【翻訳】フェローアカデミーの評判や料金・アメリアとの関係を解説。

こんにちは!まさぽんです。

今回はフェローアカデミーという
オンライン翻訳スクールの詳細について
いろいろとまとめて情報を共有します。

日本人が翻訳を学べるwebサイトは、
「アメリア」などが有名ですが、
こことの関係性も示しつつ、評判や料金体系、
コース別カリキュラム等を調べてみました。

おそらくどのサイトよりも詳しく
情報をまとめているので、かなり長文です。

このブログを読んでいる方は、
翻訳や通訳に興味がある人も多いので、
どうやって英語を仕事に生かすかについて
本記事をヒントに考えてみるのもお勧めです(^-^)

翻訳者になることを真剣に考えている方には、
スクール選びってすごく迷いますよね……。

僕も過去には大学受験で予備校に通ったり、
アメリカ留学で地獄を見たりしたので、
学校選びは人生をそのまま左右してしまう
といった事の重大性をよく知っております。

というわけで、
さっそく行ってみましょう。

 

この記事の信頼性

筆者であるまさぽんは、過去に米国へ留学経験があり、現在は英検1級を保持しています。これまでに体験した英語教材・講座は100種類以上で、全ての教材の評判や口コミを随時チェックしつつ、自身も常に英語力の研鑽に励んでいるため、独自の選別眼を養っています。翻訳者から直接、仕事の話を聞いたり、企業のトライアル翻訳に申し込んだり、フェローアカデミーの運営するwebサイト「アメリア」に登録して内部を調査するなど、嘘偽りない情報収集&発信を日頃から心掛けています。また、自身が教える英語講座の受講生には、過去にフェローアカデミーで学んでいた方もいます。

 

▶ 翻訳の専門校「フェローアカデミー」

会社名 株式会社アメリア・ネットワーク
代表取締役 室田陽子
所在地 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-2-4 麹町セントラルビル 2階
電話番号
お問い合わせ
0120-024-240(平日9:30-21:00 土曜9:30-18:00)
https://contact.fellow-academy.com/contact/

この記事がオススメな人

  • フェローアカデミーの実態や評判が気になる人
  • 翻訳や通訳として社会で活躍したい人
  • いつかは英語を活かして働きたい人

 

フェローアカデミーでは、しっかりとした翻訳能力の素養を高めることができますが、現時点で中学レベルの英語を使えない方にはちょっとハードルが高いかもしれません。

その場合は、集中的に英文法を学んでみると、よりバリエーション豊かな英語を自由に使えるようになります。

僕は英語力に自信のない方専門で特別なメルマガ講座↓を開講しているので、まずはこちらに登録してみて、英語への苦手意識を取り去ってみて下さい!

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翻訳スクール「フェローアカデミー」の概要

フェローアカデミーは、
“Fellow Academy” であり、直訳すると
「仲間の学校」です。

かわうそかわうそ

翻訳なのに仲間???どういうことです??

翻訳は一見すると孤独な作業ですが、
身近な知人から仕事を依頼されたり、
コーディネーターやチェッカーとの作業もあり、
1人だけで成立する仕事ではありません

なので、翻訳を学んでいるうちから
一緒に励まし合い、研鑽し合える
「仲間づくり」が重要になるのです!

「翻訳仲間」を作るための学校として、
“Fellow Academy” という名が付けられたなら、
とってもセンスが良いですよね(*^_^*)

ちなみにフェローアカデミーは創立1975年で、
1985年に現在の名称に変更されています。

ぱんだぱんだ

世の中、一人で成立する仕事はほとんどないですからね。何をするにしても、同じ目標を追って助け合える仲間の存在は大切です。


まさぽんまさぽん

それなんだよ。翻訳は一見、フリーランスで自由きままに副業感覚でできる職業だと誤解されがちだけど、その裏には多くの人々の協力が必要になるから、コミュニケーション能力も必須なんだ。

