面接って時が止まったぐらい長い気がしませんか?
募集要項で面接回数は3回と書かれてても、1回につき何分と書いてあるものは見たことがありません。
また、激しい書類選考を通過した転職者の皆さんは、極度の緊張状態にあるので長く感じて当然です。
転職者の皆さんから平均的な面接時間を聞かれることがあるのですが、企業によって違うので一概に〇〇分と言えないのです。
一般論から言って、1次面接よりも2次面接、2次面接よりも3次面接の方が時間が長く、より詳しくあなたの経歴を根掘り葉掘り聞かれるハメになります。
大まかな面接時間が分からないと対策も立てようがない…とおっやるでしょう。
ただ、どちらかと言えば1次面接では、あなたのことをザックリ聞きますから30分あれば十分と考えています。
ですから、10分程度で終わってしまう面接の場合、面接官はあなたのことに興味を持っていない可能性、つまり「興味がないからさぁ帰ってくれ」って状態なのか、あるいはブラック企業特有の面談の可能性の2つが考えられます。
それに対して、3次面接、つまり最終面接辺りになれば1時間近く極度の緊張状態を味わわなければなりませんから、地獄ですよね?
10分で終わりそうだから、下手に面接の時間を長引かせようとする行為は、絶対に辞めておくべきでしょうね。
私たちにも次の予定、仕事があります。
50代の中には、100通200通と書類を送ってもダメだった、ここで何とか採用されてしまいたいと、お涙ちょうだい状態になる人が少なからずいらっしゃいますが、それも…全く意味がないどころか逆効果です。
中には、辛く長かった転職活動の愚痴、「自分みたいに優秀な50代を企業は何故採用しないのか?」と他の企業批判を始めてしまう人もいらっしゃいます。
どちらにしろ、面接の進行や流れを妨害した、つまり転職者自身が主導する面接の場は成り立ちませんし、そういう転職者はうちだったら200%お断りします。
転職は自分本位では絶対にうまくいきません。
気を付けてくださいね。