ひろゆきさん、成田さん、田原さんのやりとりから学ぶべきこと

ここから50秒間だけ見てください。
雑談や議論とは言いづらいやりとりです。
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/F-jsCm9jbV4?t=1147

さて、この50秒前後見てもらって、
どう思われますか?議論になっていますでしょうか?

論破王と呼ばれるひろゆきさんだって、
相手が田原さんだからこそ、

ちゃんと相手の立場や人生の先輩の意見として、
聞く側になっていますが、

ひろゆきさんが話をしていても、
田原さんが途中で会話を遮って、
腕組んで止まったり、

あまりに話の論点を変えるので、
流石のひろゆきさんも途中から、

もちろん、あえてだと思いますが、
態度変容をして田原さんに迫ります。

ただ、それでも田原さんは明確な回答をせず、
もういい、あなたには分からないという感じで、
一蹴している場面が多いですよね?

なぜ、こういう状況を招いたのでしょうか?

おそらく、ひろゆきさんは周りが間に入る事を、
ちゃんと見込んで迫ったと思います。

全体を考えながら、会話する事なんか
容易に出来る賢い方ですからね。

これはメンタル心理カウンセラーとして、
あながち外してはないと思います。

そんな中で、オリエンタルラジオの中田さんは、
こういう見解をしています。

https://www.youtube.com/watch?v=Tihbh26qSx0

確かに、一理あると思いますけど、
僕が個人的に思うのは、

田原さんはそこまで考えてなかったと感じます。

自己重要感を大事にしないと会話が成り立たない

なぜなら、田原さんの自己重要感を承認せずに、
話を展開しているからです。これは逆もしかりです。

ひろゆきさんが全体を見て迫るなら、
経済学者の成田さんか、

もう一人いるパンダの着ぐるみをしている方が、
あえてフォローする側に回れば良かったのですが

この間のやりとりは放置(笑)

で、そもそも相手が話している途中で、
自分の主張を相手と同じ量の言葉や声量で返しても、
お互い聞き取れないし、聞いている側も分からない。

そういうやりとりの場合って、
大概が解決に向かっていかない。

これからどうすべきか?の方向にいけない・・・

今回のやりとりは一言でまとめるなら、
是非を決める様な討論に見えてしまいます。

仮に、この雑談を討論とするのなら、
どうすればあなたは、議論や対話として
成り立つと思いますか?

もちろん、これらはあくまで一例ですが、
こういうやりとりは、

日本人のコミュニケーションを
かなり象徴していると思います。

国会でも、会社の会議でも、
ちょっとした友達のやりとりでも
日本の風潮として多々あります。

そんなハイコンテクスト文化の
象徴とも言える日本において、

どういう所を僕たちは心がければ、
スムーズに会話が成立していくのでしょうか?

この動画内容はどうであれ、ひろゆきさんと
経済学者の成田さんも、

田原さんの立場、人生の先輩としても
聞き手に徹していた方だと思います。

ただ、お2人とも田原さんの話を
ニヤニヤしながら聞くシーンも多かったです。

田原さんはゲストですし、自分が積み上げた経験や
実績があります。何より二人よりも人生の先輩です。
田原さんからすれば、

自分を卑下されている様な感じがするので、
自分はこんな事をしてきた。こういう繋がりがある。

どちらかと言うと、自己貢献感の方を
主張している部分がとても多かったです。

何となく二人からの問いかけに対して、
小馬鹿にされている感じがしたのでしょうし、

話さない以上に、自分自身が承認されていないからこそ、
もう話したくないと思ってしまったかもしれません。

田原さんの年齢、実績、経験から見てしまうと、
なんとなく大人げないと感じる方も多いかもしれません。

でも、ご本人が時代に関わった信念が強いからこそ、
無意識に感情論で語る方が、優先されたのかもしれません。

田原さんが二人の質問に答えていないと、
コメントをされている視聴者も多かったです。

もちろん、僕もそう思う場面は沢山ありました。

ただ、ひろゆきさんも成田さんも対話を成立させようと、
冷静に質問を投げかけてはいました。

でも、田原さんの自己重要感を満たしながら、
傾聴姿勢での質問ではなかった気がします。

だから核心を迫られても、田原さんは論点をぼやかして
質問に答える事はあまりなくて、

もちろん、立場上話せない事があるとしても・・・

自分の我というか、不愉快だと思うが故の
回答ではなく返答ばかりだったと思います。

だから、団塊世代の方たちほど傾聴姿勢を持って、
一旦は目上に対する自己重要感の承認をしてあげた上で、

お題に対する質問や、自分はこう思うけど、
あなたはどう思いますか?という伝え方をしていけば、

もう少しスムーズに対話として成り立たせる事が、
本来は出来たのではないかと思います。

そもそも対話って、お互いの立場が違う中で、
意見の違いを分かり合おうとすることです。

別に人格そのものを否定している訳ではないのですが、
ハイコンテクスト文化の中で生きてきた日本人が、

ローコンテクストのみでやり取りをしようとなると、
田原さんの様に受け取られてしまう事が多くなります。

だからこそ、相手の自己重要感を理解した上で、
その様に思う気持ち、そういう風にむしろ言いたい気持ち、
そういう風に言いたくなる気持ちは分かりますと、
先に認めてあげないといけない。