アメリアとの関係性

フェローアカデミーとアメリアは共に
株式会社アメリア・ネットワークが
運営しています。

フェローアカデミーは翻訳スキルを養成する
「学校」としての位置づけで、
アメリアはそこで培った翻訳力を武器に、
様々なネットワークを築く場所ですね。

どちらもオンラインで利用できますが、
フェローアカデミーは通学もできます。

アメリアでは翻訳の仕事を受注したり、
翻訳コンテストやトライアルに応募したり、
専用チャット内で意見をやり取りしたりなど、
コミュニティとしての機能が充実しています。

フェローアカデミーが「学校」だとしたら、
アメリアは「キャリアセンター」的な位置づけだと言えます。

スケジュール

フェローアカデミーのスケジュールは
講座ごとに分かれています。

「翻訳支援ツール講習」など
1日で受けられるものもありますが、
多くは2ヶ月~半年程度の期間内で、
カリキュラムを受講し終えます。

「通学・オンライン講座」と
「通信講座」に大きく分かれており、
両方を組み合わせて受講することも可能です。

通学形式では、一緒に学ぶ仲間を得られたり
臨場感をもって講師の解説を聞けますが、
遠隔地の方はオンライン受講も可能。

通信形式は、添削による指導がメインで、
時間の制約なく自由なペースで受講できるため、
自己管理がより重要となります。

かわうそかわうそ

通学を選んだ場合、校内で自習はできますか?


まさぽんまさぽん

受講中の方であれば、授業以外の時間も自習スペースを利用できるよ。翻訳支援ツールや字幕制作ソフトがインストールされたノートPCも貸し出し可能。開館時間は日によって異なるから、詳しくはHPを見ると良いよ。


ぱんだぱんだ

もし授業に出席できなかったら、後で補講などはしてもらえるんですかね?


まさぽんまさぽん

授業の録画をオンライン講座で共有されるよ。次回授業の前日まで視聴できるから、欠席した人は録画を視聴するといいよ。あと、欠席した人にも授業で配付された資料を共有して授業の進度が分かるようになってる。欠席した授業の内容で分からないことがあったら、次回以降、講師に直接質問できるらしい。


受講生がなりたい翻訳の分野別ランキングは、

1位:実務翻訳(71.5%)
2位:映像翻訳(39.2%)
3位:出版翻訳(38.6%)
4位:その他(2.4%)

だそうです。

1~3位は翻訳業界における三大分野と言われており、
フェローアカデミーでもしっかり学べます。

ちなみに実務翻訳は、
IT、医療、金融などの分野が含まれており、
「ビジネス翻訳」「産業翻訳」とも言われます。

映像翻訳は、一見すると
「映画の翻訳」というイメージが強いですが、
最近ではYouTubeの流行によって、
海外向け翻訳需要が増加しています。

質問と添削内容

フェローアカデミーの通信講座では、
主に添削ベースで授業が進行します。

通常コースだと添削は月2回ですが、
速習コースは好きなタイミングで受けられて、
料金はどちらも変わりません。

通学・オンライン共・通信コース全て
不明点は講師の方に質問ができます。

通学ではそのまま講師に質問できますが、
通信で悩んだ点や分からなかった点があれば、
課題提出時に質問を一緒に送ればOKです。

また添削が返却された後も、
トレーナーに分からないことを質問できる
「復習サポートシステム(Q&A)」があり、
こちらは無料で何度でも質問できます。

ただ、講師によって当たり外れはあるようで、
中には相性の良くない人もいるみたいですね。

 

ぱんだぱんだ

添削は全部で何回くらいやることになるのでしょう?


まさぽんまさぽん

通信講座の場合、短期だと4回からで、長いものだと18回まで用意されているよ。


ぱんだぱんだ

ふーん、なんだか少ない気もしますね。プロの翻訳者としてメシを食うなら、ちょっとやそっとでは上達しないのでは?


