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挑戦者決定二番勝負 藤井竜王先勝 

本日、藤井竜王先番79手にて佐藤天彦九段に勝利しました。
1勝のアドバンテージがあった天彦九段ですが27日勝った方が棋王戦の挑戦者になります。それにしても勝ち方が凄かった。
前回の竜王戦での防衛を決めた一戦、さらにその直ぐ前に行われた棋王戦敗者復活での伊藤匠五段でもあったように入玉というこれまでになかった勝ち方を今回でも見せてくれました。


7八馬と4筋からの藤井玉の退路を断った天彦九段の手に対して、単騎で玉が敵陣へ突入です!
さすがにこの手は解説の屋敷九段といえど、ただただ唖然とするばかり。
実はその数手前の66手目の△6六歩の王手に対して▲5六玉と躱し、以下△5四飛、▲5五香合、△同飛、▲同玉に△7八馬となった局面です。

ここで竜王が用意した手が6四玉だったというわけです。

最終図が▲6三歩、ここで天彦九段の投了となりましたが、この局面だけをみると何故こんなところに玉が攻め駒として働いているのか想像さえつかないような局面ですよね。

そういえば藤井竜王が竜王戦の最中に子供たちから一番好きな囲いは何かと問われた時の答えを思い出しました。
「囲うというよりはその時の流れで最適な相手の攻めを受けるには、どうしたらいい形になるのか考えています 」
同じ質問に広瀬八段は穴熊と答えたそうですが、竜王の答えには思わず吹き出したとか。

その解答が竜王戦の最終局や今回ような形として現れたのでしょう。
400年に一度といわれる天才は、将棋というゲームの未来図をこの先様々な形として見せてくれるに違いありません。


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