叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

突撃


心地良い秋風が、私を誘い出してくれた。

どうも最近は迷い過ぎる、利口になり過ぎる。

夜勤明けで飛び出しては疲れてしまうではないか、ぢっとしておれば金は減らぬでは無いか、コロナに罹ることもないではないか。

確かに、近所をジョギングしておればヒマはツブれる、読書をしておればヒマはツブれる、写真だって撮れぬことはない。

然しだ、平凡な、代わり映えのしない休日だって、決して悪いことはないけれど、それだけで良いはずもない。

わざわざ遠出をするような理由は見つからないけれど、海が見たいとか、イタリアンが食べたいとか、そんな単純なことでよろしい筈だ。

前置きが長くなったけれど、江ノ島に来た。

今日と明日は間違いなく晴れるということだったから。