まさぽんまさぽん

いいや、案外そうでもないぜ。僕が過去に受けたネイティブ添削は、1ヶ月で4回の添削だったけど、集中して学べばそれでもかなり負担は大きいし、きちんと復習すれば確実に実力も身に付く。それに受講条件として最低TOEIC650点以上を保有している必要があるし、受講するのは1つだけじゃないからね。

卒業生は修了証を発行できる

講座を最後までやり遂げた人には、
各種の証明書を1通500円で発行できます。

  • 在学証明書(和文・英文)
  • 修了証明書
  • 成績表(カレッジコース、ベーシック3コースのみ)

ちなみに修了扱いになるのは、
全講義のうち8割以上を受講した人だけで、
サボっていた人には付与されません(笑)

フェローアカデミーの講座別料金体系

さてここからは、
フェローアカデミーの料金を
詳しく見ていきます。

2022年8月時点では、
通信の3万円程度の格安な講座から、
通学式の100万円以上の高額講座もあります。

通学形式の方が割高で、
講師や学生と交流しやすいなど、
それぞれにメリットがありますが、
受講者の6割以上は通信講座らしいです。

①:通学・オンライン講座のコースと料金

通学・オンライン式の講座は、
大きく「総合翻訳科」と「単科」に分かれます。

総合翻訳科は、
1年間通学するカレッジコースと
オンライン型のベーシック3コースがあり、
「翻訳の三大分野」と呼ばれる
実務、出版、映像翻訳の基礎を学べます。

また単科コースでは、
週1回~月1回のペースで目指したい分野、
自分のレベルに合わせて
ステップアップできる講座が揃っています。

単科の場合は総合翻訳科と異なり、
すべてオンラインで完結するのと、
翻訳の各分野を別で学べるのが特徴です。

  • 翻訳入門
  • 実務翻訳コース
  • 出版翻訳コース
  • 映像翻訳コース

をそれぞれ自由に選ぶことができ、
初級・中級・上級に分かれているので
今の実力にあった講座を選べます。

メディカル(医療・医薬)、漫画、
IT、ビジネス、特許、契約書の翻訳など、
バラエティはとても豊かです(*^_^*)
(※過去には絵本やゲーム翻訳もあったようです。)

料金は表にまとめようかとも思いましたが、
コースがあまりにも多く、
また随時変更される可能性もあるので、
参考ページを紹介しておきます。

通学・オンライン講座ラインナップ
(~15万円程度が多いですが、通学は100万円以上です。)

②:通信講座のコースと料金

通信でも通学・オンラインと同じく、
「翻訳入門」などの単科講座がありますが、
両者の違いは「授業があるか無いか」です。

通信式の講座の場合、
主に添削でトレーナーとやり取りをするので
基本的には自習でテキストを進めて、
分からない箇所があったら質問します。

授業がない分、通信講座の方が
だいぶ格安の料金体系になっていますが、
ある種の「強制力」が働きにくいので、
自律的な学習ができる人向けですね。

こちらもコースが多いので、
料金を知りたい人は以下をご覧ください。

▶  通信講座ラインナップ

通学・オンライン講座とは異なり、
すべて10万円以下で受講できます。

ぱんだぱんだ

翻訳講座は日⇔英訳のみですか?中国語や韓国語の講座はありませんか?


まさぽんまさぽん

ない。ただ、翻訳って英語力だけじゃなくて日本語力も重要になるから、「訳すコツ」とか総合的な日本語力は鍛えられるし、どの分野の翻訳でも共通な能力だよ。

支払い方法

フェローアカデミーの料金支払い方法は
クレジットカードか銀行振込で、
それぞれ分割払いが可能です。

クレカはVisa、Mastercard、JCB、
American Express、Diners Club

のブランドが使用可能です。

ただし、他講座との支払い額の合計が
が385,000円を超えると銀行振込のみで、
通学講座(カレッジコース)も、
銀行振込(一括、2 or 10回分納)のみです。