そうじゃないと、そもそもが同じ立場じゃない中で
話をしていくのだから、議論にも対話にもなりません。

徹底的な討論が前提ならば、立場を超えて、
是非を問うやりとりでもいいかもしれないけど、
まぁ、そうだとしても自己重要感は大切ですね・・・

これから未来に向かってどうすべきか?
という議論にしたいのならば、

お互いが分かり合おうとする中で、
そして、お互いが同じ立場になったとしてまでを考えて、
創造的な対話に発展していくのが理想かなと・・・

結局、重要なのはコミュニケーション能力

相手を黙らせる事が本質ではないのです。
是非を問うだけなら分かりますが・・・

さきほどの話に戻りますね。

あえて、ひろゆきさんは切り込んだ話をしたのですが、
ジェネレーションギャップがあるからこそ、

伝え方と傾聴姿勢が重要だという事です。

未来を考えた時に、ひろゆきさん、成田さんも
ごもっともな事を言われてました。

むしろ、納得出来る内容の方が、
僕は客観的に聞いてて多かった気がします。

でも、正しい事や良き方向だけを伝えれば、
人に伝わるのかと言えばそうではありません。

例えば、渋谷の喫煙所などをイメージすると
とても分かりやすいと思います。

喫煙スペースが狭いからこそ、
外側で吸う方が多いのですが、

ポイ捨てしないでくださいと
倫理観の中で相手に注意をしても、

「は?なんで自分だけ言うの?
周りも吸っているでしょ?」と、
反論がはじまり、

結局、口喧嘩になってしまいますよね?
これが良い見本です・・・

https://youtu.be/HJC-4tUg0K4?t=280

これが「喫煙スペースが狭くて、
喫煙所の中で吸いたくても吸えないから、
外で吸われていると思いますが、」

「今自分は清掃をしている最中なので、
お気持ちは分かるのだけど、」

「一人一人にお願いしているので
良かったら協力してもらえませんか?」

こういう感じの伝え方だったら、
いや、周りも吸っているでしょ?という
切り返しの会話にはならないと思うのです。

なぜなら、人は感情で動く生き物だからです。

だからこそ、討論は是非のやりとりに近いので、
ちょっと脇に置かせてもらうとして、

議論をするのなら、落とし込みが
ちゃんと見えていないといけないし、

その中で対話をして、お互いの考え方。

つまり、価値観が違う事を理解しながら、
そして、分かり合おうとしながら、
これからどうすべきか?に、

最終的に辿り着く事が大切です。

ひろゆきさんは、なんとか対話として
成り立たせようとして、どうしてそう思っているのか?

つまり、意見が違うという事は、
一人ひとりが大事にしている所が
価値観として違う訳ですから、

なぜ、そう思うのか?と、分かろうとしてましたが、
相手を尊重したり、承認した上での伝え方じゃないので、

田原さん(この世代)からすると、
自己重要感の所でムッとしてしまい、
議論として成立しなかったな・・・・と、
個人的には残念でした。

3人ともめちゃくちゃ凄い人だからこそ、
どちらが正しい、悪いの是非の討論ではなく、

分かろうとする以上に、分かり合おうとする工夫が
本来、議論する上では必要だったのかなと、
僕は個人的に感じました。

その中で、結果的にお互いを理解して、
創造的対話に発展していけば、

更に有意義な時間に成りえたと思います。

まぁ、ただね。ハイコンテクスト文化の日本において、
ローコンテクストのみで会話をしようとすると、

今回みたいな感じに、日本人はなりやすいです。

だからこそ、相手の立場や思いも一旦は承認すること。

そして、会話の中で傾聴の心がないと、
特にジェネレーションギャップがある中での会話は、
なかなか難しいんですよね。

もちろん伝え方が大切なのですが、
その手前にある傾聴の心が大前提であった方が、

雑談も、議論もスムーズにいきやすいですよね?

僕は今の日本に必要なのは、
こういう部分からだと思います。

難しい経済論は分からないし、
僕たちが入り込める領域でもないけど、

僕たちが生きる上で、コミュニケーション能力が
めちゃくちゃ大切だという事ですね。

仕事でも、プライベートでも
理屈は同じだからこそ、西垣先生が説いています。
⇒人間関係の克服と向上