☆ 若いうちに外国を経験させよう ☆
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海外に行くことも、最近は、コロナの関係で難しいのかな。
本当に変な世の中になったものです。
旅行でも短期留学でもいいので、海外に行くことが子供にとって大きなきっかけを作るということを、うちの子の経験として書きますね。
うちの子供は、幼い頃から、好奇心は旺盛でしたが、何故か
『あと一歩が踏み出せない子供』
でした。
その性格を見事に変えてくれたのが、高校での短期海外研修でした。
行き先は、イギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学。
息子にしては、珍しく自分から行きたいというので、『じゃあ頑張れ。』ということで親としては承諾しました。
費用もかなりかかりましたが、結果的に、本当に行かせてよかったと思います。
この研修、毎年希望者が多く、選考試験が幾重にもあり、英語の試験、英語の面接、希望理由論文などの数々の試験がありましたが、どうにかクリアして、最終的に研修参加者12名の1人に選ばれました。
二週間の短い間でしたが、イギリスの家庭にホームステイし、ケンブリッジ大学の学生とディスカッションしたり、ロンドンを案内してもらったり、ニュートンのりんごの木やワトソンとクリックのキャヴェンディッシュ研究所などを見て来て、本当にとても感動してました。
英語も生の英語に触れられて感動してましたし、会話の中で困ったことや発見したことも多かったようです。
この研修、自分で研修課題を作らなくてはならず、子供が研究課題にしていたのは、日本とイギリスの医療制度の違いについてでした。
初めての海外でカルチャーショックを受けたのか、帰国すると、前と見違えるくらい生き生きとして、熱心に研究課題をまとめていました。
そして、この海外研修で、自分が世界の中の小さな日本という国で生きているに過ぎず、世界は広いんだということに気づいたと言ってました。
日本に帰って来てからというもの、こんなに変わるのかとびっくりするくらい、何にでも積極的になりました。
まず、一番変わったこと、それは、自分の意見を言葉にしてはっきり言えるようになったことです。
外国人は、意見をはっきり言いますからね。
そこを学んだのでしょう。
短期間の一回の海外研修で、こんなにすぐに性格が変わるものかと、本当にびっくりしました。
その頃、既に、医師になるという夢がありましたし、それに加えて、一番大事な積極性が身に付き、学力の成績も、みるみる上がっていきました。
チャンスがあって、本人が留学したいという気持ちがあるのなら、短期間でもいいので、若いうちに海外を経験させることはとてもいいことだと思います。
必ず、なにかを掴んで帰って来るはずです。
海外に行き、その国の文化を学び、人と話すと、新しい発見があり、日本というものを客観的に見ることができます。
自分が今まで持っていた殻を破ることだってできるかもしれません。
コロナが落ち着き、海外への行き来が自由に出来るようになったら、是非、子供に機会を与えるのもいいかもです。