Alternative Garage Rock'n'Roll Band RedColoredGunのブログ

Red Colored Gun Vo.G 三吉 秀典 Ba. 中島 大介 Dr. 直江 卓哉 によるAlternative Garage Rock'n'Roll Band 2001年6月大学内音楽サークルにて結成。 学内スタジオでのセッション期間を経て、活動の場をライブハウスへと移行。 三軒茶屋Heaven's Door,渋谷Chelsea Hotel,六本木Club Edge, 新宿Loft,松本Mole Hall,赤坂天竺,下北沢Shelterなどでライブを行う。

バンドのプロモーション

 

 

卒業して数年が経ち
活動再開の目途が立った僕らの次の目標は
都内の名の通ったライブハウスへの本格的な進出だった

 

 

当初僕らは名の知られたライブハウスに
それも土日祝日などにこだわって出演することは
出演を希望するバンド同士での競争率が当然高くなるであろうことから
そう簡単ではないだろうと考えていた

 


だが意外にもそれほどの問題もなく審査は通り
三軒茶屋Heaven’s door、新宿Loft下北沢Shelter、六本木Club edge、渋谷Chelsea hotel
などのライブハウスに次々と出演していった

 

 

当時の僕らは都内の週末のクラブが
毎週のように満員の客で賑わっているのと同様に
ライブハウスにも注目のインディーズバンドをいち早くチェックしようと
考えている音楽ファンが集まり連日のように大いに賑わっているだろうと考えていた

 


そのため今はバンドの知名度が低くても

都内の有名なライブハウスで良いライブを重ねていけば
自然と僕ら自身のお客さんも増えていくだろうと考えていた

 

 

だが
都内のライブハウスで数本のライブに出演していく中で
確かに客席が超満員となる日もあったが
日によっては明らかにお客さんの数が少ない日もあった

 

 

これは連日クラブのような賑わいを想定していた僕らにとっては予想外の事だった

 


僕らはライブハウスは出演の審査こそ厳しいものの
そこを通りさえすれば
バンドの成功は約束されたも同然だと考えていたのだ

 

 

またライブを行うにあたってバンド自身が保証するチケットノルマ(ライブハウスがバンドに集客保証をかけて、達成できなければバンドがその差額をライブハウスに支払う仕組み 三軒茶屋Heaven's doorはこのノルマ制度を強く批判し、実際にノルマ制度をとっていない)の存在も
バンドがライブ活動を続けるにあたって予想以上に大きな壁となっていった

 

 

 

ライブ出演を繰り返しながらもバンドの知名度が思う様に上がっていかず
ジレンマを抱え苦しみながら活動を続けていた僕らに大きなヒントを与えたのは

僕らRed Colored Gunのベーシストの中島大介だった

 

 

2018年夏のライブ出演に際して
彼は自ら立ち上げたSNSを通じて知り合った友人を
お客さんとしてライブに連れてきたのだ

 

 

それまでの僕らはライブ開催の日取りが決まると友人や知人に直接声をかけて
ライブに誘っていた

 

 

だがこれから先の活動を見据えれば

この方法でこれ以上活動をしていくのはさすがに無理が生じていた

そしてそのことからライブの本数も最小限に抑えざるを得なかった

 

 

メンバーの全員が活動を継続するにあたって何らかの形でバンドの知名度を上げていかざるを得ないという意識は共有していたもののそれに対する答えが出せず

有耶無耶にしたまま活動を続けてしまっていたのだ

 

 

だがSNSを通じたバンドプロモーションには大きな可能性があると感じ
バンドは2018年にインスタグラムを
2019年にブログをそれぞれ立ち上げることとなった

 

 

これらはバンドとして事実上初めてのプロモーション活動となり
結果としてバンドの予想をはるかに上回る反響をいただくことができた

 

もともと作成していたバンドのホームページに加え
バンドの動きを即座に発信できるインスタグラムと
ステージでは語ることのできないバンドの音楽観や歩みを綴り

バンドをさらに深く知っていただくためのブログはお互いを補い合う関係となっていて

今ではRed Colored Gunの活動に
欠かすことのできない大切なツールとなっている

 

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