叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

京都へ


いろいろと検討して、京都へゆくことにした。

たっぷり眠ったこともあるが、昨日の疲労は殆ど残っていないので、この分なら3日程度歩き続けても問題無いだろう。

京都は何度も訪れているけれど、歩いてゆくのは初めてである。

中国料理人の友人にも、歩いてゆく旨の連絡を入れてしまったから、もう後戻りは出来ない。

歩くことについてとても面白がってくれて、やれ菅笠を買えだの行李を買えだのと大いに盛り上がったし、四国遍路を野宿しながらやった猛者だから、色々とアドバイスもいただいた。

やはり私の話を受け止めて、その上で面白がってくれる人と話をするのは愉快だし、そのような存在は本当に得難いと思う。

さて、そうと決まれば諸々の準備をしなければならず、早速1日目の宿の手配と、実家からラッシュガードを送ってもらうようお願いした。

雨が降ることを考えて、レインポンチョも新調した。

あとは晴れ過ぎぬこと、降り過ぎぬことを祈って、その日を待つだけである。