皆さん、こんにちは
お元気ですか?
ラスベガスは、とうとうコロナによる死者数が半年前に戻ってしまいました。
ちょっと今回のデルタ株は心配です。
しかし、これからも新種株がどんどんと発見されていくのでしょうから、心配しても仕方ありません。
どの様に免疫力をつけていくかが大きな鍵になっていきます。
ワクチンをしてれば、デルタ株に感染しても、重症にならないとは少し本当なのか疑います。
ラスベガスの半年前と言えば2月ですから、ワクチンが出回り、まだ緊急事態宣言が出されてあまり人がいなかった時期ですからね。
また、3度目のワクチン(ブースター)が打てるのは、基本的に2度目のワクチンから6か月後のようです。
人流を止めことはもう出来ないし、コロナと共存していかなければいけません。
~ラスベガスのイベントは目白押し~
皆さんLife is beautiful というイベントをご存知ですか?
毎年ラスベガスダウンタウンを大きなイベント会場にしてしまいます。
ミュージック、アート、飲食などなどが夜中まで楽しめます。
来月に開催されるのですが、チケットは完売して着々と進んでいます。
コロナと共存ですからもう止められませんが、あまり歓迎できる気持ちが湧いてきません。
アメリカですからね。
参加した方々の自己責任になるのでしょうね。
最近のアフガニスタン情勢や身近に起こってくる出来事があまり良い事がなく、陰気な気持ちになりがちなのですがちょっと微笑ましい記事を読みました。
アメリカは、資産約9兆円の武器をタリバンにタダでプレゼントして、アメリカ軍を引き上げています。
やったらやりっぱなしで、あとかたずけは何もしないですよね。
よく母親に子供のころ怒られました。
「あんたはやったらやりっぱなしだ!!」
中学校の先生にも掃除をしないのでよく怒鳴られました。
私の子供のころのようです。
~心がほっこりする光景~
96歳のお爺さんがベースボールの試合を開始する際に国歌斉唱を参加者の前に披露したことでした。
その時のビデオもあり、お爺さんの歌声は立派で心がこもっていて最高でした。
彼は第二次世界大戦に参戦した退役軍人です。
イギリスで参戦した方なので、日本とは戦わなかったでしょう。
ウォーカーという足の弱った方の使う歩行車を使っていますが、堂々としています。
私のアメリカが好きなところは、愛国心を表現しても全然問題がないことです。
また、愛国者が男らしいようなイメージがあります。
日本だとオリンピックやスポーツの国際大会くらいですよね。
私がアメリカで約30年過ごし、この違いがものすごくうらやましく感じます。
また、アメリカに住んでいる多くの日本人は移民の立場なので愛国心を失い、アメリカナイズしていくのが寂しく感じることもあります。
私たちの国家的なトラウマはまだ第二次世界大戦にあります。
敗戦国として、国家としての本当の失敗と成功、動機や戦争に至った経路などを分析し、それを自覚していないし、最悪なのは次世代の子供たちにしっかりと教育されていないから国民国家として成り立っていません。
本来ならば素晴らしい国家であるはずなのですが、年を取った老人が怯えて若い人々に何も言えなくなったような状態です。
親が子供に気を使い、本当のことを言えないような状態です。
なんとも情けなさを感じます。
まして、私よりも年上の人々がそのような姿であるときは本当に情けなくなります。
私は少し異常なのかといろいろ勉強したり、悩んだりしてみました。
私の先祖は学者や先生が多く、第二次大戦の時も体が弱く参戦できなかったようです。
ですので、勉学で勝負したようでした。
この記事を読んだ後、いろいろ考えました。
~日本とアメリカの建国の理念の差~
すると、少しインスピレーションを受けました。
「建国の理念が違うのだ!!」とのことでした。
実際、アメリカやフランスは王権政治に対して、民衆が独立を勝ち取った歴史上初めての民主主義国家です。
正確に言えば、西洋型民主主義国家です。
ジョン・ロックという有名なイギリスの政治思想学者が、アメリカ独立宣言に大きな影響を及ぼしました。
統治二論などが彼の有名な著者ですが、その思想の一つに「抵抗権」があります。
彼が合衆国憲法修正第二条に表現されているように、銃の保持の権利です。
彼らの歴史は自由を自らが勝ち取った歴史なので、それに対しての執着はものすごいです。
そして勝ち取ったその国を自らの国として愛する思いは、ものすごく強いです。
この点は日本と全く違います。
私は、この点についてはあまり気付きませんでした。
半分アメリカ人の子供たちを育てる環境を与えられたので、この点について考えるようになったのかもしれません。
日本は、本当にあらゆるところから守られた環境です。
地政学上でも島国という環境から、敵国にも守られ、歴史的にも天皇陛下の権威により海外から守られ、経済的にも守られたからこそ、日本には世界の人々が知る文化や伝統がたくさんあります。
韓国や中国はそんなありません。
中国は、モンゴル人の伝統や漢族の伝統、満州人の伝統などすべてがぐっちゃぐちゃです。
文化とは長い平和の歴史が続かない限り、作り上げることはできません。
でもその反面、日本人は守られすぎてしまったのか海外に対してナイーブになってしまいました。
愛国心を誇ることができません。
そして、現在では学校や公共の場では愛国心を教育してくれる環境はありません。
むしろ、逆のことを教えます。
実はアメリカも同じです。
愛国心って、自己愛を超えたさらに大きな利他的な愛なので人格に影響していきます。
子供たちのことを考えれば、愛国心は持ってもらいたいと思います。
ですから、親が愛国心を持たなければいけませんよね。
国を愛し、国を誇り、また寛容であり、謙虚でなければいけませんよね。
本当に親の仕事ってたくさんあります。
私は年を取って、家庭を持ちましたが、天がこれらの智慧を子供たちに相続させたいがために私に様々な経験をさせてきたのではと思ったりもします。
人生は本当に塞翁が馬ですよね。
目の前のことばかり見ていると心が苦しくなります。
ですから、遠くを見つめて、時を待つことも重要なのかもしれません。
毎日が勉強です。