受講料には教材費や検定試験料など
全ての金額が含まれるので、
別途費用や入学金は発生しません。

 海外在住の方の場合は、
・居住国の在留(居住)証明
・居住国での納税証明
の2点の証明書があれば、
消費税の免税手続きは可能です。

割引制度について

フェローアカデミーの受講申込時に
アメリアに同時入会すると、
入会金5,500円(税込)が無料になります。

受講する講座の種類によっては、
初年度年会費16,500円(税込)も
無料になるものもあります

▶ 翻訳者ネットワーク「アメリア」


講座申込みフォームから申込むと、
最後の完了画面にて
アメリア同時入会の案内が表示されます。

その画面で「同時入会する」を
クリックするとお手続き完了です。

体験レッスン

フェローアカデミーに興味がある方は、
①資料請求 ②学校説明会 ③体験レッスン
などの行動を起こすと詳細が分かります。

説明会は無料ですが、
体験レッスンは有料(1,650円)です。
(※価格は随時変更される可能性があります)

それぞれコース別に
月2回程度の頻度で開催されています。

また、カレッジコースとベーシック3コースは
個別相談会を開催しており、参加すると
Amazonギフト券が1,000円分もらえます。

フェローアカデミー卒業後のお仕事

フェローアカデミーの講座を修了し、
「クラウン会員」に昇格すると、
翻訳ネットワークのアメリア経由で
経験者だけを対象とした求人にも
応募のチャンスが広がります。

  • IT・テクニカル
  • ビジネス
  • メディカル
  • 金融
  • フィクション
  • 映像

といった分野で、
フェローアカデミー卒業生が
活躍しています。

また、通学・オンライン講座では、
トライアル合格のポイントを解説したセミナーや
出版社との繋がりがある卒業生の紹介もあり、
それぞれの分野に応じたサポート体制があります。

学校説明会でも修了生と話すチャンスが
あったりする時もあるので、
詳しくはそこで尋ねてみると良いでしょう。

ちなみにカレッジコース(通学)の場合、
卒業後はこんな感じで進路が分岐しており、
1年後の仕事獲得率は84%以上です。

以下はフェローアカデミー生が
どういった仕事や作品を出しているかについて
参考になるページなので、
目を通しておくと良いでしょう(*^_^*)

翻訳業界で活躍する受講生 
講師・受講生の翻訳作品一覧

ぱんだぱんだ

卒業後の仕事の面倒までみてもらえるなんて、サービス精神旺盛ですね。


まさぽんまさぽん

翻訳者として活躍するには「過去の実績」が一番重視されるんだよ。最初の仕事を得ることが多くの翻訳初心者の共通の課題だけど、そこに至るまではしっかりサポートしてもらえる。


かわうそかわうそ

なんだか専門学校とか大学みたいです!


まさぽんまさぽん

実際、「●●ゼミ」という名前がついた講座もあるから、そこで先生のコネクションとか仕事をする上での生々しい知恵を教えてもらえるって感じだね。プロを育成する仕事だから、責任も大きい。

トライアル受験

翻訳者として最初の仕事をゲットするには
「トライアル」という企業からの課題を受け
それに合格を果たす必要があります。

フェローアカデミーの講座の中には、
トライアル試験を受けられたり、
模擬テストを複数回受験できるものもあり、
どのような翻訳をすれば合格しやすいかを
実地で確認することができます。

翻訳ネットワークの「アメリア」でも
トライアルは多く開催しているので、
そちらから参加するのも良いでしょうね。

ただ、このトライアル試験は
人によってはかなり難易度が高いため、
しっかり実力を付けてからでないと
撃沈して落ち込む可能性もあります。

得られる収入はどれくらい?

