稲苗に高価な育苗機はいりません。電熱線とブルーシートで一気に1380枚芽出し。

稲苗を育苗機を使って芽を出す方法もありますが、育苗箱に入れて出してが面倒だなと、、、、ふと思いついた方法がうまくいったので育苗機は近所の人にあげて、うちでは何年か前からもっと簡単な方法で芽を出しています。

種蒔きしながらパレットに苗箱を並べてフォークリフトで運べるようにした後、パレットから移動することなく芽出しまでを完了させます。

うちでパレットに並べる量はこちら。

①138枚を1パレットに並べます。

②その後、パレット毎フォークリフトで芽出しをする場所まで運び、並べます。
 うちの面積だと10パレットを2回やれば十分なので10パレット並べます。
 ※たぶん2000枚位は一回で芽を出すことができると思います。

③土が見えるままだと土をえぐってしまうので全てに空の苗箱をのせます。

④苗箱ごと電熱線をグルグル巻きにします。サーモは3層200Vのものを使っています。

↑こんな感じの機材です。

⑤水分が飛ばないようブルーシートをかぶせて密封性を高めてサーモの温度を設定して加温開始!

後は2~3日放置すれば勝手に芽が出ます。
下の画像のような感じです。

簡単だと思いませんか?

育苗機のように組み立ても必要なく、電熱線の価格も安いですし、芽が出たパレットはフォークリフトでハウスの前まで運べます。

皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか?


労力軽減方法を考えるのが好きなので今後も色々思いついたことを実践していきたいと思います。

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