えとせとら本棚

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【王様のブランチ・BOOK】菰野江名さんインタビュー<つぎはぐ、さんかく>(2023年2月4日 )

 

王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。

2023年2月4日はこちら!!

■菰野江名『つぎはぐ、さんかく』

■内容

■著者について

こもの・えな/1993年生まれ、三重県出身。東京都在住。裁判所書記官。『つぎはぐ△』(受賞時)で第11回ポプラ社小説新人賞を受賞。作家デビュー。育児休暇中の現在は、1歳の娘の子育てに奮闘するかたわら次回作を執筆している。(BOOKウォッチHPより)

 

 

■インタビュー

―――小説を書こうと思ったけっかけは?

 

菰野さん:

もともと本が好きで、書いてみたいなって気持ちはどこかにあったような気がする。小説家になりたいと思ったこともなかったので、具体的に始められずにいた。家族や友人が、ちょっとした手紙や文章をほめてくれることを真に受けてしまって、書こうかなぁって。

 

―――複雑な関係があるからこそ3人が支え合っているっていうのをすごく感じた。

 

菰野さん:

3人組って言う関係性が好きで、お笑い芸人さんとかも3人組が好きなんですけど、美しい3人の家族愛みたいなものもいいなと思った。それって時々窮屈なこともあるじゃないですか。そういたところもチクチクと3人が感じている瞬間が書けてるといいなと思っています。

 

―――一歩出たいけれども出られないもどかしを感じました。でもそれが逆に勇気に変わる瞬間が感動した。

 

菰野さん:

家族だったり、兄弟だったり、社会だったりのためだけじゃなくて、もっと自分のことを見つめ直して生きていくといいなっていうメッセージが込められたかなぁと思います。

 

つぎはぐ、さんかく

つぎはぐ、さんかく

 

*家族とは?一緒に生きていく意味とは、新しい家族の形が優しく胸に響く物語です。

 

■ランキングで話題になった本

片岡義男さんのエッセイ。珈琲が登場する映画や珈琲を飲みながら考えたことなど、珈琲にまつわる52編。

僕は珈琲

人気シリーズ第4弾!

■ひとこと

  

 菰野さん、とても物静かな方でした。職業は裁判所書記官だそう。なので、小説家になろうとは思ってなかったんですね。最近全く異なる業種の方が、小説家デビューすることが多い気がします。才能はどこに潜んでいるか分からないものですね。菰野さんの作品は未読ですが、小川糸さんの小説を彷彿させられるものを感じましたが...どうでしょう。それでは、また来週!

 

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