フェローアカデミーでは、
卒業生の平均収入に関する情報は
特に公開されていませんでした。

が、僕個人的には
個人で仕事をする人々には
「平均収入」という概念は
ほとんど意味がないと考えています。

なぜならフリーランスの場合、
サボろうと思えばいくらでもサボれるし、
ハードに働こうと思えばいくらでも収入は増えるからです(笑)

翻訳者とはいってもピンキリで、
年収2,000万円を超える強者もいれば、
副業で年収100万円以下の人もいます。

スキルや実績、依頼者や流行によっても
ギャラは大きく変動するので、
収入は「自己責任」「自分次第」だと言えます。

ただし、翻訳という職業上、
キャリアを積めば積むほど信頼度が増し、
ギャラが増えるという特性はあります。

また、斡旋会社を通さずに、
個人で直接仕事を受注できるようになれば、
中抜きの分が浮くので高い収入になります。

卒業後も研鑽を積んで翻訳スキルを上げたり、
単価の交渉を積極的にできるかどうかも
収入を決める重要な要素ですね。

こういった本で最新情報を漁ってみるのも
市場の動向をチェックする上で役に立ちます。

通訳者・翻訳者になる本2023(イカロスMOOK)

あとは翻訳者はTwitterにたくさんいるので
情報を漁ってみると実態がよく分かります。

ぱんだぱんだ

楽に稼げる職業なんて無いと思います。


まさぽんまさぽん

結局、本人がどうしたいかなんだよね。ブログだって大きく稼げる人もいれば、1円も稼げずに終わる人もいるわけだし。中途半端なところで辞めずに、徹底的にやり抜いた方が結果的には報われると思ってる。

フェローアカデミーの評判や口コミ(全体 / 講座別)

さてここからは、フェローアカデミーの
評判・口コミを講座別に見ていきましょう。

かなり大規模な学校なので、
その分だけいろんな種類の人がいて、
参考になる情報も多かったです!

全体の口コミ

(以下、Googleから引用)

★★★☆☆

初級〜上級まで受講した印象としては、講師による当たりはずれが大きい。
講師が忘れ物をして授業内容が疎かになるなど、意識が低いと思わざるをえない。

★★★★☆

コースがすごく多い。いろんなところに問い合わせをしましたが一番?多いかな
本当に翻訳家を目指したいならあり?だと思います。

いいところ
校舎が新しくすごくキレイで先生も専門的で教え方も丁寧

改善してほしいところ
コースが多すぎて、何から受講すればよいかわかりにくい。
実際詳しく話をすると解決は出来ました

迷ってる方に少しでも参考になればと思います。

★★★☆☆

高評価: コミュニケーション
通信でこれだけ講座がそろっている学校はあまりなく、相談すれば丁寧にアドバイスしてもらえるので安心感があります。ただ通学やオンライン講座のほうが、力はつくのかもしれません。翻訳自体はとても楽しく学べています。

★☆☆☆☆

2つのコースを取ったがアルバイトの採点者の対応が最悪だった。回答者の立場に少しでも立てば同じ意味なのに機械的に回答をはねるし、前回の質問をした際もこの場ではするなと事務局から注意が来たりもした。時間のある時に早めに課題を提出しようと前もって全部のテキストを送るよう依頼した際も、できないのゼロ回答で非常に融通の利かない学校だった。

★★☆☆☆

質問をしたので、そちらも参照にされたい。(Google マップにはそのスペースがあるのでディスカッションもして欲しい、人によっては合うのかもしれないが、外国語のニュアンスは現地人じやないと機械的な作業になるのは否めないであろう。機械翻訳が台頭してくる今、裾野は広くても割に合うのは少ないか。物価のように全員の取り分が上がれば良いが。此処でそこまで手伝って貰えるかは不透明である)

なぜ、英語民間試験とその独自に用意したと言われる模擬試験が講習とセットになって提供されているのかがよく分からなかった。講師もあたかも本試験として使用出来るようにも解釈出来るような発言が見られた。
一部の講師陣の経歴として、大手企業出身ということを謳い、それを講師の語学力の説得材料としてアピールしていたように思えるが、現在ダークパターンや不正会計などで世間を騒がせている。

