【業者比較】ペット用フロアコーティング

愛犬がツルツル滑るフローリングで、足を滑らして怪我をしないように滑り止め効果を発揮する“ペット用フロアコーティング”。

「愛犬が怪我をしないようにやった方が良い?」「本当に愛犬がフローリングで滑らないの?」「効果はすぐきれちゃうんじゃないの?」などと疑問に思うかもしれません。

そこで、“ペット用フロアコーティング”を取り扱う、フロアコーティング会社3社の商品を比較し、オススメをご紹介いたします。

ペット用フロアコーティングのメリット

愛犬家がペット用フロアコーティングをするメリットは、大きく3つあります。

  • 愛犬がフローリングで滑らなくなる
  • フローリングの上で粗相をしてもフローリングが汚れない
  • 愛犬の爪でフローリングがボロボロにならない

その1 フローリングが滑らなくなる

雨続きでお散歩に行けない日が続けば、ワンコもストレスが溜まって家中駆けずり回って手に負えない状態は良くある事。何もしていないフローリングであれば、方向転換で足がもつれて変な方向に足が向いたり、壁に激突なんてことも。

怪我をしないか心配な飼い主は、カーペットやコルクマットを敷いて気を付けていると思いますが、出来る事なら、フローリングの質感のまま、ワンコが滑らない方が見た目も良いですよね。

結論を先に言うと、ペット用フロアコーティングは、カーペットやコルクマット程グリップが強いわけではないが、ワンコが室内で過ごすには十分な滑り止め効果があります。ワンコの為に室内の美観を諦めてカーペットを敷き詰めていたリビングともおさらば。清潔感あるフローリングでワンコと一緒に過ごすことができます。

その2 粗相してもフローリングが傷まない

躾をしっかりしていても、ペットシートからはみ出して粗相をしてしまう事ってありますよね?我が家で暮らしているお兄ちゃんジャックは、老犬になってトイレの場所を忘れちゃったのか、トイレに行きつく前に粗相をするようになってしまいました。

フローリングは木なので、粗相をそのままにしておくと染み込んでフローリングが変色したり、腐ってきてしまいます。

ですが、ペット用フロアコーティングをしておけば、粗相がフローリングに染み込まないので、ちょっとの間粗相をそのまま放置してしまったとしても、フローリングが傷んだりしません。

その3 フローリングが綺麗なままでいてくれる

我が家の妹ジャックはダイニングチェアやソファーの上に飛び乗るのが大好き。ダイニングチェアの上から、さらにダイニングテーブルに飛び移り、下りる時は勢いよくジャンプ。

爪のお手入れは、病院に行った時のついででしか切らないから、飛び降りるダイニング周りの床がボロボロと思いきや、ペット用フロアコーティングをしている我が家は綺麗なままのフローリングでいてくれています。

実家の何もしていないフローリングと見比べると一目瞭然。ペット用フロアコーティングは、ワンコの足腰を守るだけでなく、家も守ってくれます。

コーティング会社3社を比較

ペット用フロアコーティングを取り扱っている3社を徹底比較。ペット用コーティングと一言で言っても、取り扱っている商品は別物。それぞれメリットとデメリットがあって「どれを選んでよいかわからない」というのが皆さんの本音だと思います。

その1 ドッグライフコート(グッドライフ)

2022年に新たなラインナップに加わった“ドッグライフコート”。UVコーティングにグリップ材を配合することにより、ただでさえ滑り止め効果があるUVコーティングをさらにグリップ力を高めたペット用コーティング。

“ドッグライフコート”はUVコーティングをベースとしているので、工事終了後からすぐに入居ができ、保証年数も30年とかなり長い年月を保証してくれます。

仕上りは、他のペット用フロアコーティングがピカピカな仕上がりなのに対して、ピカピカ感を抑えて、ある程度自然な仕上がりとなっています。そして、コーティング剤にグリップ材を入れている為、表面は若干のツルツルではないので、実際の仕上りを確認できるショールームで、実物の上を歩いて判断する事をお勧めします。

滑り止め効果については、かなり滑り止め効果は高く、UVコーティングやシリコンコーティングのようにピタッとひっつく感じとは違い、凹凸感で滑らなくなっている感じがします。

お手入れについては、UVコーティングをベースとしているので、水拭きしてもアルコール拭きしてもフローリングを傷めることなく、お掃除が楽に出来ます。塩素系の掃除洗剤も使ってOKなので、ウイルス対策としてハイター等で掃除することも出来ます。

