令和3年1月21日防犯・防災活動

このカテゴリーでは、防犯・防災活動について、様々な地域活動と呼ばれる行事やイベントを取り上げ、一つひとつその具体的な手法や、使用する書式など紹介する。

東広島市 重見(篠原)裕次郎


 

防災訓練

 防災訓練には、自治体が主催する大規模な総合防災訓練や、地域や企業で自主的に行う自主防災訓練などがある。自主防災訓練は次項の避難訓練に記述することとし、ここでは総合防災訓練の事例について説明する。

 

東広島市の総合防災訓練は、1年に1回、8月に開催される。

訓練参加機関は国、県、消防、自衛隊、警察、西日本高速道路、JR、バス会社、運送会社、電話会社、電力会社、医療機関、福祉団体、大学、住民自治協議会、などなど80団体を超え、訓練種目は、災害対策本部設置・設営、災害広報、避難誘導、消火活動、水防活動、交通規制、救護活動、非常無線通信、行方不明者捜索活動、食糧供給・給水活動、緊急道路の確保、緊急物資の輸送、電力設備・ガス施設・水道施設の応急復旧、避難救助、避難所運営、廃棄物の処理、などなど20種目を超える。

 

5月…関係機関、自治協へ参加依頼

7月…参加者説明会

8月上旬…リハーサル

8月下旬…本番

 

 

自治協としては、参加者の一員として割り当てられた訓練を行う。

自治協の担当者代表が説明会に参加して内容を把握、自治協の防災部会などから募った当日参加者のために、訓練内容や集合・解散などをまとめたものを作成し、案内とともに、配付する。

 

R030121各訓練内容詳細

R030121各訓練内容詳細

R030121防災訓練参加者案内

R030121防災訓練参加者案内

 

自分たちの出番以外は、他の訓練をよく見ておき、自治協での自主防災訓練で出来ることがあれば取り入れてみる。

訓練参加者のうち、一人は写真撮影を担当して、訓練の様子を撮影しておき、後日、自治協の広報紙などで活動報告を行うことで、地域住民に防災意識の啓発も行うことができる。

 


R030121防災訓練

東広島市 重見(篠原)裕次郎