他には、電子辞書を買えば、力がつく(英語辞書のアプリで十分では?)や履歴書を講師が提出させるよう促すなども気になる点だった。

講師のレベルは難関大学の語学の授業(私の場合では早稲田)よりは落ちるかと思う。大学受験用予備校の講師の方が詳細に解説してくれると思う。

例えば、大手メーカー出身の講師であれば、He lost () leg でa,the, his, theirの一つを選べと言うのでなぜ”the”を選んで行けない理由は、蟹だったらtheでも良いという解説があった。解答はhisが適当か。分詞構文は頭でっかちだから使うなとか、reckonはインフォーマルだから使うななど。

出版の解説で言えば、メイ首相に“bunch”という表現は使うな、

実務の場合であれば、コンピューターはプログラム内蔵方式しかないから “The stored program is used by a computer…”という表現になる(量子コンピューターは?)など。

上記挙げた例により、人によっては、コスパは微妙だと思う。ただ添削するだけではなく、もしかしたら講師が英語圏の文化にも精通しており、解説が正確な人もいるのかも知れない。

最近海外ではアジア系への差別が多いらしく、海外に住んだ経験があると、ここに限らず語学の講習だけで
通用すると思うのは危険かなと。(講師が喋っているだけの受け身の授業も多いかと)

先輩がいたから、確かな道があると言うのではなく、ここの入校試験のみで、将来のキャリアパスを想像するのは難しいであろう。試験のみではなく、履歴書などを提出して、適切なクラス分けなどをして個別な対応をする必要があると思う。

「翻訳入門」の口コミ

「実務翻訳」の口コミ

 

映像翻訳 口コミ

 

「マスターコース」の評判

その他 評判

 

現役受講生・卒業生のブログ

以下、フェローアカデミーを卒業して
プロの翻訳者としてデビューした方々の
ブログを紹介します。

英語の学習記録をただただ綴るブログ(Mamikoさん)
医学翻訳ブログ(成田さん)
専業主婦が翻訳者を目指すブログ(どるさん)

翻訳かあさん、崖っぷちを走る(ささみさん)
#フェローアカデミー(Ameblo)

また、以下には
フェローアカデミーHPから引用した
修了生のコメントを紹介します。

金澤壮子さん

映画配信会社が提供する作品の字幕翻訳が初仕事でした。フェローで学び始めて4年目のことです。当初、仕事ができるようになるまで10年を覚悟していたのですが、嬉しかったですね。翻訳の学校を探す際、体験レッスンでとても質の高い講義を受けられたことでフェローに決め、総合翻訳科カレッジコースに入学。カレッジコース修了後は映像翻訳と出版翻訳のコースを並行して受講。やればやるほど翻訳の魅力にはまり、気づけば三度の食事より翻訳が好きという状態に。ゼミ生になった頃から、字幕や吹替の下訳の仕事を先生方から頂けるようになり、映像一本に絞りました。映像翻訳は文字数の制限があるため、パズルを解くような作業がつらくもあり、楽しくもあります。

木阪正雄さん(映像翻訳者)

翻訳だったら働く場所を選ばないので、海外でサーフィンをしながらでも仕事ができますよね(笑)。『これしかない!』という感じで、いろんなジャンルの翻訳を一気に学べる総合翻訳科ベーシック3コースを受講しました。授業は発見の連続だった。日本語の表現力が問われる出版は難しい。簡潔な文章が求められる実務は取り組みやすく、評価も上々。そして映像は、予想外に楽しい。字幕は字数制限があるから難しいんですが、だから逆におもしろかった。先生が『一緒にやっていこう』という姿勢で指導してくださり、モチベーションを引き上げてくれたのも良かったですね。