傷の付きにくさについては、配合しているグリップ材がとても硬いものなので、かなり傷が付きにくくなっています。そして、傷が付いたとしても、ピカピカ感が薄いので、光が反射せず、傷が目立ちにくくなっています。

その2 愛犬の床(エコプロコート)

雑誌「いぬのきもち」を読んでいる読者なら馴染のペット用コーティングだと思います。犬用のメディアでよく見るエコプロコートさんの“愛犬の床”。

“愛犬の床”は、工事終了後からすぐに入室できるUVコーティングで、保証年数は20年となっています。

仕上りは、鏡面仕上げのピカピカする仕上がりで、「フロアコーティングを施工しました。」って一目で分かる仕上がりです。ピカピカした仕上がりが嫌いな人向けに、マット仕上げの“エコプロコートナチュラル”がラインナップにありますが、“愛犬の床”に比べて滑り止め効果が弱いので、ペットを飼っている人は”愛犬の床”一択となります。

UVコーティングは何年か住んでいると、徐々に光沢が落ちてくるので、最初はピカピカする床が肌に合わないと思っていた人でも、徐々になじみのある見栄えになってきます。

滑り止め効果は、施工後すぐはしっかりグリップ力を感じることができ、小型犬でも安心して走らせることが出来ます。但し、仕上がり同様、年々ピカピカ感と共にグリップ力も徐々に弱まっていき、5年程経つと「少しグリップ力が弱まってきたな」と感じるようになります。

お手入れについては、水拭きしてもアルコール拭きしてもフローリングを傷めることなく、お掃除が楽に出来ます。塩素系の掃除洗剤も使ってOKなので、ウイルス対策としてハイター等で掃除することも出来ます。

傷の付きにくさについては、厚塗りで仕上げる為、ペットの爪でフローリングが傷つくことはありませんが、フロアコーティング自体に傷は入っていきます。例えるなら、携帯電話に貼るフィルムのように、本体画面が傷つかなくても、フィルムが少しずつ傷ついて行くようなイメージです。

その2 優床(フジソウ)

愛犬を優しく守る床の“優床”。ニーズに合わせて商品を選ぶことが出来る様、とにかく滑らない“優床グリップコート”と、ある程度の滑らなく、傷が付きにくい“優床スーパーコート”の2種類をラインナップがあります。

滑らない事にこだわった“優床グリップコート”はシリコンコーティングで保証年数が10年と少し短く、傷もつきにくい“優床スーパーコート”はUVコーティングで保証年数は20年となっています。

仕上りは、どちらもピカピカする仕上がりとなっているので、「フロアコーティングを施工しました。」感がでます。こちらも“愛犬の床”同様、光沢は年数とともに落ちてくるので、数年後にはピカピカ感は薄れてきます。

滑り止め効果は、“優床グリップコート”はかなりグリップ力が強く、どんな犬種でも滑ることなく過ごすことが出来ますが、但し、”優床グリップコート”は撥水性が高いので、コーティングの上に水分や油分が残っている状態だと逆に滑る床になってしまいます。グリップ力を高めたまま暮らすには、アルコール拭きでこまめな床掃除をすればOKです。

お手入れについては、どちらも水拭きしてもアルコール拭きしてもフローリングを傷めることなく、お掃除が楽に出来ます。塩素系の掃除洗剤はUVコーティングの“優床スーパーコート”だけが対応していて、“優床グリップコート”で塩素系の掃除洗剤は使えません。

傷の付きにくさについては、どちらも厚塗りでフローリングに傷つくのを防いでくれますが、“優床グリップコート”はフロアコーティング自体が柔らかいので、フロアコーティングへの傷はかなり目立つようになります。

オススメのペット用フロアコーティング

ペット用フロアコーティングのオススメNo1は“ドッグライフコート”

ドッグライフコート

“ドッグライフコート”は2022年に新発売された【最新のペット用フロアコーティング】で、今までペット用フロアコーティングに改良に改良を加えた感が高くあります。

オススメする理由としては、“効果が長期にわたって持続する”、“ピカピカ感を出さない仕上がり”、“滑り止め効果が高い”、“傷にも強い”といった所にあります。また、販売されたばかりの商品なので、新し物好きの方にもピッタリな商品です。

  • No1オススメ “ドッグライフコート”
  • No2オススメ “愛犬の床”
  • No3オススメ “優床”