国公立大学二次試験まであと残りわずか。



 一次試験の出来映えはそれぞれあるだろうけど、ここからは、一人一人、狙っている大学の二次試験に向けて、対策を練ることになる。



 一次試験から二次試験までの間には、何かと不安で落ち着かない人が大半だと思う。


 受験期間で、一番精神的にきついのは、試験直前である。


 不安で不安でしょうがない。


 色んな不安なことが頭をよぎり、心の中に、どっかりと居座ってしまったりする。



 不安からの脱却、結論から言うと、私の場合は


『不安は、もう一人の弱い自分が作っている全くの幻想に過ぎない』


と自分に言い聞かせて割り切り、弱い自分を相手にしなかった。


 つまり、『幻想』と割り切って、音楽が好きな人は、音楽を聴いたり、少しでも、自分の心が落ち着くことをしてストレスを発散することが大切だ。


 例え、自分の気持ちが落ち着いていようがいまいが、時間は同じように過ぎていく。


『幻想』を相手にして悩んでいること自体、時間の無駄なのだ。


 弱い自分に、自分が支配されてはダメだ。


 この時期に、心が比較的落ち着いている時とは

 勉強に集中している時

もしくは

 
 音楽を聴いたりしてストレスを発散している時


のような気がする。


 悩むくらいなら、思い切ってストレス発散したり、『とりあえず』勉強したりすることが大事だ。


 一次試験から二次試験までの間は期間的に短いので、苦手を克服することはほぼ不可能であり、学力を新たに伸ばすということは難しい。


 確かに、高得点をとるためには高い学力が必要であることはいうまでもない。


 しかし、高得点をとるということと学力が高いということは決して同じではない。


 この短い時期に重要なのは、学力を伸ばすことではなく、ケアレスミスを減らしたり、出題傾向を見て問題の感覚を身につけたり、本来『取れる』点数を落とさない努力をすることである。

 
 ケアレスミスほど、自分を責め、がっかりする点数の落とし方はない。


 ケアレスミスを完璧になくすことは、人間である以上、不可能だ。


 しかし、努力次第で、最小限に抑えることは出来る。


 ケアレスミスについては、注意深く、何回もチェックすることが一番重要であることは言うまでもない。


 また、一度、解いた問題を別の問題解いた後に、頭を一回リセットして、再度、客観的な目で、もう一回見直すような工夫が必要だ。


 この時に、ふと、記入ミスや誤記、間違いに気付くことは多々ある。


 最終的に言えることは、試験は『学力が高い人』順に合格するのではない。



 結局、試験は『得点の高い人』が合格するのだ。✨


 本番も、問題は解ける問題から解いて、とりあえずある程度の点数を確保し、精神を安定させてから、分からない問題に取り組む。



 これが理想の戦略。



 その方が落ち着いて問題に取り組める。  


 問題を解く時は


 『冷静に、正確に、そして早く』


だ。


 力まず、平常心を保ち、正確を期し、更に、より短時間での作業を心掛ける。


 そして、1点にこだわること。


 1点でも多くもぎ取ること。


 合格ボーダーラインは小数点の戦いだ。


 1点で人生が大きく変わる。


 合格すれば天国の気分、落ちたら地獄の気分。


 1点足りなくて、もう一年、受験勉強しなくてはいけないなんて考えたくもない。



 でも、実際に、毎年、1~2点で泣いている人が何万人もいる。


 合格最低点に5点いや10点足りなくても悔しいよ。


 これは事実だ。


 もぎ取った1点を、勝利の1点にしている人が毎年いる。



 勝利する側に行きたいじゃないか!



 行こうじゃないか❗



 1点にこだわって試験に臨もう!


 どうすれば、1点でも多く点数がとれるかを考えろ。


 1点でも多く獲得し、勝利を掴み取るのだ。


 確実に点数を取るために、空欄を作る勇気も必要だ。


 どの問題を確実に点数にするか、捨てるかは、その時の自己の判断だ。


 きっと、ベストな判断を神様が導いてくれる。


 どちらが多く点数がとれそうか考え、的確な判断をする。


 身につけた判断力は、社会に出てからも確実に役に立つはずだ。


 最後の最後まで、あと一点にしがみつけ❗

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