梅林靖子さん

もともと英語を使う仕事に興味があり、これまで英文事務などを経験して、英語自体の勉強も少しずつ続け、最終的にたどり着いたのが在宅でできる翻訳でした。フェロー・アカデミーを選んだのは、現在翻訳者の友人が以前通っていたので安心感があったためです。また、当初私は翻訳の知識が全くなく、一番興味があったのはメディカルの翻訳だったので、実務翻訳を含めて翻訳そのものを一から学べるベーシック3コースを選びました。ベーシック3コースは、内容が実践的なところがよかったです。実務・出版・映像の各分野で実際の仕事に近いスタイルで取り組むことができ、とても良い経験になりました。授業では、先生方が仰っていた「訳してみて、おかしいと思ったらそれは誤訳」という言葉と、「元々知識がなくても、調べて理解すれば大丈夫」という言葉がとても印象に残っています。

 

【番外編】2chでの評価

 
49 :名無しさん@3周年:05/01/31 08:38:36
フェローの通信にするか、週一コースにするか思案中(´・ェ・`)
ちょっとでも通ってコネクションつくったほうがいいのかなぁ・・・・

7 :名無しさん@英語勉強中:2009/01/29(木) 20:27:39
フェローの実務翻訳ベータを受講後にトライアル受けて今は仕事しています。
ベータは、内容がそのまま仕事に役立っているとは思いませんが(分野にもよるかも)、一般的な英語の勉強から実務翻訳への橋渡しとしてはよかったと思います。

46 :名無しさん@英語勉強中:2009/05/26(火) 00:24:26
客観的にみて、フェローが一番すごい講師がそろってる。
やっぱり一流の人達から教わりたい。

438 :名無しさん@英語勉強中:2010/07/25(日) 06:10:29
翻訳スクールの説明会行って来た。
大手二つのスクールの特徴をば。参考になれば幸いです(通学対象)。

【フェローアカデミー】

出版・映像系に強い。志望者には若者率が比較的高い。大教室メイン(建物および教室は古い)
テキストは(入門系に関しては)字が大きい・易しめ・高校テキストの延長な感じ。
講師に有名どころが多い。マスメディア系でコネを作るには良さそう。
青山一丁目から少し歩くのでアクセスは微妙。学費は総体的に高め。実力試験・優遇制度あり。
「アメリア」という翻訳求人(なんでも屋)サイトと提携。ここから仕事ゲットか。
食っていくことにこだわらない人向け。夢は見させてくれる。主要マスコミお抱えの翻訳集団。

【サン・フレアアカデミー】

バリバリ実務系。食っていくこと重視の人多し。年齢層は高め(20代は少ない)
実務系のため希望者に夢は見させない。少人数制をうたう予備校チック。
小教室メイン。建物は比較的きれい。新宿西口からすぐのためアクセスはよい。
入学試験がないため誰でも入れる。学費は他社よりも抑えめ。
事前見学制度があるため授業の雰囲気をつかめる。テキストは本格的だがそれだけでは実践はキツイ。
TQEという実務検定試験を持つ(試験合格後はサンフレア母体の翻訳会社に登録できる)
出版コースもあるがマスメディア系には弱い。ここの生徒から講師になった者も多い。

ぱんだぱんだ

2chは古い情報が多いですね。


まさぽんまさぽん

それでもある意味、最も人間のリアルな本音が出ている場ではあるから、なんかの参考程度にはなるかと。全体的には数は少なかったけどね。

英語教材ソムリエのまさぽんがフェローアカデミーを個人的に評価してみた

ここからは、フェローアカデミーについて、
僕の個人的な評価をしていきます。

翻訳家を養成する学校ですが、
全ての受講生が必ずプロになれる訳ではなく
向き・不向きがあると思うので、
そういった特徴を述べていきますね。

向いている人

様々な口コミなどを参考にしたところ、
フェローアカデミーに向いている人は

以下の特徴を持っています!

TOEIC650点以上 or 英検2級以上(通信)
TOEIC750点以上(カレッジコース)
コツコツと地道な努力ができる人
 すぐに結果を求めず、長期的目線で物事を考えられる人
 英語自体が好きで、活字に抵抗がない人
 物事の良い側面を見ることができる人
 仕事に対して責任感がある人
 お金と時間に余裕がある人
 添削を受けた際に素直に講師の助言を受け入れられる人
 集中して前向きに努力できる人
 既に何らかの専門知識を持っている人(医療、金融、ITなど)
 他者依存的でなく、自立した学習ができる人
 不明点があれば自主的に調べて解決できる人

 

向いていない人

ちょっとだけ厳しいですが、
フェローアカデミーに不向きな人は

こんな感じの特徴があると思ってます。

英語の基礎力が不足している人(中学~高校英語の文法・単語など)
 翻訳業に甘い夢を見ている人(悠々自適な生活で年収2,000万円!などの謳い文句を真に受けている人)
 人付き合いを大切にしない人・個人主義が強過ぎる人
 講師や添削者への反発精神が強い人
 金銭や時間に余裕がない人(受講料を支払ったら破産寸前の人など)
 英語の勉強に喜びを感じない人
 課題を提出しなかったり、先延ばしにする癖が抜けていない人

実際、翻訳の勉強を始めてから
プロデビューを果たすまでには
「3年程度」の期間を見積もっておいた方が
得策だと個人的には思います。

もちろん経歴や能力によって変わりますが、
勉強してすぐに収入が得られたり、
いきなりフリーランスで大活躍できる、
という幻想はなるべく早めに捨てた方が
結果的にゴールまで近道ができるはずです。

僕の個人的な評価としては、
フェローアカデミーは通学・通信共に
非常に優れたスクールだとは思います。

が、その優れたシステムを
使いこなせるかは受講者次第になるため、
ただ講座に申し込めば確実に翻訳者になれる」
といった過度な期待は持たない方が良いです。

こういった大きなスクールは、
塾や予備校と同じで、講師との相性もあったり、
クラスメイトとの折り合いが悪かったりなど、
表には出ないブラックな情報もあり得ますしね。笑

途中で勉強面でのストレスが溜まったり、
人間関係が上手くいかないことも普通にある、
と事前に覚悟を持っておくことは必須でしょう。

まとめ

今回は、本格的な翻訳専門校
フェローアカデミーの詳細について
口コミや料金などを含め紹介しました。

初級者から上級者まで幅広く、
しっかり教えてくれるスクールなので、
本気でプロを目指す人には向いています。

いずれにせよ、こういった学校には
向上心の高い人が多く集まっているので
参加した時点で良質なモチベーションや
人との繋がりを得ることができますね。

英語を基礎から学ぶと頭が良くなる!

ちなみに僕も英語初心者さん向けに、
簡単な添削指導などをしていますが、
その場合は基礎の基礎から教えるので、
まだ英語力にほとんど自信のない方は
僕から教わってみる選択肢もアリです。

僕は普段、オンライン上で
中学生~80代まで幅広い年齢層の方に
英語を基礎からみっちりと教えています。

「英会話の伝道師」という名称で、
かれこれ6年くらい活動しています(笑)

そんな指導経験の中で強く感じたのは、
本当の意味で日本人が英語のレベルを上げるには、
「英文法」も非常に重要な役割を果たすということです。

なぜなら文法を基礎から学ぶことによって、
たとえどれほど英語が苦手な人であっても、

1から確実にレベルアップを果たすことができるからです。

文法に苦手意識を感じている方や、
「1から正しい英文を書けない……」という方は、
ぜひ僕のメルマガを購読してみると良いです。

一般的な誤解である「難しそう」を拭い去り、
誰でも確実に英語力をアップさせられる方法を、
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これからどうやって英語を勉強すればいいか
分からなくなってしまった人向けには、
ZoomやLINEでの個別相談も受け付けています(^-^)

既に多くの人と面談でお話をしていますが、
中には英語業界のエグイ裏話もいろいろ聞きますが、
毎回、真剣に僕は話を聞くように務めています。

なので、僕の生徒さんにも
真剣かつ常識ある姿勢で英語を学ぶことを
日頃から強く推奨しています。

ということで、これから英語を
真剣に身に付けてみたい方は、
ぜひ一緒に頑張りましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。