリガ神群

マヌシャ神群とムリガ神群

サベネア島で信仰されている神々です。
伝承によると、昔々、人の姿をした知恵を持つ「マヌシャ神群」と、獣の姿をした力をもつ「ムリガ神群」が争いを続けていました。
お互いの力をもとめて、「ムリガ神群」は「マヌシャ神群」の頭を、「マヌシャ神群」は「ムリガ神群」の頭をすげ替えました。
こうして、知恵と力を兼ね備えた神々が誕生し、争いは収まりました。
その後、「マヌシャ神群」は獣の仮面を付け、「ムリガ神群」は人の手足を模した似姿で、お互いを称え合ったそうです。

紹介する神々の他にもまだいるとされ、「偽神獣スヴァーバーヌ」の元になった「スヴァーバーヌ」も「ムリガ神群」に含まれる可能性がありますが、今回は除外してあります。

マグ神

サベネア島で有名な姉妹神の長女。
知恵を司るマヌシャ神群の神で、主に錬金術師たちが祀っています。
ゾットの塔の「姉妹神」は、サベネア島の住民の信仰心を利用し、終末の塔のシステムで顕現させた「偽りの神」であるため、本物ではありません。

ドグ神

姉妹神の次女。
富を司るマヌシャ神群の神で、とくに交易商人には人気です。

ラグ神

姉妹神の三女。
技巧を司るマヌシャ神群の神で、織物職人に好かれています。

ダイヴァディーパ

ムリガ神群の神。
元は三つ首の大蛇であったが、知恵を求めて中央の頭をマヌシャ神群にすげ替えたという神話があります。
こちらもF.A.T.Eで戦う相手は、終末の塔が顕現させた「偽りの神」です。

天つ神

古の時代に「アメノミハシラ」を通じて降り立ったとも言われている、東方地域に伝わる神々です。
天つ神といわれる神々はたくさんいるとされ、特に高貴な三柱の神は「アマテラス」「ツクヨミ」「スサノオ」とされています。

尚、東方地域には「八百万の神」という独特の信仰があり、物や山や川、動物や植物などあらゆるものを神格化し、西方の「神」とは定義が異なるとも言われています。

太陽の神アマテラス

太陽と昼を統べる神。
最初の頃に生まれた神とされていますが、詳細は不明です。

月の神ツクヨミ

月と夜を統べる神。
初期に生まれた神々がもつ「白銅鏡」から幻出したと伝えられ、月の運行を司り夜を統べると言われています。
性格は物静かで、同時期に生まれたアマテラスやスサノオは荒々しい神であったため、対極にある神格である必要があったという説もあります。
性別は不明ですが、多くの場合は男神として描かれています。
蛮神として顕現した「夜神ツクヨミ」は、あくまで女性であるヨツユが依代となり女神として顕現させたものであり、これも「偽りの神」ということになります。

海の神スサノオ

海を統べる神。
神代の時代に、人々に仇なすさまざまな怪異を討ち倒す英雄でもあり、その中で手に入れた品々が三種の神器と言われている、宝鏡「ヤタノカガミ」、宝具「ヤサカニノマガタマ」、神剣「アメノムラクモ」です。
ゴウジン族が顕現させた「豪神スサノオ」は、あくまでゴウジン族が考える蛮神です。

アジムステップの神々

東方地域でもアジムステップのアウラ族が信仰する神が太陽神「アジム」と月神「ナーマ」です。
創造神であり、アウラ・ゼラ族を創った存在とされています。
諸説あるようですが、一般的に創世の頃、アジムとナーマは協力していましたが、やがて世界の支配権をめぐり対立します。
そこで、アジムは男性のアウラを、ナーマは女性のアウラを創り、代理闘士として戦わせました。
やがて男女のアウラは愛するようになり、世界の支配権をアウラへ委ねアジムとナーマは天へ去っていきました。

まとめ、その他

南方大陸メラシディアの人々は、叡智を司る神「女神ソフィア」を信仰していたようです。
また、ウェルリトでは、西側のエオルゼア地域の十二神と、東側のコルヴォ地域から伝わった神話の神がミックスされ、十三の神が信仰されているようです。

世界の太陽の神として、「アーゼマ」「アジム」「アマテラス」がいます。
ウリエンジェ先生はここに、古代人時代の14人委員会の座「アゼム」を入れて、響きが似ている点から、同じ名前を源流としているのではと推測しています。
しかし、ミソロジー・オブ・エオルゼア第1弾ではまったく触れられておらず、同じものだと決めつけるのは早計でもあります。
今後の情報に期待されます。

月の神としては、「メネフィナ」「ナーマ」「ツクヨミ」があり、こちらは似てるような似てないような感じです。

獣人が信仰する神々

獣人が信仰する神々

> 獣人』は人とは違う文化を持ち、種族によりそれぞれの神を信仰しています。
ここでは蛮神ではなく、獣人たちが信仰する神のみをピックアップしています。

シルフ族が信仰する「ラムウ」はラールガーと起原を同じくするという説があり、ゴウジン族は東方地域の神「スサノオ」を信仰しています。

これ以外にも人が信仰する神と共通点があるのかもしれません。