皆さん、こんにちは
お元気ですか?
クリスマスが終わりました。
アメリカは、クリスマスから元旦までがホリデーって感じです。
カリフォルニア州の妻の実家でクリスマスを過ごしました。
実家に帰ると、いつも子供たちをビーチに連れていきます。
私の住んでいるラスベガスは砂漠ですから、子供たちはいつも大喜びをします。
そして、その夜には日系アメリカ人の経営する農場へ行き、クリスマスのイルミネーションを見に行きました。
農場にいろいろな工夫が施されていて、綺麗なクリスマスの雰囲気を醸し出してくれます。
これもまた大喜びでした。
しかし、私の心の中には何故か心の中で「この農場の人達の歴史は様々な苦労を通過してきたのだろうなぁ」と回想する思いでした。
第二次大戦前にいた日本人は強制収容所に入れられたりしているからです。
何度か強制収容所に入っていた人や、入っていた親を持つ人々に会ったことがあります。
サンフランシスコに住んでいる人やカナダに住んでいる人にもあったことがありました。
そこの農場の名前は「田中ファーム」というのですが、ネットで調べてみました。
田中さんは1900年代に広島県からカリフォルニア州に移民してこられた方でした。
この農場を経営されている方は4世の方のようです。
先程の強制収容所の話の事も少しありましたが、この方は農場経営の為カリフォルニア州から移動し、ユタ州へ移り農場をやっていたそうです。
強制収容所を逃れることができるとは知りませんでした。
そして、最終的に現在のカリフォルニア州の南部のアーバイン市で農場を経営されているようです。
メジャーリーグの大谷選手の所属するエンジェルス球場から、30分くらい南へ向かったところに位置します。
それにしてもアメリカに移民して、何もないところから生活を築き上げるって本当に大変な事です。
駐在している会社員ではないですからね。
言語や文化、生活の問題なども多くあったでしょう。
私も同じ経験をさせてもらっていますから、気持ちが良く分かります。
ついでに強制収容所について調べてみました。
在米していた日本人の12万人が収容されていました。
当時、アメリカに移民された方がたが12万5千人ですからほとんど全員です。
1941年の12月7日、真珠湾攻撃のあと、ルーズベルト大統領が大統領令を出して強制的に約1200人の日系の有力者たちを収監し、それから多くの人々を強制収容していきました。
収監するための理由は何もありません。
ただ日本人の先祖がいるかだけでした。
祖国日本に対する愛国心が罪となりました。
そして、収監された人々の資産は全て没収されたようです。
長屋のような建物が並び、子供たちは教育を受けられたようですが、大人たちは一日5ドルで働いていたようです。
乾燥した土地で自給自足の生活をしなければいけなかったようです。
私のリサーチでは、7つの州の中に10の収容所があったそうです。
酷い話ですね。
一番最初の強制収容所がラスベガスから車で4時間くらいの所にあります。
そこには現在慰霊碑も建てられています。
いつかそこに行ってお祈りを捧げたいと思っています。
その様な事実を調べていくと、フッとバイデン次期大統領の言葉が頭をよぎりました。
2016年の大統領選でヒラリークリントン氏とトランプ大統領が争っているときに、前副大統領としてバイデン氏がヒラリー氏を応援していました。
その中で、トランプ氏に対して「日本国憲法はアメリカが創案したんだ。日本に核を持たせないために。トランプ氏はそんなことも知らないのか!」などと発言したことが話題になっていたことを思い出しました。
多分、バイデン氏は心の隅か潜在的に日本に対して思いが表現されているのではと思います。
そして、中国に対しても同じように潜在的に媚びるような姿勢を持っているのだろうと思います。
これらは民主党にある潜在意識です。
アメリカは一枚岩でないことを何度もお話しましたが、この様なアメリカ人たちも昔からいます。
でなければ、第二次世界大戦があのような結果にならなかったでしょう。
共産思想に近い、植民地思想です。
しかし、この潜在意識って誰の中にあるものですが、多くの人はその潜在意識の事に気付かないものです。
過去の経験などから様々な概念や基準、価値観などを持っていて、その形成された意識の枠(わく)から抜け出すことができません。
その潜在意識により、引き寄せの法則が発動され、その意識に相対する人々が集まっていきます。
友人や同僚、結婚、就職などさまざまなことがこの引き寄せの法則により生まれると言われています。
このバイデン氏が大統領になったら中国に融和的になるのは間違いないし、東アジアにも意識が行かなくなるのではと考えなくてはいけませんよね。
息子のハンター・バイデンを見れば良く分かります。
意識は雰囲気に醸し出されるので、自然と家族で相続されていきます。
恐ろしいですよね。
これからのアメリカはどの様になっていくのでしょうか?
軍事力が正しく使われなければ、本当に世界は赤化してしまいますよね。
中国に対する経済予想の記事を見ました。
アメリカの新聞でも中国の経済をよく知らないので、全部を鵜呑みすることができませんが頭の隅に入れておかなければいけません。
CEBR(The Center for Economics and Business Research)によると、2028年までに中国の経済がアメリカの経済を越えることが予想されています。
アメリカの経済成長は、2021年には緩やかに回復し1.9%成長率ですが、その後の2022年から2024年までは1.6%成長率だそうです。
また、中国は2021年から2025年までの経済成長率は5.7%で、その後は4.7%に下がっていくそうです。
日本は2030年には世界第三位の経済大国の座をインドに明け渡し、4位に転落してしまうようです。
これらはあくまでも良そうなので、この様になるかは分かりません。
ですが、これを理解しながら日本はどの様にあるべきかや、アメリカはどの良いようにあるべきかを探っていくことは間違いありません。
私はこの誰もが持っている潜在意識や、民族が持っている潜在意識から何を読み取るかはとても重要な事だと思います。
私はアメリカの潜在意識を少しは分かります。
多分、日本人の潜在意識は全部は分からないでしょう。
でも、よく言われる自虐思想や団塊の世代の方々が受けた教育などがかなり問題になっていることが分かります。
在米日本人として、「日本はダメだからねぇ。」、「日本なんか。」などの言葉を聞くと心の苦しさを覚えたものです。
私も独立して分かりましたが、以前の友人たちと「私は違うなぁ」と感じ始めたのはこの事が理由なのでしょう。
アメリカに住む友人にも、この様に思っている人がたくさんいました。
自立と潜在意識の発見って繋がっています。
何故、日本がアメリカ軍に国防を依存しているのか?
国防も経済も自立できないのか?
それはもちろん潜在意識が原因していますよね。
自虐思想です。
多くの人生の先輩方には感謝をしております。
今までお世話になって、日本で生まれ、成長し、教育を受け、いろいろな事を知ることができるようになりました。
そして、様々な出会いから刺激を受けています。
しかし、私たちって本当に潜在意識から変わらなければいけないのではと思います。
歳を取られていると、そこに気付くことさえもできなくなってしまいます。
私の先生は「人間の脳は65歳以降は成長しなくなる。」と言われています。
ですので、若い世代の方々頑張っていきましょうね。
先輩方に感謝と学び、そして意識の発展ですね。
毎日成長ですし、学びですから。