自分自身を見つめ直して

診断士になろうとする人の中には「自分の強みがわかりません」という人が一定数いる。先日も「自分自身の強みがわからないから診断士になった後も他の資格を取って強みにしたい」みたいな話を聞いた。

以前も書いたか書いてないか忘れたけど、ワイは診断士になった直後の無関連なダブルライセンス狙いは好きじゃない。好きじゃないし必要ないと思っている。

強みの補強となる、専門性を伸ばす資格取得ならやるべきとは思うし、診断士になってしばらくたって必要を感じたので資格を取るのは良いことだと思うが、診断士の資格すら活かせていない人間が無関連なダブルライセンス狙ったところで、結局シナジーも何も働かないし、どちらの資格も活かせないと思っている。

話はそれたが、良いか悪いか別にして、SWOTは診断士にとって必須スキルである。人様の強みを弱みを分析するわけだ、限りある情報の中からね。

さて、あなた自身の強みや弱みはなんでしょうか?情報に限りはない。あなたのことはあなたが一番知っているわけだ。客観的に見れないところも見ようとすれば見れるわけだ。

そんな自分自身の強みがわからない人が、どうやって人様の強み弱みを指摘するんですかね?

自分のことを下げてみているのかもしれないけど、診断士になろうとも人であれば、やっぱ何らかの強みはあるわけよ。

学生も中にはいるけど、大多数は社会である程度の経験があるわけでしょ。中卒で引きこもって社会経験ないけど診断士になったような人なんていないでしょ、まず。

それなら業種なり業界なり、経験はあるわけなんですよ。それが強みでしょ。

他人と比較する必要なんてないと思いますよ。「あなたは何ができますか?」って話なので。人と比べたら際限ないですよ。

先輩方と比べたらできることが少ないことなんて当たり前の話です。

ほとんどの人が、これまでやってきた業種業界の経験が診断士としての仕事の中でもどこかには活かせるところがありますよ。

自分の業種業界の経験がどういうふうに変換すれば活かせるか?みたいなところも考えてみるといいと思います。

何かしらの強みはありますよ、絶対。ないとか言って次の資格にチャレンジする前に、活かせる方向をまず考えてみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました