【高校進学】通信制サポート校と技能連携校、その後は専門学校へ進学
前回は、 娘が小六の時の登校班でのトラブルについて書かせて頂きました。
娘の小学校時代までの様子を少しずつ更新させて頂いていましたが、
現状、 ブログを書く時間があまり無くて、 なかなかその先へ進めていません。
このままの進み具合だと、 いつまで経っても現在の事を書く段階に
辿りつきそうにありませんので、 中学、高校時代の詳細な様子については、
後からまた、 更新させて頂くことにしたいと 考えています。
そこで今日は、 娘の高校進学とその後の進路について簡単に書いておきたいと思います。
◆通信制サポート校へ入学
紆余曲折ありまして・・・・
娘は全日制の普通高校へは進学せず、娘の希望によって、
都内にある 通信制サポート校 へ進学しました。
この学校は 通信制高校と提携 し、 サポート校の校舎で通信制高校の勉強を教え、
高校の単位取得のためのレポート提出や単位習得試験の、
サポートをしてくれる学校 なのです。
最近、 こういった学校はかなり増えているので、
様々な場所で、 見かけるようになっているのではないかと思います。
◆全日制へ通いたい! 技能連携校へ編入
通信制サポート校 へ一年間通ったのち、 二年生に進級する直前に 娘が、
「何処か全日制の学校へ 替わりたい!」 と言い始めたのです。
「えっ・・・・?!」
「この一年間、 週に二日ぐらいの
通学でも やっとなのに??? 」
正直なところ、 驚きで 私はぶっ飛びました~!!
通学もそうですが、 受験して全日制高校へ編入できるような学力を
娘は身に着けられていなかったため、 行ける学校は至極 限られていました。
(進学に向けて、 塾へ通ったりはしていました)
それでも私は娘の希望にできるだけ添うように、
何校かインターネットで見つけ出して娘と一緒に検討しました。
最終的には娘が その中の一校を選択して
編入試験を受けることになりました。
娘が選んだ学校も、 やはり通信制高校と提携しており、 それらを利用して
勉強するのは以前と同様でしたが 違ったのはこの学校が全日制の 技能連携校 だったことです。
後日、 編入試験を受けて何とか合格し、 通学させて頂ける事になりました。
高校も一生懸命探すと意外と様々なタイプの学校があって・・・・
それぞれの希望に合うような学校が 見つけられるものなのだなぁ~~と
その時、 私は感じました。
編入先での学校生活でも娘は様々な問題を引き起こし、
通学や卒業が懸念された事も 何度かありました。
しかし先生方に支えられ、 何とか無事に卒業の日を迎える事が出来たのです。
これらの学校生活についても・・・・
後日改めて 詳細を書かせて頂く予定です。
◆ビジネス系専門学校へ進学
高校での娘の出席状況はぎりぎりでしたが、 担任の先生のご尽力のお陰で
何とか卒業できたといっても過言では無かったように思います。
精神的に幼く、 そのような状況にある娘が、
自分自身でだけで就職活動に取り組むのはかなり難しいことでした。
また少人数の学校だったこともあって、 職先も殆どありませんでした。
そんな訳で 娘の卒業後の進路については、 娘と私、 二人でかなり悩みました。
(夫に相談しても話が通じず、 ややこしくなるだけなので二人だけで)
選択肢としては、 短大かビジネス系の専門学校が上がり、
何校かの学校案内や募集要項を取り寄せ、 二人で学校説明会へも 出かけました。
娘は散々悩み、 最終的にビジネス系の専門学校へ進学することになりました。
◆専門学校では卒業まで地獄だった
通い始めると、一応娘にも友人ができました。
本人としては何とか頑張って通学していたのだと思いますが、
やはり高校同様に入学当初から、 遅刻や欠席が目立ちました。
そして一学期が終わった時には 既にかなり大変な状況になっていました。
娘の通っていた専門学校では、 欠席がある規定の日数に達すると
自動的に退学になるというシステムを採用していたのです。
二学期になっても娘は出席や遅刻に関して改善しようとせず、更に欠席は増えていきました。
二年生に進級指した時点では、 欠席日数の多さから、
学校からの推薦による就活は、 不可能となり、学校からそう伝えられました。
そして・・・・
二年生の三学期の初めには 自動的に退学になるまでにあと五日ぐらい、
三学期の途中にはもうあと二日ぐらい・・・・
正直、 かなり危険な状態まで到達してしまったのです。
本当にやばい~~!!!
普通の人なら、 「これはもうだめだー!」
と諦めの境地に陥りそうな状況に。
◆もう、 退学になりそう~~
流石にこのままでは・・・
娘もやっと心を入れ替え、 別人に生まれ変わりました。
私も毎日一生懸命娘を起こして送り出しましたが、
担任の先生は更に気合いを入れてくれて、 半ば脅迫状態?
それぐらいの気迫で娘の事を応援し、 指導してくださいました。
「ここまで欠席していたらちよっともう卒業は・・・・」
私はもう半ば娘の卒業は諦めかけていましたが、 娘は明らかに違っていました。
あと、数日で退学、 その事が頭から離れず、 強烈な拘り となったようでした。
そしてこれが結果的に、 何としても専門学校を卒業するんだという
パワーに繋がり、 目的に向かって進むための原動力に繋がったようでした。
まるで、 火事場の馬鹿力・・・・
正直いって・・・・これは、 感動的でさえありました!
アスペルガーや自閉症の人達にわりと顕著な特徴である物事への拘り、
これらが目的へ向かった時には、 素晴らしいパワーを発揮する
私達にとって、 その事を十分過ぎるぐらい理解する 貴重な経験となりました。
次回は少し、 娘が専門学校を卒業後に始めたアルバイト、
同時に一人暮しをし始めたことについて書いてみたいと思います。
そこから、 現在の話へ繋げていきたいと考えています。
☆生後から幼少期の娘についてはこちら
↓↓
harandiary.hatenablog.com
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